人と水
年齢などにより差はありますが人間の体の50%〜75%は水からできています。
このため人間は水分の摂取なしには5日も生きることはできません。
人間にとって水を飲むことはとても重要ですが、だからといって 水だけをあまりにも多く飲みすぎると今度は「水中毒」になってしまう恐れがあります。
水中毒って何?
人間の血液の中にはさまざまな成分が溶け込んでいますが、もし水を大量に飲んでしまうとこれらの成分が薄まってしまいます。
特にナトリウムの濃度が大きく下がってしまうと水中毒(低ナトリウム血症)となります。
低ナトリウム血症は重症になると意識障害・けいれん・嘔吐などの症状が出て、最悪の場合は死に至ります。
夏の暑い日に水分補給をする際に塩分補給も同時に勧められるのは水中毒を避ける意味合いがあるのです。
上手な水分の摂りかた
水中毒を心配しすぎて水分摂取を控えるのは脱水になる可能性が高まるので危険です。
一般的な成人に必要な水の摂取量は1日2〜2.5Lですから、適度な水分摂取を心掛けましょう。
また暑い日の外出やスポーツ時には通常よりも多くの水分摂取や塩分補給が必要です。
多量の汗をかくような場合は経口補水液やスポーツ飲料で効率よく水分や塩分補給をすることがおすすめです。
一度に大量の水を飲む健康法が一時期話題になっていましたが、水中毒になるリスクがあるのでやめましょう。
海外では数時間に7Lもの水を一気に飲んで水中毒で亡くなった方もいます。
くれぐれも水中毒には注意しましょう。
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