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2016年02月22日

胃腸薬・鼻炎薬でアルコールのまわりが早くなる!?

胃腸薬や鼻炎薬を飲んでいると
いつもよりもアルコールのまわりが早くなり
悪酔いしやすくなります。

胃腸薬や鼻炎薬に含まれている成分が
アルコールの血中濃度を強めてしまうから。

で、具体的にどんな成分かというと

■H2ブロッカー(胃腸薬)
■抗ヒスタミン(鼻炎薬、風邪薬)

…の成分になります。


H2ブロッカーを含む胃腸薬

病院薬
・ラニチジン塩酸塩
・シメチジン


市販薬
・ガスター10
・大正胃腸薬Z


抗ヒスタミンを含む鼻炎薬・抗アレルギー薬

病院薬
・クロルフェニラミンマレイン塩酸

市販薬
・アレルギール錠
・コンタック600プラス


抗ヒスタミンを含む風邪薬

病院薬
・PL配合顆粒

市販薬
・ベンザブロックL
・新エスタック顆粒
・プレコールエース顆粒
・新ジキニン顆粒


花粉症治療の主役の抗ヒスタミンは
花粉症の方には欠かせない。

が、花粉の飛散が多い時期にある行事といえば『 花見 』

アルコールを飲まない方は気にすることはないのですが
アルコールを飲む方は朝だけ薬を服用するなどの工夫を。







地球の末路!?




2016年02月21日

抗生物質のお話

風邪をひいて医療機関を受診すると
抗生物質を処方されることがよくあります。

そもそも抗生物質は細菌を殺すための薬なので
原因がウイルスの風邪には効かないし治らない。

じゃあ、なぜ抗生物質が処方されるか?

それは気管支炎などの二次感染の予防のため。

なのですが、日本は世界的に見ても
抗生物質の使い過ぎ国。

抗生物質を多用・乱用すると
抗生物質が効かない耐性菌を増やしてしまうため
安易な使用は避けたいところ。

喉の激しい炎症や高熱などの症状がなければ
抗生物質は必要ないと考えたほうがいいです。

で、最後にもうひとつ。

抗生物質は牛乳との相性が良くない。
効きめが失われます。

原因は牛乳に含まれているカルシウム。

カルシウムは抗生物質に限らず様々な薬に影響を及ぼすので
牛乳での薬の服用は避けた方が賢明といえます。


牛乳で飲んではいけない抗生物質

■テトラサイクリン塩酸塩
■ドキシサイクリン塩酸塩水和物
■ノルフロキサシン
■ロキシスロマイシン
■セフロキシムアキセチル


抗生物質のお話でした。







地球の末路!?




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