引き続き「カロリー」について書いてみたいと思います。
カロリーはこの50年ほど目の敵にされてきました。
とにかくカロリーを減らす!
肥満も糖尿病もガンも肌荒れも全部カロリーのせい!
と教えられてきた私たちは、
カロリーといえば万病の元だと信じてきました。
でも、最近はその説が覆されつつあります。
元々、カロリーが悪者というのは
「仮説」であるということを知ることが大切です。
詳しくは「あまくない砂糖の話」というドキュメンタリー映画を
ご覧いただくととても分かりやすくまとめられていますが、
カロリーが悪いというエビデンスは無いに等しいという話は
最近では有名になりました。
(日本の研究では久山スタディが世界的に有名です。)
肥満の原因は何かという議論が1960年代に主にアメリカで
活発になり、
砂糖 VS カロリー
という構図が生まれ、
砂糖業者の強大な圧力によって
肥満が糖質のせいだという事実が封印されました。
そして「カロリーによって太るという 仮説」に基づいて
その実証を求める壮大な人体実験が始まったわけです。
つまり、カロリー制限。
でも、カロリーを制限しても痩せないことは
現代のアメリカを見れば一目瞭然です。
アメリカの肥満率はうなぎ上り。
みんなローファット牛乳、ローファットヨーグルト、
ローファットアイスクリーム・・・などをこぞって食べ、
カロリーオフ食品を大量に購入しています。
それでも痩せるどころか肥満者が増えているのが現実です。
しかもカロリーが不足すると、
とても恐ろしいことが起こるのです。
続く
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