今日の役はリーチ(立直)です。
リーチという役はどんな役なしの手でもリーチ!と宣言するだけでアガリの権利を得られて裏ドラを見る権利も付いてきて、一発やツモという一飜役もプラスされる可能性が出てくる役です。
そういうメリットがある反面、リーチをかけるとどんな危険牌をつかんでもオリることができなくなり、他家がリーチをかけてくると誰かのアガリが発生するか流局するかしないと終わらないというデメリットがあります。
YouTubeや戦術本などではよく「先制ならリーチ!」と言われることが多いですが、最終形(これ以上高くなくなったり好形)にならない限りはリーチしない方が良いと思います。
特にイーペーコーや三色同順、タンヤオが付くとかドラや赤牌を引いても使える時にはまだリーチをかけずにダマテンで進行させます。
具体的にはこういう形
上の手牌なら2−5mを引けばイーペーコー、3pを引けば高目で345の三色が付きます。即リーチでも満貫が見えるのでリーチしたい所ですが、ちょっと2−5m引きや3p引きを見たりしてリーチで跳満以上の可能性を追いかけます。(メンタンピン一発ツモ三色イーペーで倍満まで)
ドラ
上の手牌でもやや引き、ドラの引きを見ます。一部タンヤオは消えますがドラを使い切れて三面張(3−6−9s待ち)に変化するのでアガリ率は上がってきます。
リーチがお得になるのは役なしでドラ2、ドラ3のケース。リーチで役さえつけてしまえばリーチドラ2で子でも出アガリ5200、ツモでも8000。一発やツモ、裏ドラも絡めば跳満や倍満だって望めるのが大きい。
それに自分がドラをまとめて持っている=他家がドラを持っている可能性が低い、つまり他家に放銃してもアガリ点が高くなりづらいのが見えている為、前に出やすいとも言えます。
今回のまとめ
・リーチのメリットは役なしでも役ありに変化して一発や裏ドラを見られること
・リーチのデメリットはどんな危険牌をつかんでもオリられないこと
・役が更に付く可能性がある時やドラや赤を引いても使える時は即リーせずに様子見するのも一考
・役なしでドラ2、ドラ3時はリーチを考える
・ドラを自分が固めて持っていると他家は高い手になりづらいから攻めの好機
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