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2016年05月05日

辛いという味は存在しない

夏になると暑さを吹き飛ばす辛い料理が
冬になると寒さを吹き飛ばす辛い鍋料理などが
人気を集めています。

ヘルシーかどうかは別として。

当然なのですが辛い食べ物を口に入れると辛い!と感じます。
辛党の人たちはあの強烈な刺激がたまらないのだとか。

そんな辛い、一般的には味を指す表現なのですが
正確にいうと辛いは味ではないんです。

舌の表面には

■甘み
■しょっぱみ
■酸っぱみ
■苦み

…などの味の刺激を受けとめる受容体があります。

が、しかし!!

舌に辛みを受けとめる受容体はない!Σ(・ω・ノ)ノ!

辛みが味じゃないなら辛みの正体って何なの?

実は、実は辛みの正体は「痛み」

皮膚には痛みを脳に伝える痛点と呼ばれる
受容器が無数に存在しています。

そんな痛点が舌の表面にもたくさん分布しているため
香辛料などの辛み物質で舌が刺激されると辛い!に。

激辛ラーメンのあまりの辛さに身をよじっている人は
実は、あまりの痛さにもだえていることに。

辛党の人にはマゾっ気がある人が多いのかも・・・

最後に、辛い食べ物にも唐辛子や大根、わさびなど
いろいろな辛さの種類があるのですが
これらの辛さの違いって何?

これらの辛さの違いは
匂いが鼻に抜けた時に感じられる臭覚の違い。

辛さは味として感じられるものではなく
痛みと匂いがコラボレーションした結果生まれるものなのです。

辛いという味は存在しないのお話でした。


世界一辛い唐辛子



地球の末路!?




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