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登山歴は20年余り。スタイルは基本ボッチ登山です。 無雪期は、低山ハイクからテント泊縦走まで、雪山は日帰りハイクとテレマークでのBCスキーを楽しんでます。
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2024年04月30日

失敗しない富士登山【基礎知識編】

みなさん、山渡ってますか?

『富士山登山/富士登山』
ときいて何を思い浮かべますか。
登山を始めると、まず一度は話に出てきますね。
また、それを目標にして登山を始める方もかなり多いはず。
そこで、富士登山についていろいろとお話しようと思います。

今回は、富士山登山についての基礎知識について解説します。
DSC_1122.JPG

もくじ
?@富士山はどんな山?
?A富士山の登山道
?B富士山の登山適期
?C富士山の登山スケジュール(所要時間)
?Dまとめ

?@富士山はどんな山?

標高3,776m、日本最高峰の山である富士山は、日本を代表する独立峰でもあります。
富士山は、2,300万年前〜500万年前に海底火山が噴火して以降、4回の大噴火を繰り返し、今日の形ができあがった成層火山です。

美しい円錐形を描いている富士山は、南側の山麓は、駿河湾にまで及び、海面から山頂まで傾斜面が連続する成層火山としては、世界有数の高さを誇ります。そして、裾野まで末広がりに伸びている姿は、美しさも日本一の山です。

また、2013年に世界文化遺産に登録されたのは、ご存じの方も多いはず。
ちなみに、富士山の山頂には郵便局があってハガキを出すことができます。 この郵便局は浅間大社・奥宮の社務所内にあり、住所は、
〒418-0011 静岡県富士宮市粟倉地先
富士山山頂は静岡県ということになります。

?A富士山の登山道

富士山の登山道は、一般的に4つあります。
吉田ルート、須走ルート、富士宮ルート、御殿場ルート
です。
1.吉田ルート

吉田ルートは、富士スバルライン五合目を出発し、六合目で吉田口登山道と合流します。山梨県側の富士山の北側から山頂を目指すルートです。
特徴としては、
・登山道と下山道が別になっている
・登りの登山道に山小屋が多い。逆に下山道には山小屋がほとんどない
・東京方面からアクセスしやすく富士山に登る登山客の半数以上が利用するので、トップシーズンは激混み!

2.須走ルート

須走ルートは、須走口五合目を出発し、静岡県側(小山町内)の富士山東側から山頂を目指すルートです。
特徴としては、
・標高の高い位置まで樹林帯が広がっており、登山中の日差しから守られる
・樹林帯を抜けると、どこからでもご来光や影富士が見られる
・火山砂利の下山道を一直線に下る「砂走り」がある
・本八合目で吉田ルートと合流するまでは、比較的登山客は少ない
・樹林帯では見通しが効かないため、夜間や濃霧時は道に迷わないように注意する必要があり、全くの初心者だけの登山はすすめられない

3.御殿場ルート

御殿場ルートは、御殿場口新五合目を出発し、静岡県側(御殿場市)の富士山南東側から山頂を目指すルートです。
特徴としては、
・4ルート中、最も登山者が少ないため、静かな登山が楽しめる
・出発点の標高が低く、距離が長いため健脚向き
・火山砂利を下る大砂走りの下山がダイナミック
・他ルートに比べて山小屋が少ないので、状況判断のできる登山経験者向き(トイレや休憩場所が少なく、緊急時に対応できる施設がない)

4.富士宮ルート

富士宮ルートは、富士宮口五合目を出発し、静岡県側(富士宮市内)の富士山南側から山頂を目指すルートです。
特徴としては、
・4つの登山ルートのうち、最も標高の高い位置から出発するため、山頂までの距離が短い
・距離が短い分、コースタイムも短く設定できるため、健脚な方なら日中の日帰りも可能。
・吉田ルートに次ぐ人気ルート
・全体的に傾斜が急で、やや岩場が多い
・登山道と下山道が同じで、ルートを間違えにくい反面、混雑時は譲り合って登山することが必要

?B富士山の登山適期

山梨県側の吉田ルートは、毎年7月1日が開山日となっています。
閉山は9月中旬です。これ以降は6合目以上の山小屋の営業が終了となりますので、登山リスクが高くなります。
静岡県側の3ルートは、7月10日前後が開山日となります。閉山は山梨県側と同じです。

※2024年から入山規制が始まります※

◆吉田ルート
通行料:2000円
協力金:1000円(任意)
・時間規制:午後4時〜翌日午前3時の時間帯に登下山道は閉鎖
・入山者数規制:登山者が一日当たり4,000人を超える場合も登下山道は閉鎖
◆須走、御殿場、富士宮ルート
協力金:1000円(任意)
・午後4時以降、現地で山小屋宿泊予約の確認を実施
・静岡県側の3ルートから登山を計画されている方は、登山前のWebシステムへの登録(DXを活用した入山管理に向けた社会実験)

◎実はご利益の高い年があります!
富士登山自体が、ご利益のある登山なのですが、富士山は紀元前301年の庚申(かのえさる)の年に姿を現したとされ、富士山の誕生年とする伝説があり、60年に一度の庚申の年を 「御縁年」 と呼び、最もご利益が授かれる年とされています。

直近の御縁年は西暦2040年ですが、その他の申年も「小縁年」といい、この年の登山もほかの年よりもご利益が高いとされています。

?C富士山の登山スケジュール(所要時間)

※個人差や天候、混雑状況によって左右されます。あくまでも参考値としてとらえてください。
1.ご来光登山

7から8合目あたりの山小屋で一泊して、山頂でご来光を拝観する登山
一番人気の吉田ルートのスケジュールは、
12:00~13:00 5合目登山口スタート
15:00~16:00 山小屋到着
17:00~18:00 夕食
21:00 消灯
25:00(早朝1:00) 起床
26:00(早朝2:00) 登山再開
28:00(早朝4:00) 山頂到着
28:30(早朝4:30) ご来光
29:00(早朝5:00) 日本最高点とお鉢巡りへ
30:00(早朝6:00)日本最高点到着
31:00(朝7:00) 下山開始
34:00(午前10:00) 5合目登山口着

2.日中弾丸登山(日帰り登山)

富士宮ルートなら最短距離のため可能です。
8:00 5合目登山口スタート
12:00 浅間神社着
13:00 日本最高点着
14:00 下山開始
17:00 5合目登山口着

3.夜間弾丸登山(日帰りご来光登山)

以前は、推奨されないものの夜間でピストンする登山者はいました
2024年からは厳しく制限されるでしょう。

仮眠後
21:00 5合目登山口
26:00 浅間神社着
28:30(早朝4:30) ご来光
29:00(早朝5:00) 日本最高点とお鉢巡りへ
30:00(早朝6:00)日本最高点到着
31:00(朝7:00) 下山開始
34:00(午前10:00) 5合目登山口着

?Dまとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は富士登山の基礎的な内容でした。
別記事では、必要装備や快適に楽しむ方法などを解説しています。
そちらも参考にしてみてください。
posted by yamwataritabi at 15:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山

2024年04月26日

あったらいいな♪ 登山のちょい足しアイテム7選

無くてもいいけど、あったらめっちゃイイ!っていうアイテムをご紹介します。

これで、アナタの登山をレベルアップする「ちょい足しアイテム」はいかがですか?

もくじ
?@折り畳み座布団 休憩時どこ座る?
?Aウェットティシュ ポケットティシュより丈夫で使い勝手がいい
?Bマルチナイフ ちっちゃいはさみが神
?Cミニ折りたたみ傘 ちょっとした移動時、雨中にザックを開ける時、微妙な雨降りの時
?Dレジ袋(大き目) ゴミ袋、レインパンツ履くとき、レインウェアをしまう時
?E結束バンド 緊急修理に活躍
?F浄水器 水場の水の衛生管理
?Fまとめ
mochimono.jpg

?@折り畳み座布団

一部の低山や有名どころの高山の登山道には休憩箇所があり、ベンチが設置されています。
しかしながらそれほど多くなく、座って休みたい時に座るところが無いのは、登山あるあるです。

そんな時にあると便利な折り畳み座布団です。インフレータブルの座布団もありますが、
これは収納性に優れていますが空気を注入しないと使えません。

そこで、 サッと出せる折り畳み座布団が神アイテムとなります。
地面や岩に直に座るのとでは天地との差があります。



?Aウェットティッシュ

通常のポケットティッシュでも構いませんが、汚れを取る際にウェットティッシュの方がはるかに優秀です。
特に食事の際、山小屋以外ではなかなか水場が無く、手の汚れを拭き取ったり、山メシ調理後の食器やコッヘルの汚れを拭き取ったりと、ドライなティッシュペーパーではやりにくい汚れとりが簡単にできます。

?Bマルチツールナイフ

ビクトリノックスなどのマルチツールは、持っているだけでもアウトドアモチベーションが上がります。
しかし、いわゆるキャンプではなく登山というシーンでは、ナイフはそんなに出番がありません。
そのため、長い刃のナイフは特に初級者には必要ないでしょう。

逆にちょっとしたものを切りたい(袋が開かない、紐の余剰をカットしたい。。)シーンはあります。
その為、 ハサミが神アイテムとなります。

オススメとしては、小さくで邪魔にならない「ビクトリノックス クラッシックSD」です。
7つの機能ですがこれで十分といえます。
ただし、小さすぎてなくさないように注意してください。


?Cミニ折りたたみ傘

登山ではレインウェアを着るから、傘は使わないでしょう。と思うかもしれませんが、
実は雨中でザックを開けなくてはいけない時に「傘があれば・・・」と思うはずです。

また、登山口までのアクセスや帰路での突然の雨の場合は、レインウェアを引っ張り出すよりは傘の方が
断然便利です。




?Dレジ袋(大き目)

レジ袋は2〜3枚は用意したいです。
使い方は、大きく4つです。

ゴミ袋…これは当たり前ですよね。
レインパンツを履く時…レインパンツを履く時、登山靴は脱ぎません。そのまま履きます。そこで靴をレジ袋で覆ってレインパンツを履くと内側が濡れたり、汚れたりしません。
レインウェアをしまう時…レインウェアには収納袋がありますが、濡れた状態であの小さい袋にしまうのは結構難儀です。リュック内を濡らさないようにレジ袋2重にしてしっかりと縛って収納します。
明かりを広げる時…夜テント内で過ごす際ランタンを用意しますが、ヘッドランプとレジ袋でランタンの代用ができます。ヘッドランプをレジ袋で覆って点灯すると光が袋に当たって拡散されます。装備を軽量化する一つの技です。

?E結束バンド

電源コードをまとめるベルト状のアイテムです。
実はこれは緊急時に役に立ちます。一番はシューズのソール剥がれの修理です。
一般的に紹介されているのは、?@細引きテープで縛る?A針金で縛る?B粘着テープで止めるとありますが、
針金以外は歩行中に切れたり、緩んだりします。
そこで結束バンドの出番です。細引きより切れにくく、針金より固定しやすいのでおススメです。
150?oを10本くらい携帯するといいでしょう。

?F浄水器

登山で大切な「水」。登山前にたっぷり汲んで携行するほか、山小屋の水や湧水を使うこともありますが、気になるのが衛生面。お腹を壊したりしないか心配になりますよね。一度バーナー等で煮沸すれば回避できますが、毎回準備するのは非効率です。そこで、浄水器の出番です。

防災用品としても間違いなく重宝しますので、この際用意してみてはいかがでしょうか?





?Gまとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

登山をしているとき、ちょっとした不満や不具合を「山だし、やむなし」とそのままにしていることはありませんか? もちろん少し我慢すれば済むことかもしれませんが、快適になるならそれに越したことありません。
登るたびに不便に気づいたら小物をアップデートしてみましょう。そしてぜひ登山仲間に教えてあげてほしいと思います。

posted by yamwataritabi at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山

2024年04月15日

【汗っかきさん必見!!】おススメ登山用アンダーウェア5選

みなさん、山 渡ってますか?

アンダーウェアは登山における大事なアイテムの一つです。
アンダーウェアによって遭難時には生死を分ける場合もあります。

でも、ご意見として
「基本的に汗をかかないペースで歩けば、特段、専用のアンダーウェアは必要ない」
というものがあります。

正論です!

が、登山はある意味スポーツと同様にある程度負荷がかかります。
どんなペースでも上り坂では汗かきの私は汗を止めることはほぼ不可能です。

個人差があり、またコースによる負荷もそれぞれですので、今回は「汗っかきさん」に向けて
解説します。

もくじ
?@登山用アンダーウェアの選び方
1.素材
2.デザイン
?Aおススメアンダーウェア3選
1.ミレー ドライナミックメッシュ
2.ファイントラック ドライレイヤー
3.スマートウール クラッシックオールシーズンメリノウールベースレイヤー
4.モンベル ジオラインL.W.
5.Patagonia キャプリーン

?Bまとめ

?@登山用アンダーの選び方

1.素材・機能
まず原則としてコットン素材100%のウェアは、アンダーでもアウターでも極力避けることをお勧めします。

理由としては、
・硬い、重い、運動性が低い:コットン100%素材の生地は、丈夫ですがその分重さと硬さがあります。
             そして、伸縮性に乏しいため、縫製によっては動きにくさがあります。
             これは、登山中の歩きにくさや疲労などのストレスとなります。
             デニムやコットンパンツを想像していただければ、ご理解は早いと思います。

・乾きにくい:吸水性に優れていますが、保水性が高いため乾きにくい。
       汗を吸ってくれるので、その時は具合は良いのですが、その後は長い時間乾かないため、
       べたつき感が不快になります。

・冷たい:コットンは保温性が低いため、濡れてしまうと外気温のまま冷えてしまいます。
     運動時体温が向上している状態では快適ですが、平熱状態に落ち着くとそこからと体温を奪ってい    
     くため相当冷えます。

以上により、近年の登山用アンダーウェアの素材は、吸汗速乾機能と保温性、ドライタッチが求められています。
そのため最も多く使われている素材は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維です。
更に、その糸自体に加工を施してさらに機能向上を各メーカーは競っています。

次によく使われている素材はウールです。
ウール(羊毛)と聞くと冬用じゃないか、と思われる方も多いと思いますが、
アンダーウェアの素材としては万能ではないかと思うくらい高機能な素材です。

ウールは、吸湿性はあるものの保水性は無いため、汗を吸ってもべたつきがありません。
そして、ウール本来の保温性が発揮されるので、汗冷えが起こりにくく、冷えによる疲労は抑えられます。
また、バクテリアの繁殖を抑える効果があり、何日も着用しても臭くなりずらい。
デメリットとしては、高価格というところでしょうか。

2.デザイン
基本デザインとして、ノースリーブ、ショートスリーブ(半袖)、ロングスリーブ(長袖)の3パターンです。
袖が長い方が、保温性やプロテクト能力は上がりますが、汗かきさんには
夏山…ノースリーブ
春・秋山…ショートスリーブ
冬山…ロングスリーブ
が、体温調節する上でおすすめです。
個人差もありますので、まずはショートスリーブを使用してみてください。

?Aオススメアンダー5選

1.MILLET ドライナミックメッシュ

フランスの老舗アウトドアブランドのMILLETから発売されている「ドライナミックメッシュ」。
これが新発売されてから、登山に行くなら、今はほぼこれ一択となっています。

見た目は全身網タイツ的な見栄えですが、この 厚みのあるメッシュが、
肌とウェア(Tシャツなど)の布地との間にあるため、
汗で濡れた布地の接着面がほぼなくなり、直にべったりと張り付かなくなります。
よって、汗濡れによる肌表面からの気化熱が発生しにくくなり、体温を奪われにくくなります。

また、メッシュ生地との重ね着のため、必要以上の衣服内の熱はこもりにくく、
通気性抜群なのでクールダウンしながら、汗冷え感はありません。

大汗をかいたとしても、胸から腹にかけて布地が張り付かないので、あの嫌なべたつきと冷えは全くと言っていい程感じません。
またショルダーベルト下や背中は、ザックのパッドがあるため外気に触れにくいので乾きは遅いですが、
ザックを下ろした後の背中のゾクゾクもほぼありません。

マイナス面は見た目ぐらいしか見当たりません。

先日の登山で休憩時にちょっとご一緒したオジサンが「あの忍者下着は調子いいゾ」と言っていたので、
これですか?とシャツをめくって見せたら、「アンタも着ていたんでね」となり、なんだか同志感がありました。

マイナス面は着用したときの見た目ぐらいしか見当たりません。
今の私のイチオシです!

メンズはこちら↓





レディスはこちら↓









2.ファイントラック ドライレイヤー

国内登山ブランドファイントラックのドライレイヤーは、Milletのドライナミックメッシュが登場するまで愛用していました。
今は、出番は減りましたが日帰りハイキングなどで出動しています。

このアンダーウェアも登場した当時はかなり画期的な機能でした。
柔らかな 極薄メッシュ生地 強力な撥水性を持たせ、
メッシュから通した汗は撥水によって後戻りせず、
上に着ているウェア生地に吸わせて肌から遠ざけます。
これによって、汗濡れした生地の張り付きがなくなり、肌表面はドライを保つことができます。

このアンダーウェアも極薄なので、重ね着しても熱はこもらないし、冷えもない。
ただ個人的な感想では、みぞおち当たりに汗が溜まるので、若干冷えは感じることがあります。
そのため、夏山の超滝汗が出るようなコースの場合は、予備として携帯しています。

メンズはこちら↓


レディスはこちら↓



3.スマートウール クラッシックオールシーズンメリノウールベースレイヤー

ウール素材というと冬用というイメージがあるかもしれませんが、それは生地の厚さで決まります。
wool100%でも極薄なら夏山でも活躍します。

ウールアンダーを検討したのは、北アルプスのテント縦走時の服装を考えたときでした。
8月下旬でしたが、その前に妙高山にテント泊した際、テント設営後に急激な汗冷えを覚え、(※当時はアンダーウェア着てませんでした)体が温まるまでレインジャケットを着ていました。
この失敗を元に山雑誌などで研究しウールアンダーに行き着きました。

いくつかウールアンダーを着用してみましたが、メリノウール100%ではありませんが、これが150gの薄手で軽量、一番べたつかず、チクチクもなく肌触りがいい。
現在も、秋冬のベースレイヤーとしてはもちろん、夏山縦走時には滞在用ウェアとして使用しています。




4.モンベル ジオラインL.W.

めちゃくちゃ軽量で着心地抜群。速乾性も高く快適です。ポリエステル100%で独自の親水加工で吸汗力がすごい。重ね着しても厚さが無いので予想以上に暑くなりません。
私のファースト専用アンダーウェアです。当初は1軍バリバリでしたが、滝汗をかくとやはり予備にもう一枚ないと汗冷え対策が出来ませんでした。

汗っかきでない方には、これ一枚で十分快適だと思います。

5.Patagonia キャプリーン


キャプリーンはポリエステル製アンダーウェアの先駆け的な存在で長年愛用している方も多いです。

私は当初からアンダーウェアというよりはベースレイヤーとして半袖Tシャツを愛用していました。
速乾性は抜群で、汗濡れしても夏山登山なら汗が引くのと同時に乾いていきます。

キャプリーンは、ベースレイヤーとしていくつか種類があり、今回のオススメとしては、
キャプリーン・クール・トレイルシャツ
キャプリーン・クール・ライトウェイトシャツ
の2種類です。

アンダーとしては74gという超軽量のライトウェイトシャツ、汎用性を求めるならサラッとした幅触りのトレイルシャツがオススメです。

ただし、瞬間的な滝汗になるとどうしてもべたつきが気になるので、
現在の私の一軍はミレーのドライナミックメッシュとキャプリーンクールの重ね着です。
この組み合わせは最高です!
軽量、吸汗速乾、べたつき無し
の三冠王です!






?Bまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。

登山専用アンダーウェアはちょっと敷居が高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際、使ってみるともう手放せません。
場合によっては日常でも使ったりします。

発汗量は個人差がありますので、あまり汗をかかない方は参考程度にとどめておいてもかまいません。
でも、汗っかきを自認している方には、キャプリーンとドライナミックメッシュの重ね着最高です。
大事なので2回言いました。

では、ご安全に

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posted by yamwataritabi at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山

2024年04月07日

【登山初心者必見!】登山でアンダーウエアは必要?

みなさん、山渡ってますか?

登山を始めてからしばらくして行き着く疑問の一つが
アンダーウェアって必要?
ですね。
登山関連の書籍やサイトを見ると、登山の服装選びに出てきます。
今回は、自分の体験を含め、登山におけるアンダーウェアの必要性の解説をします。

もくじ
?@登山時にアンダーウェア着てますか?
?A登山時にアンダーウェアを着るメリット・デメリット
?B登山用のアンダーウェアを選ぶポイント
1.NG素材は
2.おススメ素材は
?Cまとめ

?@登山時にアンダーウェアを着てますか?
おそらく、初心者の6割以上は来ていないと思います。←個人の感想です
夏はTシャツ一枚だけで、寒かったらスェットかジャケットを着る…みたいな
春や秋の肌寒い時期は、Tシャツにトレーナー的なものを上に着て、寒ければジャケットを着る…みたいな
実は、初心者の頃の私です。
仕事の時はワイシャツが汗で張り付くのが嫌で綿のTシャツを下着代わりに来ていますが、
休日の時、長Tやポロシャツの下には下着は着ません。プリントTシャツは直に着るタイプです。
そのため、登山を始めたころもアンダーウェアは用意しませんでした。

はじめのハイキング的な運動負荷が軽いコースでは、タオルで汗を拭う程度で良かったのですが、
次第にコースタイムが長くなるにつれて運動負荷が高まり、気温によっては発汗が止まらくなりました。

体質的に汗かきなので、場合によっては滝汗となって、頭から水をかぶったようにTシャツがずぶ濡れになることもあります。
天候が落ち着いていて、比較的気温が高い時は寒さ感じませんでしたが、
標高が高くなるにつれて、気温は下がり、風が強くなると「今は夏なのか?」と思うほど
寒さを感じ、ブルブル震えた経験があります。

そこで対策として替えのTシャツを持っていくことにしました。
汗でずぶ濡れになったとき、休憩時に新しい乾いたTシャツに着替えると生き返った感じがしました。
ただそれも、コースが長くなるにつれ、一枚では足りなくなってきました。

そこでようやくアンダーウェアを取り入れることにしました。
重ね着すると暑いのではないかという疑問がありましたが、
登山用のアンダーウェアはそんなことなく、逆に濡れたTシャツの生地が肌に張り付かないので、
べた付きの不快感が解消され、汗冷えも抑えらるようになりました。

これから、より快適なアンダーウェアを探す沼にはまり込んでいきました。

?A登山時にアンダーウェアを着用するメリット・デメリット
1.メリット
汗冷え防止…実際は汗の量によっては冷えますが、Tシャツ一枚よりは圧倒的に冷えない
不快感の軽減…汗濡れしたTシャツの生地が肌に張り付くあのべたつきが解消
       素材によってはバクテリアの繁殖を抑えるので、汗臭さが抑えられる
体力温存…体を冷やさないので、スタミナ減少を抑えられる
装備軽減…着替えを最小限度に抑えられる

2.デメリット
高価…素材のよっては高価ぐらいしかデメリットが見当たらない

以上からも、アンダーウェアを活用しない手はないと思う

?Bアンダーウェアを選ぶポイント
1.NG素材は
NG素材は、コットン(木綿)です。コットン100%は日常での下着素材としては、吸水性・洗濯性・肌触り・経済性に優れていますが、機能として一番欲しい速乾性と保温性がほぼないため、
一度濡れてしまうと、乾くまで体温では時間がかかり、その間に冷たくなって体温を奪っていきます。
なぜなら、水は空気に比べて熱伝導率が20倍あり、ドライな状態より冷え方が早くなります。
これは、水の温度25℃と気温25℃の感じ方が違うのと同じ理屈です。

ただし、コースタイムや天候の状況、コットンのデメリットを踏まえた対策を講じていれば、登山のアンダーウェアにコットン素材を使用できるでしょう。
※それでもコットン混紡に限ります。

2.おすすめ素材は
圧倒的にポリエステルやナイロンなどの化学繊維です。
ただし、化学繊維でも必ずしも速乾性に優れているわけではありませんので、よく確認しましょう。
その次はウールです。
ウールは疎水性が高いので、濡れにくく、糸自体も保温性に優れているので体を冷やしにくい。
また、吸湿性も高いので、べたつきも少ないので、夏でも意外と快適です。
ただし、デメリットとしては高価な商品が多い。
でも、一回着たら手放せないのもウールアンダーです。

おススメアンダーウェアについては、別の記事で解説し提案すので、
そちらを参考にしてください。

?Cまとめ
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!

人によっては「汗をかかないように登山をすれば、専用アンダーウェアは必要ない」といいますが、
まず、登山で汗をかかないことは無理でしょう。(特に夏山)
登山もある意味運動負荷が高いスポーツの一つといえます。
本格的にスポーツをする際、野球でもサッカーでもバスケでもアンダーウェアを着ています。
それは、汗の不快感や体を冷やすことでのパフォーマンスの低下対策のためです。

アンダーウェアは登山の三種の神器ではありませんが、
遭難時の生死を分けるアイテムともいわれています。
そんな大げさなことじゃなくても、登山中の不快感をかなり抑えることがありますので、
一度、アンダーウェアと向き合ってみてはいかがでしょうか?

それでは、安全安心装備でクライムオーーーーン!!


posted by yamwataritabi at 14:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山

2024年04月01日

【登山の基礎知識】失敗しない登山の着こなし術

みなさん、山渡ってますか?

登山を始めるとき、靴やバッグなどは何となくイメージできますが、
イザ揃えるとなると一番服装で悩みませんか?

いつも着ているので十分←ホントに?
専門のウェアで揃えなきゃ←代用品はあるの?
必要な服装って何だろう?

なんていう疑問に対して、今回選ぶポイントと着こなしについてお答えします。

もくじ
?@大事なのはデザインやスタイルではない
?Aレイヤードという技を習得しよう
1.レイヤードに必要なウェアとは
2.ウェアの役割
3.基本レイヤードテクニック
?Dまとめ

?@大事なのはデザインやスタイルではない

登山ウェアを選ぶ際、デザインやスタイルも必要な項目ですが、
優先順位では下位になります。
では何が上位かというと、それは
素材
です。
優れたデザインでも、登山の環境下に適していない素材ではリスクが高く、状況によっては命の危険もあります。
ですので、どんな素材で作られているのか?をしっかり吟味しましょう。

登山ウェアでおススメの素材は
1.化繊(ナイロン、ポリエステル)
2.羊毛(ウール)
3.麻(ヘンプ)
です。
選定理由は、
1.濡れない、または濡れてもすぐ乾く
2.冷えない
3.丈夫
です。

では、逆に避けたい素材は
1.コットン(木綿)
2.再生繊維(キュプラ、レーヨン)
です。
理由は、
1.吸水に優れるが、体温で乾かない
2.重い
3.肌触りは良いが、堅牢性が低い
です。

登山ウェアの求められるは、 「体を冷やさない 」素材を使っていることです。

コットン(木綿)は肌触りよく、安価なので身の回りの衣服によく使われています。
ワイシャツ、Tシャツ、ジーンズ、綿パン、下着など
しかし、どれも汗や雨などで濡れてしまったら当分は乾きません。( 特に体温では )

濡れた衣服を着用しているとどうなるか。
それは、 体温が奪われる  です。
人は体温が奪われると、回復しようと体内から熱を発します。
体内から熱を生み出すためには、かなりのカロリーが消費されます。
そのため、じわじわと疲労していきます。
その間カロリー摂取ができず、体表面の温度が上がらい状態が続くと
低体温症を発症します。
低体温症は、寒い冬だけではなく、登山では夏山でも遭難時に発症する事例があります。

したがって、登山中は
出来る限り体を濡らさない
濡れてもすぐに乾くようにする
そして、体を冷やさない

ことが肝要です。そのための備えとして、着用するウェアの素材は大事なのです。

?Aレイヤードという技を習得しよう

前出しましたが、登山中は
出来る限り体を濡らさない
濡れてもすぐに乾くようにする
そして、体を冷やさない

ことが肝要です。
このために、素材選びは重要ですがそれだけでは不十分です。
その素材を活かすためにレイヤードという技を習得しましょう。

レイヤードとは 「重ね着する」 です。
高度差のある登山では、出発時と登頂時、下山時では気温の変化が大きくなります。
計算上では、 標高100m上昇すると0.6℃下がります
つまり地上と1000m差があれば、山頂の気温は6℃低いのです。
この気温差と運動負荷による発汗のコントロールすることがレイヤードのコツです。

1.レイヤードに必要なウェアとは

登山に必要なウェアは身体の近くから順に
アンダーウェア
ファーストレイヤー
ミドルレイヤー
インシュレーション
アウターシェル

の5種類です。これらを状に応じて組み合わせてレイヤードします。
ちなみにボトムスは、
アンダーウェア
ミドルレイヤー
インシュレーション
アウターシェルパンツ
になります。

2.それぞれのウェアの役割

・アンダーウェア
下着です。肌に密着するウェアですので、吸汗速乾機能がマストです。
登山計画においては緊急用を準備します。
※おススメアンダーウェアは別の記事で紹介します。
・ファーストレイヤー
Tシャツ類です。半袖、長袖は状況や個人の好みで選択します。
これも可能な限り吸汗速乾機能が求められます。
・ミドルレイヤー
山シャツやライトシェルジャケットやソフトシェルジャケットなどです。必要に応じて着用します。
・インシュレーション
防寒着です。基本的に中綿の入ったジャケットです。ダウンジャケットだ代表的ですが、フリースジャケットも含まれます。
・アウターシェル
一番外側に着用するウェアです。防水、防風機能があり、摩擦などに強く、外気温や雨や雪による浸水から登山者を守ります。

3.基本レイヤードテクニック

まずは、夏山で暑いからと言ってTシャツ1枚で登るのは極力避けましょう。
吸汗速乾機能があるといっても、吸汗の限界はすぐに来てしまいます。
出来るだけアンダーウェアを着用しましょう。← これメッチャ大事!

●スタート時
冬季や降雨でなければ、可能ならアンダー+ファーストで十分です。
なぜなら、登り始めればすぐに暑くなるからです。
どうしても寒いという人は、ミドルをレイヤーしてスタートします。
額や頭部にじんわり汗を感じたら即脱ぎましょう。汗が流れてからでは遅いです。
●登坂時
運動負荷があるので、ほとんどアンダー+ファーストです。
汗が酷い場合、おススメ素材のファーストの上からタオルを抑えるだけでかなり汗は処理できます。
それ以上なら、着替えを用意して適時着替えましょう。濡れたまま放置は厳禁!!
●登頂時
運動負荷がゼロになり、稜線から山頂までは風があるのでミドルまたはアウターシェルを羽織ります。
また、登頂直下で食事休憩とることが多いので、汗冷えしないよに羽織る場合もあります。
秋冬などの低温の場合は、インシュレーションを羽織ることもあります。
●下山時
下山時は心肺機能的な負担が軽減されるので、発汗はかなり抑えられます。
暑さを感じるまでは、ミドル等を羽織っていても問題はありません。

レイヤードは、汗対策とそれに伴う低体温対策なので、こまめに着たり脱いだりしましょう。
タオルを持っていれば、頭や首周りは拭けますが、背中や脇など最も発汗する部位は登山中は拭けません。
また、ミドルレイヤーは万が一のためとりあえず携帯しましょう。
※レインウェアは必携です。

?Bまとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

個人的なお話ですが、私はかなりの汗かきなので、晴天の夏山では上半身の汗が流れを落ち、トレッキングパンツのウェスト周りと下着のパンツは汗でぐっしょりになることがあります。
でも、速乾性のある素材ウェアは、その上からタオルを押し付けるだけで、体温で乾いてきます。
そして寒さを感じたら羽織ります。
これも最初からできたわけでなく、仲間や先輩たちのアドバイスや実体験からの工夫で今は比較的快適な登山が楽しめています。

別の記事ではそれぞれのオススメにつて解説しています。
ご興味があれば、そちらものぞいてみてください。

今回の解説が皆さんのお役に立てれば幸いです。
それでは、安全安心装備でクライムオーーーーン



posted by yamwataritabi at 14:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 登山
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