
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
まずは動画からご覧ください。
https://youtu.be/sYrA4gmNlt8?si=qF_3ypL71MuFISxK
※最初に堀さんのインタビューがあるので、ネタバレが嫌な方は動画2:06〜スキップして見てください。
2022年3月29日 第1試合 セミファイナル
南3局 ドラ

東家 小林 剛 19300
南家 堀 慎吾 21300
西家 滝沢 和典 33800
北家 二階堂 亜樹 25600
(敬称略)
既にラス前で親番が残っているのは小林さんと堀さんだけ。
動画開始時点で親の小林さんからリーチが入っている場面。
12巡目の親、小林さんの手は














リーチ・赤、


待ち


次に南家・堀さんの手は















場に4枚切れ















































続いて西家・滝沢さんの手は















滝沢さんから





ツモ


最後に北家・亜樹さんの手は















ここは上家の


次順、小林さんは ツモ



これで小林さんにドラが1枚乗り、ロンでもツモでも12000点。
同巡、堀さんは ツモ


堀さんから



滝沢さんも打

亜樹さんは打

















次巡、堀さんは

滝沢さんは打

















亜樹さんは打

















次巡、堀さんは現物 ツモ

滝沢さんは ツモ

亜樹さんは打


















次巡、堀さんは ツモ























ここは親リーチ12000に放銃したくないのと待ち


滝沢さんは打



























亜樹さんは打



















次巡、堀さんは


















テンパイを維持しようとすると



















小林さんの3巡目ドラ

もしかすると


ドラ表示牌待ち


堀さんは打

滝沢さんは打



















カンが2つ入りハイテイツモの亜樹さんは


















ほぼ通る打

流局して小林さん一人テンパイ。(+3000)
続く南3局一本場は堀さん→滝沢さん1300一本場1600点。(リーチ棒+2000)
オーラスは亜樹さん300−500ツモ二着。
結果は
滝沢 +56.1
亜樹 +5.7
小林 −19.0
堀 −42.8
12局中7局が流局で滝沢さんが1000点2回、1300点1回アガっただけでトップ。
ラスの堀さんが最高打点1300−2600をアガった面白い半荘でした。
この半荘だけで堀さんはノーテン罰符を7回支払っています。
麻雀とよく比較されるものにポーカーがあります。
元麻雀プロの堀内正人さん、小倉孝さんはプロポーカープレイヤーとして今も活躍されています。
麻雀はマンズ・ピンズ・ソウズの同じ数字は4枚ずつ、ポーカーも同じ数字は4枚ずつ。
麻雀の手牌読みがポーカーの手札読みや押し引きに使えると考える人がいるかもしれません。
ポーカーYouTuberで有名な「世界のヨコサワ」さんが動画内でこんな言葉を発しています。
https://youtu.be/eDoFSaH3Fyk?si=RQKn_yAVK7Nn1uya&t=1386
「結局Patientなんだよな」 (動画23:22)
Patientとは(苦痛や困難に)我慢する、忍耐強い。
他にも寛大な、名詞なら病人、患者の意味もあります。
ポーカーでは良い手が入るまで耐えるのが大事。
良い手が入るまではじっと亀の様に手足を甲羅に引っ込めてじっとその時を待つ。
そんな意味に私には聴こえました。
麻雀にもそんな耐える時間が必要だと私は思います。
今回のまとめ
・まずは通ってるスジを見て残りスジ本数を確認。

































































マンズは全部通る、ピンズは
























当たる確率は5分の1程度。(厳密には愚形待ちがあるのでこれよりは下がる)
残りスジ本数からおおよその放銃率を知る。
・残りスジ本数、見た目の待ち枚数、相手の打点はどのくらいか?などで押し引きを判断


















残りスジ5本でそこそこ当たりそう。


親リーチは

堀さんにとってプラスの条件が1つもないのでオリが良さそう。
待ち枚数は見た目枚数が半分以下なら自分が不利(私の基準です)、例えばリャンメンなら4枚以下、カンチャン・ペンチャン・シャンポン・タンキ待ちなら2枚以下は不利と見る。(見た目枚数ー相手にある枚数=山にある枚数)
・自分一人だけテンパイすらなかなか入らないこともあるのでチャンスが来るまで「Patient(ペイシェント)」、耐える感覚を忘れずに。
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