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1998年、バイクで日本一周した時の日記を晒す?@〜 旅立ち編 〜
11/3(火) 晴れ
*10/22〜11/2の日記が見当たらない。おそらく鹿児島のアパートに居たのだと思う。
今日から1泊か2泊の予定で九州左半分の残りの駅をまわる。7日頃にはSさんらが来る。今日は天気も良いので出発するしかない。アパートから出たくない気持ちを振り切り、朝6時半出発。11月に入るとやはり寒い。トイレが近くなる。荷物を軽量化したため、寝袋を持って来なかったので不安だ。
久々の外出なので面倒な気持ちと不安な気持ちがある。これだけ旅をしてきたにも関わらず不安になる。黙々と順調に進むが、気は乗らない。今日は駅「鹿北」で終了。明日の一番に向かう駅「原鶴」へ向かう途中、オートキャンプ場を見つけたのでそこに泊まる。
11/4(水) くもり
昨晩は着れる物は全て着て、首にはタオルを巻き、下はカッパまで着込んだのに寒さでほとんど眠れなかった。やはり11月に入ると寒さが違う。寝袋を持って来なかったことを後悔している。多分、もう一泊ということになるので気が重い。
あらためて地図を見ると駅「伊万里」が定休日。今日帰宅できるわずかな望みは消えた。昨日同様、気が乗らず眠たいし体調も悪い。16時に駅「生月大橋」に着いた。もう走る気が無くなったのでここに泊まる。
11/5(木) 晴れ
昨晩は寒くはなかったが、台風並みの風でほとんど眠れなかった。今日は残りの駅をまわりアパートに帰る予定。天気が良いので順調に進む。15時、最後の駅「坂本」に着く。残すは鹿児島、沖縄のみ。もう駅で隠れるようにテントを張って寝なくてもよいと思うと嬉しくなる。18時、アパートに帰るとSさん、Kさんから「今、国分にいる」と留守電が入っていた。すぐに迎えに行く。
11/6〜11/16の日記がない。その間、彼らはアパートに2泊ほどして3人で観光した。Sさんは用事があるため、一時的に実家へ帰ったのでKさんも帰って行った。一緒に沖縄へ行くためSさんがアパートに戻ってくるのを待っていたという記憶がある。
★当時を振り返る
九州最後の道の駅は「霧島 神話の里公園」だった。Sさんは電車で帰ったので、この道の駅まで2人で行き、Kさんにスタンプを押すところを撮影してもらった。その後、Kさんが「帰るなって言わないの?」と言ってきて何も言葉を返せなかったのを覚えている。Kさんは女性である。一緒に沖縄へ行くはずだったUさんが北海道へ、そして北海道のキャンプ場で知り合った彼女がなぜ自分のアパートに来ることになったのかは分からない。