テヌータ ロッカ 2015年 バローロ ブッシア
ワイン評価誌でも軒並み高得点の人気ワイン。バローロ・エリアの南東部に位置するブッシア畑では、果実味が強く、ボディがしっかりとしたブドウができます。それを活かすため、空気に良く触れさせることができる225?の小樽で熟成させます。モダンスタイルではありますが、新樽と旧樽を織り交ぜることで、過度な樽の干渉を避け、ネッビオーロらしい透明度を保っています。爆発力のある香りと旨味、強靭なタンニン、いつまでも続く余韻が楽しめます。
容量:750ml
生産者:テヌータ・ロッカ
生産地:イタリア/ピエモンテ州
格付:DOCG
タイプ:赤 フルボディ
品種:ネッビオーロ100%
醸造:手作業で葡萄を選別、ステンレスタンクでアルコール発酵とマロラティック発酵ののち、フランス・アリエール産バリック樽(225?)で3年熟成、1年瓶熟。収穫からトータル4年でリリース。バリック樽は新樽、1年落ち、2年落ちを3分の1ずつブレンド。
おすすめ料理:ピエモンテはトリュフの名産地でもあり、トリュフのリゾットやタヤリン(パスタ)とよく合いますが、トリュフペーストやトリュフオイルなどの加工品で代用しても良いです。
肉は煮込み料理。
サービス温度:20℃
チェルバイエ 2012年 ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ ヴィーニャ モントソーリ
トスカーナ州モンタルチーノ村はイタリアでも屈指の銘醸地。チェルバイエは僅か10haの畑でブルネッロを中心に赤ワインのみ造る小規模生産者。
サンジョヴェーゼ・グロッソ(別名ブルネッロ)種とは、グロッソ=太ったというイタリア語で呼ばれる粒の大きいサンジョヴェーゼのエリート品種。通常粒が大きいと水っぽくなってしまいますが、グロッソは果皮も分厚いためしっかりと味わいが抽出され、熟成することで深みをますワインになります。モンタルチーノでは基本的にこの品種が用いられます。
通常より1年長い木樽熟成を施すリゼルヴァタイプ。ずば抜けた優良年のみの生産です。そもそも畑から、リゼルヴァ用、ブルネッロ用、ロッソ・ディ・モンタルチーノ用に分かれています。
さらに熟成中も樽からテイスティングして判断し、ネガティヴであればその樽分は格落ちさせ、通常のブルネッロにブレンドします。ブドウの出来で最初からリゼルヴァとして造らなかったり、途中までリゼルヴァとして造っていたものを、クオリティーの経過ですべてスタンダードに格落ちさせてしまう年もあります。
そのような厳しい選抜を生き抜いてリリースされる究極の逸品です。
伝統的大樽によってゆったりと熟成を施すことにより、豊かなベリーと森の木のようなナチュラルな樽香。ブドウの持つ旨味エキスが凝縮され、口の中で膨張する味わい。力強いタンニンはきめ細かく、インパクトがあり、いつまでも続く長い余韻が楽しめます。
ムッソ 2014年 バルバレスコ ポーラ リゼルヴァ
約100年の歴史を持ち、バルバレスコのみに畑を所有する生産者。有機栽培で、化学物質を使わず環境に配慮するサステナブル (持続可能)な生産を行っています。
隣のエリアであるバローロと比較すると、同じ品種ながらバルバレスコはより華やかで女性的と言われます。クラシックな大樽熟成ですが、粘土と石灰岩から成るポーラ畑の特性により果実味のインパクトがしっかりあります。豊かな香りで タンニンはきめ細かく、ざらっと残らず引いてい き、赤いベリーとモカ(カカオ+コーヒー)のような甘みが長く後を引く味わいがとてもユニーク。柔らさと共に芯の強さを持つ、この生産者ならではの一味違ったバルバレスコです。
イタリアの名だたる銘醸地の上級畑から。至福の三重奏はこちら
https://www.tokyu-dept.co.jp/ec/p/sal-10FD-200729
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