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2020年11月05日

1991年 シャトー メイネイ ラベル汚れあり

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51haという広大なメイネイの畑は、モンローズのすぐ北にありジロンド河をのぞむ景観がすばらしく、著しく味わいに富んだたくましいワインを産し、格式よりも品質を重んじる抜け目のない消費者にかなりのお値打ち品を提供してきました。



美術出版社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』より

こちらの商品は希少な古酒の為、ラベルやキャップシールに、汚れや傷、破れがございます。ご了承の上お買い求め下さい。

1991年 ワイン

ワインデータ
生産者 シャトー・メイネイ
産地 フランス>
ボルドー
タイプ 赤ワイン-フルボディ
分類 スティルワイン
サイズ 750ml
セパージュ※目安 カベルネ・ソービニオン 70%
メルロ 25%
カベルネ・フラン 3%
プティ・ヴェルド 2%
ボディ 軽快 ● ● ● ●● 重厚
コメント サンテステフの銘醸シャトーの中で、最も大きく、最も良い区画を所有しているのがシャトー・メイネイです。 シャトーは元々は1662年、フイヤン修道会、またはプリューレ・デ・クレーの名称で記録された修道院でした。

ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンを主軸として、メルロー、カベルネフランのアッサンブラージュ。複雑味のあるサンテステフならではの香りがあるワインです。

味わいは酸味と渋味が程よいバランスで芳醇でスパイシーな香り(胡椒、カシスなど)を醸し出すのが特徴です。

8,400円 (税込 9,240円)


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1991年 シャトー メイネイ はこちら
http://www.ciel-vin.jp/i/CV001607

1991年ワイン - ヴィンテージ概観
1991年のワインについて
1991年(平成3年)のワイン、ヴィンテージ評価ですが、まずボルドーでは非常に雨が多く、春先から収穫期までの雨量は472mm(平年比123%)、しかしながら積算温度は3,311℃(平年比104%)と平年以上であり、またまたしかしながら、1991年(平成3年)は30℃以上を記録した日数はわずか23日と、雨が多く気温が高い日が少ないが、極端に温度が低い日も少なかったというメリハリのないものでした。
特に1991年のマイナス要因となったのが、4月下旬にボルドー全域を襲った霜。特に右岸のサン・テミリオンやポムロールはこの時期、集中して気温が極端に低く、酷い日には春先だというのに零下まで気温が下がり、これで完全にメルロは壊滅しました。左岸のメドックやグラーヴも霜の被害を受けましたが、カベルネ・ソーヴィニヨンを主とする左岸のブドウ園は、右岸ほどの被害はなかったようです。
新芽の生育は順調だった1991年ですが、栽培期間を通じてのさまざまな問題でブドウの生育は遅れ、収穫は出来るだけ遅めにずらされました。生産者は収穫時期をずらすことによりブドウの完熟を期待しましたが、9月下旬の大雨がブドウの生育を妨げることとなり、1991年は残念なヴィンテージとなりました。
ちなにみ、 左岸の多くのシャトーでは、春先に霜の被害から生き残ったブドウと、次に芽吹いたブドウとをブレンドして何とか良質のワイン造りに励みました。

甘口白ワインとなるソーテルヌやバルサックも基本的には同じで、この1991年(平成3年)は高く評価できるものではありません。

1991年ワインの外観補足事項
1991年のブルゴーニュは、南部と北部で明暗が分かれる結果となりました。
この銘醸地の核となるコート・ドールにおいて、赤ワインの最高峰が数多く産まれる北部コート・ド・ニュイと、偉大な白ワイン銘醸地コート・ド・ボーヌとでは大きな差がありました。
結論的にはコート・ド・ニュイは天候に恵まれ、多くのドメーヌでは優れたピノ・ノワールが育ちました。対しコート・ド・ボーヌの1991年は凡庸です。
ブルゴーニュで最も良好だった地域はボジョレーで、ガメイ種は見事に成長しました。

さて、この1991年(平成3年)でフランスで最高の作柄を実現したのがローヌの北部です。この地から育ったシラー種は、グッド・ヴィンテージで知られる90年と同様素晴らしく、100点満点で90点以上のスコアを多くの機関が発信するヴィンテージチャートで獲得しています。
しかしながら、同じローヌでも南部グルナッシュはボルドーの右岸に迫る残念な出来で、ブドウは弱い構成となっています。

ロワール、アルザスは詳細情報はありませんが、100点満点で75点ほどと標準を少し下回る評価です。しかし前年の成功が大きかったため、この1991年のワイン評価は相対的に悪くイメージをされているかも知れません。

上記の通り、1991年のワイン・ヴィンテージ・チャートはアぺラシオンにより
大きな差がありますが、このヴィンテージ・チャートは各機関によって評価にバラツキがあります。また、あくまでも各産地におけるブドウの生育を評価したものです。 その収穫されたブドウを用い、造り手各々が造り出すワインの出来とは随分と乖離していることも珍しくありません。

完熟した見事なブドウでも、ワイン造りの技術が劣ればワインは当然凡庸となり、未熟なブドウでも、匠の技により良好なワインが産まれます。
最終的に完成されたワインの評価は、造り手やキュヴェの違いはもちろん、飲むタイミング(熟成期間)によりヴィンテージチャートとはまったく異なった評価となるのです。


1991年のワインはこちら
http://www.ciel-vin.jp/1991wine


シエル・エ・ヴァン










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