先日「陶の空間・草木の空間 —川崎毅と関島寿子という展覧会を見に(すでに終了)、 菊池寛実記念 智美術館 (きくちかんじつきねん ともびじゅつかん)へ行ってきました。陶芸家・川崎毅(かわさき・つよし)さんがつくる陶の「街」と、関島寿子(せきじま・ひさこ)さんの「かご」作品が、「空間」をキーワードに紹介されている展覧会です。
菊池寛実記念 智美術館は、ホテル・オークラのすぐ近くの虎ノ門の高台にあります。←行くまでの江戸見坂の急勾配辛かった
美術館は、写真の建物の地下1階にありますが、右側には 国の登録文化財 にもなっている大正時代に建てられた西洋館があったり、日本庭園があるなど、都心の中にありながら喧騒から離れ独特の隠れ家的空間になっています。
展覧会に行くと、作品と自分との対話を交わす感じになるので、どこかとても遠くの世界へ行って帰ってくる感じがします
特に、この美術館は、1階の受付から螺旋階段をくだりながら、空間がいつしか日常から非日常へとうつり変わり、地下1階の展示室へ導かれる造りになっているので、なおさらです。
実は、今回の展覧会もよかったのですが、私はこの 螺旋階段 が一番気に入りました。撮影NGのため、残念ながら写真はありませんが、美術館HPより螺旋階段の紹介文です。
1階の玄関ホールと地下の展示室を結ぶ螺旋階段室は菊池智のアイデアがもっとも生きている空間です。壁面には銀の和紙がはられ、その上に書家の篠田桃紅氏の「いろは歌」の料紙が「真・行・草」の漢字をかたどったコラージュ作品としてほどこされています。ガラスの手摺りはガラス作家の横山尚人氏によるものです。天井からの光を受けて宝石のように輝き、美しい曲線を描いています。( 菊池寛実記念 智美術館 より)
ちなみに、1階には天の川を意味する 「ヴォワ・ラクテ」 というレストランもありました。開放的な三面ガラスの壁越しに日本庭園を眺めながら、ランチとか、いいですよね!夜は、天井に天の川を思わせる光りが瞬き、庭園と星空を眺めながら、ディナーやパーティー・・・Wow!
外には、運転手つきの黒塗りのお車が2台ほど停まっていましたぞ。
さて、美術館ではミュージアムショップが楽しみの一つですが、こちらのミュージアムショップは受付のおばちゃまが座っているテーブルの横の棚1列に並んでいるくらいでした。
が、その中に、素朴だけど愛着のあるふくろうさんの ミュージアム限定一筆箋 を見つけたので買ってきました。
陶芸家 前田正博 さんの挿画です。
あ〜シンプルなのに見飽きないこの魅力っ。
美しいもの、一流のものに、たくさん触れたいと思います。
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