アメコミ映画の雄『アベンジャーズ/エンドゲーム』が完結し、一段落した感のあるマーベルコミック。
X-MENシリーズでは初の主役となる ソフィー・ターナー を迎え、新たなフェーズ展開への伏線を感じたのも正直なところ。
また、少し前に公開された『キャプテン・マーベル』(ブリー・ラーソン)の余韻がまだまだ続く中で見た印象としては、私の中ではどちらも「いい勝負」なのです。
参考: ブリー・ラーソン主演『キャプテン・マーベル』
宇宙空間を無敵に操るジーン・グレイこと、「ダーク・フェニックス」を堪能して下さい。
あらすじ・物語の背景
ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)は、X-MENメンバーの中にあって、リーダーであるチャールズ/プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)の右腕として活躍。
X-MEN の活躍も国家の信頼を受ける中、時は1992年、打ち上げたスペースシャトルが太陽フレアによって大きな損傷を受けることに。
急きょ救難指令を受けたX-MENたちですが、彼らも危うく巻き添えをくう羽目に。
危機一髪で、スペースシャトルのクルー全員を救ったのは、ジーンの強力なサイコキネシス(念動力)でした。
しかし、同時にジーンが浴びた膨大なエネルギー量は、彼女の中に変化をもたらしてしまったのです…。
あらすじ・ここが見どころ
(引用:
https://www.facebook.com/XmenMovies.Japan/ )
◇制御不能になったジーンのパワー!
ジーンの中の変化のひとつは、彼女がまだ8歳の子供だった頃の記憶でした。
彼女が特殊能力を持つミュータントであるがゆえに、親から切り離されたという過去の経緯に気付いてしまうのでした。
恨みの矛先は、当時の事情をよく知るプロフェッサーXへと向かいます。
もうひとつ、ジーンの中で変わったのは、自らのサイコキネシスの力を制御できなくなってしまったこと。
一旦、フォースが開放されるとそのエネルギーは誰かまわず発してしまうことでした。
◇まさか!ミスティークが倒れる?
ジーンがフォースを制御できなくなった時、力の向き先は仲間であったX-MENメンバーにも向かうことに。
彼女が暴発することで、X-MENチーム全体に悪影響が及ぶことを恐れたミスティークこと、レイヴン・ダークホルム(ジェニファー・ローレンス)は、危険覚悟でジーンを制止しようと接近。
参考: ジェニファー・ローレンス主演『レッド・スパロー』
その時、予想もしなかったことが!「X-MEN」シリーズの終焉の第一歩となってしまうのでした。
◇あのジェシカ・チャステインがエイリアン!
仲間でさえ、フォースを制止できなくなってしまったジーン。
そんなジーンの前に、現れたひとりの女性(ジェシカ・チャステイン)。
参考: ジェシカ・チャステイン主演『女神の見えざる手』
しかし、中身は人間に変異したヴークというエイリアンでした。
住む星を無くしていたヴークは、ジーンの持て余すフォースを吸収し地球を新たな住み家にすることを考えていたのです。
仲間を意図せず殺し、孤立していくジーンの苦悩をヴークに見透かされることに。
ついに、ジーンは自らの死を覚悟しヴークに体を預けて、全エネルギーを放出する覚悟をするのでした。
クライマックスからエンディングへ
(最後のネタバレなし)そこへ現れたのは、執拗な追跡をし続けていた政府軍。ついにジーンはじめX-MENメンバーの捕獲に成功します。
しかし、ジーンを横取りされたヴークたちは黙っていません。急きょ、移送する列車を襲撃しジーンを取り戻そうと。
もちろん、政府軍、ヴークたちエイリアン、どちらに捕獲されてもジーンの命がなくなることをX-MENメンバーはわかっていました。
最後の三つ巴の戦いが激しく繰り広げられる中、いよいよクライマックスはジーンとヴークの直接対決へ!
感想とおすすめ度
(引用:
https://www.facebook.com/XmenMovies.Japan/ )
そうそうたるキャスト陣を見るだけでも満足。
主演のソフィー・ターナーも存在感のある女優。これで続編がないはずがない?
いや、続編はないが、情報通によれば「The new mutants」(仮)に衣替えし、新たなフェーズが待っているとか?