駆け込み乗車してくる人: この先ずっと一人かもしれない女のブログ

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2020年06月29日

駆け込み乗車してくる人

今朝、駅のホームに着いて
目の前のおじさんがドアが閉まる直前の電車に乗り込んだ。

ドアがガーンンッという音を立てておじさんのボディにヒット。
ドア付近にいた男性が睨みつけていた。

おじさんが突撃してもう一度開いたドアに私はちゃっかり体を滑り込ませた。ごめんなさい。なぜか反射的に行ってしまいました。

私もあやうくドアのガーン！を経験するところだった。
そしたらなんと先に突撃したおじさんがドアを必死に押さえててくれたんです。
凄くないですか？
全力であの重たい扉を私のために開けててくれてたんですよ。朝からちょっと感動しちゃいました。

そして私も、ドア付近の男性に睨まれました。
駆け込み乗車したなんてネットで声を大にして言うべきじゃないんですけどね。
駆け込み乗車って普通に迷惑ですよね。
私も今日自分でやっといて何言ってんのって感じですけども。

チッだらしねぇやつだな！
1分早く起きられねぇのか！
と思うでしょうね。

でも
扉を押さえててくれたおじさんに出会ってふと思ったことがあったんです。あのおじさんはもしかしたら他人にすごく寛容な人なんじゃないかと。だってこんなマナー違反の私を全力で助けてくれたんですから。

駆け込み乗車が良い悪いということよりも、駆け込み乗車しなければいけなかった人の気持がわかるから助けてくれたのでは？なんて深く考えてしまいました。

自分はいいけど他人がやるとムカつくってのは一番ダメです。
でも、まわりにいる空気読めなかったり、ちょっと失礼な人って実はそれがダメなことだって思ってないから、他人が同じくらい適当でも気にしないぜってケースがあるんですよね。だらしないけど、というかだらしないからそこ他人への要求も低くて気楽にやろうや～(???) ニコ
みたいな人っています、実際。
場面にもよりますけど、これってそんなに悪いことじゃないですよね。
マナーがどう礼儀がどうとかやたらウンチクたれて説教してその場の空気をピリつかせるより、適当でも相手に寛容なほうが好感を持てる時もある。
注意する人もいるみたいだけど、そういう人ってどうして注意するの？正義感から？本当に相手のことを心配してるわけじゃないでしょ。「みんな」という自分に迷惑かけたからイライラしてるだけじゃないの？とか私は思ってしまったりすんですけどね。ひねくれすぎかな。笑

だから、イラッとする行動をしている人をみたら
あ！あの人はとても自由で寛容な人なんだなと思うようにするといいです。

この記事を書いてあのおじさまに感謝すると同時に反省してます。
駆け込み乗車は本来明らかな迷惑行為ですしはしたないし危険なので本当にやめるべきですね。
でも他人を見てイラっとするのは自分の健康にもよくないので、あ、寛容な人がいるわーくらいに思うようにするとイライラしなくなるかもよ？と思ったので記事にしてみました。
よく「誰にでもいいところがあるからそこを探そう」って言いますよね、それって実は相手のためじゃなくて自分の心の状態をよくするためのアドバイスだと思ってます。

さて、明日も適当にがんばりますか。