2017年07月10日
言霊 -2-
その人のことを思い、親切にアドバイスをしてあげても、全く馬耳東風、糠に釘、ブタに真珠
意味を成さないシーンに日常よく出会います
特にうちの家族はコネの無駄使いです
どんなシーンにおいてもその特別なシチュエーションを理解できなくて、私が恥ずかしい思いをした
ことは数えきれません
ましてや、他人であれば元よりです
たまたま、今日のメルマガに同じようなことが上手く表現されていたので引用させていただきます
ふと浮かんだ言葉から毒気を抜いてみると……?
一例をあげましょう。約束の時間を30分すぎても来ない恋人。駅の改札から出てくる人を眺めながら、心の中には「遅いな」「どうしたんだろう?」と、心配やいら立ちが募ってきます。電話をすれば、なんと相手からは「あ、忘れてた……」という返事! そのとき口をつくのは、どんな言葉でしょう? 「ふざけんな!」「超むかつく!」と言いたくなるかもしれません。
しかし、それを言う前に、もっと別の言葉を探してみましょう。意識しないと、毒気たっぷりな言葉がそのまま口についてしまうものですが、もっと別の言い方もできるのです。たとえば、「まさか。ひどい!」「どうして? 困るなぁ」という言い方。すると、どうでしょう? 出した言葉によって、感じるいら立ちがまったく違いませんか?
これは、自分の気持ちにウソをついているわけでもなく、また、無理にポジティブ・シンキングを試みているわけでもありません。実際に、当初本人が感じていた気持ちは、「ふざけんな」「超むかつく」より、「まさか。ひどい!」「どうして? 困るなぁ」に近いはずなのです。なぜなら、怒りは「第2感情」であり、「ふざけるな」「むかつく」は、「ひどい」「困る」の後に浮かぶ言葉だからです。つまり、毒気たっぷりな言葉は、無意識のうちに自分の中でいら立ちを盛りつけ、育ててしまった言葉なのです。
いったんそうした言葉を口に出してしまうと、その言葉に引きずられて怒りが燃え盛り、「あんたってサイテー!」「もう二度と一緒に行かない!」と極端な感情、極端な結論へと向かってしまいます。こんな言葉をかけられたら、相手だって黙っていられません。こだまのように反応して「なんだよ! キレるなよ!」と爆発し、二人の関係は最悪なものになってしまうでしょう。実際に、こんな小さなきっかけから、別れてしまうカップルも少なくありません。
しかし、最初の言葉が「まさか。ひどい!」「どうして? 困るなぁ」というシンプルな言葉ならどうでしょう? 自分自身も、それほど攻撃的な気持ちになりませんし、相手もシュンとなって、もっと素直に「ごめんね」を言える気持ちになるでしょう。こうしたやりとりができれば、怒りの応酬で終わるような事態にはならないはずです。
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