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posted by fanblog
2019年08月16日
背中のドラゴン・タトゥーに見覚えが…リスベット再び。サスペンス『蜘蛛の巣を払う女』
『蜘蛛の巣を払う女』(The Girl in the Spider's Web)は、世界的ベストセラー「ミレニアム」シリーズの4作目。
背中にドラゴン・タトゥーをもつ天才ハッカー、リスベットを今作では 「クレア・フォイ」 が演じます。
地球規模の安全保障にかかわるハッキングを請け負うことになったリスベット。
サスペンス&ミステリー性に加え、手際のよいハッキングとアクションの連続で退屈させません。
そして今回は、背景にあるリスベットの幼い頃の、暗い過去が明らかにされます。
国家安全保障局へのハッキング!〜あらすじ〜
今回、リスベットが引き受けた仕事は、米国国家安全保障局(NAS)から核攻撃制御プログラム「ファイヤーウォール」を取り戻すというもの。
依頼主は、いみじくもこのツールの開発者であるバルデル博士。
彼は、AIの世界的な権威者で、世界中の核兵器をコントロールできるプログラムを開発したが、政治利用されるのを恐れて撤収を依頼したのです。
天才ハッカーのリスベットにとっては、なんの問題もない仕事だったのですが、予想もしないところから仕組まれた罠があったのです。
リスベットが再び頼った人物は?〜見どころ〜
(引用:
https://www.facebook.com/DragonTattoo.JP/?brand_redir=198376166872445 )
◇暗号解読に手間取るうちに…
一旦は、ファイヤーウォールの回収に成功したリスベット。
アジトに戻り、起動するための暗号解明に腐心していた時、覆面をした男たちに奇襲されプログラムは奪われてしまいます。
一方、ファイヤーウォールのハッキングに気付いたNSAのセキュリティ担当者ニーダムは、ハッキング元のスウェーデンに乗り込み、独自に調査を開始。
また、リスベットが襲撃されたことを知ったバイデル博士も、同国の公安局副局長に助けを求めたのです。
◇リスベットを奇襲した人物の割り出し
奇襲を受けたリスベットは爆破とともにとっさの判断、バスタブに身を沈めなんとか生き延びます。
そして、助けを求めたのはあの雑誌記者ミカエル(スベリル・グドナソン)。
前作ではダニエル・グレイグが演じていた、リスベットの友人であり協力者です。
リスベットは、襲撃した人物を一瞬で写真におさめており、それをミカエルに見せて人物の割り出しを依頼。
結果、額に蜘蛛のタトゥーを入れた男が浮かび上がることに。
リスベットを襲撃したのは、「スパイダーズ」という組織であることが判明したのです。
◇真っ赤な服の金髪女とは?
一方、バルデル博士の自宅を監視していたリスベットは、博士の自宅に侵入する「スパイダーズ」の連中を目撃。
博士の救出をしようとするも、彼らはその場で博士を射殺。さらに、ファイアウォール解読の鍵を握る、博士の息子アウグストを連れ去ってしまいます。
執拗に追跡するリスベットでしたが、逆にスパイダーズの返り討ちに会い捕獲されることに。
そして、リスベットの前に忽然と姿を現したのは、真っ赤な服に身を包んだ金髪の女!
彼女は、16年前に別れた双子の妹、カミラ(シルヴィア・フークス)だったのです…。
幼い頃の双子の姉妹の謎〜クライマックス〜
カミラがなぜリスベットの前に姿を見せたのか、それはすべてリスベットへの復讐だったのです。
映画の冒頭、伏線として紹介される、幼い頃のカミラとリスベット姉妹。
なぜ、自分だけを父親の元に残して去ったリスベットは去っていったのか、そしてリスベットへの怨念とは何だったのかを語り始めます。
そして、カミラがそのために張り巡らせていた「蜘蛛の巣」が明らかにされ、サスペンスの全容が見えてくるクライマックスは見ものです。
ファイアウォールを取り戻そうとやっきになるNSAニーダム、NSAに介入させようとしないスウェーデン公安局、そしてキーマンとなったバイデル博士の息子アウグストの動きに目が離せません。
Kazemichiの感想〜おすすめ度〜
リスベットは、孤独感の漂うまた違ったタイプの戦闘女子。そして、『ブレードランナー 2049』でも存在感のあったシルヴィア・フークスがこの映画のポイントとなっています。
参考: 『ブレードランナー 2049』
リスベット(クレア・フォイ)のカッコ良さ ★★★★★
カミラ(シルヴィア・フークス)の存在感 ★★★★★
ミステリー&アクション度 ★★★★☆
まだまだ続編に期待度 ★★★★★