今日の役はトイトイ(対々和)です。サムネは四暗刻単騎の形ですが、
対々和・三暗刻の進化形ということでお許し下さい。
前回、・トイツ場が濃厚だと感じたらチートイツ狙いを意識する、と述べました。
実はトイツ場を意識した時にチートイツ以外に狙う手役がもう一つあります。
それがトイトイ(対々和)です。
ここで疑問が湧いてこないでしょうか?
チートイツとトイトイの境界線は何なのか?と。
チートイツとトイトイの境界線は「鳴きやすいかどうか」それだけです。
1・2や8・9といった数牌や字牌であれば他家が固めている可能性は低めで、
仮に他家がそれを引いたとしても利用しづらく、切ってくれることの方が多いですが、
これが3〜7の牌であればシュンツとしてもトイツとしても使われやすく、
場に何度も切られるような牌ではないのはお分かりになるでしょう。
例えば
3355m4455p44s南西北
上の手牌であれば5という真ん中の牌や周辺の牌はまず出てこないと考えた方が自然で、
ポンしてトイトイよりもタンヤオ・チートイツで端(1・9)に近い単騎か字牌単騎にして
さっさと局を流してしまった方が他家リーチが入る前に決着をつけられて
勝負はつけやすいのではないでしょうか?
一方、
1188m99p東南白白発中中
上の手牌であればチートイツだと物足りなく感じられて、役牌からでも1・8mや9pからでも
ポンから入って白・中・トイトイや東・南・発をトイツにして9pを切っていき、
白・中・ホンイツ・トイトイの跳満以上の手まで考えるのも面白いでしょう。
他にも端牌(1・9)が多い手牌であれば
99m11p99s東東西白発発中
上の手牌のような形であれば東・発・ホンロウ(混老頭)・トイトイの跳満とか
9m・1p・9sのポンから鳴いていき、ホンロウ(混老頭)・トイトイの満貫といった
アガリ形も考えられます。
上3つの例から、
役牌+役牌+トイトイ=満貫、
ホンイツ(混一色)+トイトイ=満貫、
ホンロウ(混老頭)+トイトイ=満貫と
この3通りの形がトイトイを狙う際の王道パターンになります。
もちろん、3通りのパターン同士を組み合わせて
役役・ホンイツ・トイトイや役役・ホンロウ・トイトイとか
役役・ホンイツ・ホンロウ・トイトイという鳴いても跳満・倍満になる
大物になるパターンもあります。
例えばこんな形
1119p 9pツモ 西西西ポン 白白白ポン 発発発ポン
これで白・発・ホンイツ・ホンロウ・トイトイの倍満。
あと、忘れてはいけないのが三暗刻(二ハン)がおまけで付くパターン。
三暗刻は鳴いていても成立するのでアガった時の申告忘れに注意。
例えば
444p2266688s 8sツモ 白白白ポン 中中中ポン
上の手牌の場合、ツモった8sで三つめの暗刻が完成して三暗刻が成立
しています。
これは白・中・トイトイ・三暗刻の跳満のアガリになります。
トイトイ狙いを門前でする時(ポンが一つも入らない時)、
つまりトイトイ・三暗刻になった時は四暗刻という役満のチャンスだと
いうのを忘れてはいけません。
例えば
111777m44488p22s ツモ2s
門前でトイトイ・三暗刻の形からツモった時は四暗刻。
今回のまとめ
・チートイツとトイトイの分岐点は鳴きやすさ
・トイトイ+役牌+役牌=満貫
・トイトイ+ホンイツ=満貫
・トイトイ+ホンロウ=満貫
・鳴いても三暗刻が付く
・トイトイ・三暗刻を門前でツモると四暗刻
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