「オーシャンズ」と言えば、思い出すのは「オーシャンズ11、12、13」の3部作という人もいるのでは?
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア、マット・デイモンなど、そうそうたるキャストが演じた犯罪集団の映画です。
この時のリーダーは、ジョージ・クルーニー扮するダニー・オーシャン。
今作の「オーシャンズ8」(Ocean's Eight)は、前作シリーズとは趣を変えて再結成。
リーダーの名前は「デビー・オーシャン」 (サンドラ・ブロック) 。彼女は、ダニーの妹だったのです!
あらすじ・物語の背景
大女優サンドラ・ブロック演じるデビーが仕切るのは女性ばかりの8人チーム。その貫禄で、派手に、そして華麗にやらかしてくれます。
映画の冒頭は、5年の刑期を終えたデビーの出所シーンから。
「もう二度と悪いことはしません!」と言って、看守に挨拶し出所するデビー。
とんでもない、デビーにはこの牢獄にいる5年間、練りに練った犯罪計画があったのです…。
あらすじ・ここが見どころ
(引用:
https://www.facebook.com/oceans8movie/ )
◇出所後、一番先に向かったところ!
「犯罪に手を染めた以前の連中とは、一切縁を切ります!」
それは真っ赤なウソでした。
出所したデビーが真っ先に向かったのは、過去に手を組んでいた最も信頼できる相棒ルー (ケイト・ブランシェット) 。
久々の再会、デビーはルーにある大きなヤマを打ち明け、一緒にやらないかと持ち掛けます。
◇計画実現に集めた女性たちとは?
デビーの計画とは、世界的大ファッション祭典に出品される、 カルティエ「トゥーサン」 を盗み出そうというもの。
そのダイヤモンドは、1億5千万ドルという値が付いています。
デビーとルーは、決行のためかつての知り合いをたどり集めたのが、女性ばかりの犯罪専門職6人。
会場潜入にふさわしい大女優のダフネ (アン・ハサウェイ) 、贋作加工を専門とするアミーダ、常習詐欺のハスラーであるコンスタンス、見た目主婦だが盗品をさばくタミー、天才ハッカーのナインボール、落ち目のファッションデザイナーのローズという、仕事集団のラインナップ!
◇個性派キャラの8人!
この映画のテーマはもちろん、大犯罪!
一方で、個性派キャラの8人がそれぞれの専門分野で知恵を出し、いかにして宝石奪取を実現するかが見どころです。
もちろん、仕事はキッチリ。しかし、どこか拍子抜けしたところがコミカルに描かれていて、ハラハラ・ドキドキ感もたっぷり。
さあ、最高難度のセキュリティーはどんな手法で破られていくのでしょうか?
クライマックスからエンディングへ (最後のネタバレなし)
この映画の見どころは、もうひとつの仕掛け。
それは、単にカルティエ「トゥーサン」の略奪だけではない別の目的です。
なぜ、デビーは5年もの刑期で投獄されなければならなかったのか。つまり、デビーはこのヤマで、過去に自分を陥れた者への復讐も忘れていなかったのです…。
感想とおすすめ度
謎解きの面白さ、登場する8人の面々の個性、テンポよく進んで行く強奪計画、そして最後はリーダーであるデビーのちょっと悲しいお話ということで、退屈しない2時間です。
サンドラ・ブロックも、ケイト・ブランシェットもなかなかカッコいいですよ!
ぜひ!
感想(1件)
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