食物繊維とは?
食物繊維は人間の消化酵素では分解されず小腸から大腸にまで達する食品成分のことを指します。
食物繊維の働きとして便秘の予防が広く知られていますが、最近では血糖値の上昇を抑制することや悪玉コレステロールを減少させる働きがあることも分かってきています。
食物繊維の種類
食物繊維とひとくくりにされていますが、実際には食物繊維にはさまざまな種類があります。
よく知られているのがセルロースで、これは植物の細胞壁を形づくる主成分です。
またセルロースと同じように植物に含まれるリグニンや海藻に含まれるアルギン酸なども食物繊維のひとつです。
このほかにも食物繊維と定義される物質はたくさん存在しています。
食物繊維はどれぐらい食べればいいの?
国の定める食事摂取基準によると推奨される食物繊維の摂取量は成人で1日20〜25gです。
食物繊維は肉や魚にはほとんど含まれておらず、植物性の食品に多く含まれています。
具体的にはカボチャ・ゴボウ・たけのこ・ブロッコリー・納豆・しいたけ・ひじきなどに特に食物繊維が豊富です。
食習慣の欧米化により日本人の食物繊維の摂取量は慢性的に不足しています。
食物繊維は消化器の病気を始め慢性病の予防に有効であると考えられています。
日頃から意識して積極的に食物繊維を摂るようにしましょう。
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