家に着くと、激しい疲労感で、もうふらふらだった。
とりあえず購入したものを冷蔵庫にぶち込み、
和室に敷きっぱなしのマットレスのうえに倒れこんだ。
そのままほとんど気絶のように眠り、夕方頃に目が覚めた。
(お腹空いた。何か食べよう・・・)
とキッチンに向かって、ハッとした。
(そういえば、炭水化物食べたらいけないんだった)
では、何を食べればいい?
・・・・・・・・・思いつかない!
今までの私なら、もう面倒くさいことは考えないで
トーストか、納豆ご飯でも食べているところだ。
でも、「糖尿病の恐怖」に目覚めてしまった今となっては
食欲より恐怖のほうが勝っている。
いろいろ考えて、とりあえずゆで卵を作ることにした。
20分後、ほかほかのゆで卵を2個ほおばった。
私は極度の塩分恐怖症なので、塩を振るのもいやで、
ただの茹でただけの卵だが、「空腹は最高のソース」で
おいしかった。
食べ終えると同時に夕食のことが心配になった。
(夕食は何をたべようか・・・)
とにかく何か「安心して口に入れられるもの」を用意しなければいけない。
早急にだ。
さっき買ってきたものを早速活用することにして、
こんにゃく、厚揚げ、卵をおでんのように煮ることにした。
おでんといえば下ごしらえが大変なのだが、
今はとにかくだし汁にぶちこんだ。
(主食として、ざるそばを作ればいいや)
夜食べられるものを確保して、ちょっとホッとした。
こうして「糖質制限食のサバイバル」が静かに始まった。
続く。
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