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2020年02月26日

履歴書やESの趣味欄、「映画鑑賞」と書いたら絶対準備しておきたいこと!

リトルウィミン2.jpg


■質問しやすく、会話になりやすい「趣味欄」


就活に付きものの 「履歴書」、新卒だと 「エントリーシート」の記入は必須です。

そして、必ずといっていいほどある欄が 「趣味欄」です。

「旅行」「読書」「スポーツ」「ゲーム」などなど書きますよね。

趣味自体は、個性そのものなのでよほど公序良俗に違反するものでない限り、自分が打ち込み楽しんできたものを書いて全く、差し支えありません。

会社は、志望者がどんな人物かを知るために、 もっとも話しやすい「ネタ」として趣味欄を用意していると理解して下さい。

(もちろん、中には業種や職種と接点があれば尚良しと思う企業があることも確かです。)

いずれにしろ、面接質問ではこの「趣味欄」について、絶対出てくる質問があります。

「趣味欄に、〇〇とありますが詳しく教えて下さい。」 と。

今記事では、「映画鑑賞」と書いた時の対応方法を、実際の映画 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 を使って、具体的話法で紹介していきたいと思います。


ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 (予告編)

■適当に書くと、墓穴を掘ることに!


ところが、志望者の中にはこれといった趣味もないので、たとえば「映画鑑賞ぐらいにしておこう。」と、適当に書いてしまう人も。

これは、大きな間違いです。

「映画鑑賞が趣味とありますが、よく観られのですか?」

「ええ、たまに。」とか、「時々」と答えた時点で、内定はないものと思ってください。

逆にいえば、内容が伴わない場合は「映画鑑賞」などと書いてはいけません。

書いた以上、最低でも

「ハイッ!月に数本は、劇場やDVDなど話題作を中心に楽しんでいます。」

ぐらいは言いたいものですね。







■話が盛り上がるように、心掛けたいこと


リトルウィミン6.jpg

(引用:facebook.com/LittleWomenMovie/)

「どんなジャンルがお好きですか?たとえば、最近見た映画でお気に入りがあれば教えて下さい。」

趣味の話で一旦口火を切ると、面接官は、志望者ができるだけたくさん話して「個性」を出してくれるよう突っ込み質問をしてきます。

この時、本当に映画鑑賞が趣味の人は、話を盛り上げる絶好のチャンスと捉えて下さい。

また、自分の好きなことを一生懸命に語る姿や表情は、自己PRの機会にもなりますよ。

ただ、質問のポイントは外さず、端的に答えることをお忘れなく。

1.好きな映画をジャンル分けしておくと便利

「ハイッ!まず、好きなジャンルは 文学作品をモデルにしたものです!」

【ポイント:「好きなジャンルは?」と聞かれる聞かれないにかかわらず、映画趣味を語るときはジャンルを整理しておくと話しやすくなり何かと便利です。】

「その中で、最近の映画で特に印象に残っているのは、 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 です。なぜそれが印象に残っているかと申しますと、一番の理由は 女性の前向きな生き方を問う作品であるからです。」

【ポイント:「好きな映画タイトル」を先に述べること。タイトルに面接官が反応したらしめたもの。そして、 映画の趣旨を簡潔に話すと後を続けやすくなります。)




2.多少の蘊蓄(うんちく)を語る

さて、好きな映画の印象を語るとき、どうしても「映像がキレイだった」とか「主役のファンである」といった表面的なものだけに終わりがちです。

「趣味が映画鑑賞」と書いた以上は、ちょっと蘊蓄も語っておきたいものです。

「原作となった同名小説の 作者ルイーザ・メイ・オルコット の小説は、これまで多くの女性に支持され、何度も映画化されています。

特に本作は、私の好きな シアーシャ・ローナン 女性監督 グレタ・ガーウィグ がタッグを再び組んだ映画として大変興味を持っていました。

というのも、以前同じコンビでヒットした 『レディ・バード』 がありました。女性視点の素晴らしい映画でしたが、今回も大変満足できる内容ですごく印象に残っています。」

? その他シアーシャ・ローナン出演作品一覧


3.「履歴書」「エントリーシート」の書き方


履歴書.jpg


これまでは面接での質問を想定し、話し言葉で応対方法を紹介しましたが、こういった内容は提出書類の説明文にもきっちり書くようにします。

字数は、 「履歴書」 の場合はせいぜい100文字程度です。

一方、 「エントリーシート(ES)」 は企業によって異なりますが、文章力を見る目的もあり200字〜400字程度はあるでしょう。

この場合、1センテンスが長くなり過ぎないよう、箇条書きを併用すると読みやすくなりおススメです。

たとえば、

「好きなジャンル」「映画が好きな理由」「映画鑑賞から学ぶこと」「印象に残っている映画ベスト3」など、箇条書きのサブタイトルを作ってまとめると、読む人にわかりやすいでしょう。




まとめ〜ちょっと言い訳も〜


いかがでしたでしょうか。

「趣味・映画鑑賞」と言っても、専門の映画評論家ではありません。

あくまで就活対策、面接対策なので気軽に考えていきましょう。

ただ、「面白かった」「泣いた」「音楽が素晴らしい」だけでは通用しないということは認識しておいた方がいいでしょう。

紹介した話し方、書き方をぜひ参考にして下さい。

もし、あまり映画鑑賞もしていないのに書く場合は、1〜2作品でいいのでDVDなどで徹底して下調べをしておいて下さい。

そして、 「それだけ?」 「他には?」 などと突っ込まれたら、「観たい映画はいっぱいあるのですが、就活が忙しくてあまり観られていません。」と言い訳するしかないですね。


なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?—人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる

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