今回も配牌から見た方向性の続きの続きの続きの続き(長っ!)ということで話を進めていきます。
14457m99p1229s東西 ドラ7s
配牌から3トイツあり、トイツ系の手役(チートイツやトイトイ)を意識。
配牌の時点で「トイツが増えればチートイツ、アンコが増えればトイトイでいこう」と考えておいて、ツモ牌がその構想通りに動いてくるのかを確かめていきます。
ここに3−6mや3s、7sと8sといった牌を引いてくるようなら、ピンフ狙いに修正していきます。
ピンフは以前、シュンツ場の代表格の役だと言いました。
その反対はトイツ場で、チートイツやトイトイがトイツ系手役の代表的なものです。
では、シュンツ場とトイツ場をどうやって見分けるのか?
そんな疑問が湧いてこないでしょうか?
場を見分ける一つの方法は、捨て牌に注目する方法です。
極端に分かりやすい例をあげると、
1p 1p(ツ)中 中(ツ)南(ツ)8m 5m(ツ)8m(ツ)発(ツ) ・捨て牌右の(ツ)はツモ切り
自分の捨て牌で何度もトイツかぶり(手にあればトイツになっていたはずのもの)しています。
こういう捨て牌がトイツ場だとはっきり示しているものになります。
あるいは、四家全体の捨て牌を見ても判断できる時があります。
東家
2m 北 西(ツ)南 3p 9s
南家
1p 白(ツ) 中 南 4s 中(ツ)
西家
9p 発(ツ)1m(ツ)西(ツ)9p(ツ)1s
北家
1p 東 7m(ツ)東(ツ)南 2p(ツ)
上の四家の捨て牌を比べてみると、南家と北家の1p、西家の9pがトイツかぶり、北家の東がトイツかぶり、 東家と南家と北家の南、東家と西家の西、南家の中がトイツかぶりと、同じ牌が何組も切られているのに気づくでしょうか?
こんな捨て牌の時はトイツ傾向の強い場ではないのか?と疑ってみるといいでしょう。
上のような捨て牌を見ながら自分の配牌と照らし合わせてケース17のような配牌であればトイツ系の役を狙おう、と決断ができるわけです。
ケース17
14457m99p1229s東西 ドラ7s
今回のまとめ
・配牌で3トイツ以上ならトイツ系の手役を見る
・自分の捨て牌にトイツかぶりがいくつもあるとトイツ場の傾向が強い
・四家の捨て牌を合わせてトイツがたくさんあるのもトイツ場の傾向が強い
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