これを糖質制限的に作るなら、皮が問題だ。
皮を大根で作ってみよう。
大根は可能な限り薄切りにする。
とはいえ、あまりに薄さにこだわると絶対丸くカットできない。
少々厚くなっても大丈夫なので、丸い形をキープしてほしい。
大根を皿に並べ、表裏ともに塩を振る。
後で水で洗うのだが、味はしっかりついてしまうので、塩の量は控えめがいいと思う。
15分ほど放置する。
その間に餃子の餡を作る。
にらは1cm幅のざく切りにする。塩を振ったりする必要はない。
ミンチ200gに対してにら1束。
あとはにんにく1片、親指より少し大きい位のショウガをみじん切りにしておく。
調味料は醤油大匙1.5、酒大匙2、オイスターソース大匙1、片栗粉大匙1、
甘味料(スイートピアラカンカ、ラカントS等)大匙2.5、ごま油ひと回し、塩コショウ少々。
これを全部ボウルに入れて良く混ぜ合わせる。
(にらを塩もみしなくていいのか?と思う方もおられるだろう。
結論から言うとしなくてOK。
普通は餡に乳化のための水を足すのだが、にらに含まれている水分を活用するのだ。)
粘り気が出てきたら餡は完成である。
では包んでいこう。
まず、大根は流水で洗い流して塩分を落とす。
水分が出て柔らかくなっているので、そこに餡を乗せ、二つ折りにする。
大根の厚みで二つ折りにしにくいものは、ちぎれないように気を付けながら軽く折り目をつける。
あとは焼いていく。フライパンかホットプレートにオリーブ油をたっぷり目に入れ、餃子で拡げながら置いていく。火をつけ、温まってきたら30〜50ccの水を入れ、蓋をする。水が蒸発し、裏に焦げ目がついたら裏返し、両面においしそうな焼き色がついたら出来上がり。
餃子の皮である大根にも塩味がついているので、ポン酢につけなくてもおいしく食べられる。(ポン酢に含まれる糖質を摂らなくて済む。)
酢とこしょうで食べるのもおいしい。
実際、大根餃子を食べてみると、わざわざ糖質が含まれている小麦粉の皮を食べる必要性がわからなくなる。
そのくらい、大根餃子はおいしいと思う。
餡は30個分位できるので、家族には普通の餃子の皮で作ってあげれば、家族仲良く餃子パーティーができる。
手間をかけずにおいしく糖質制限を続けていきたい。
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