ブラック企業やネット炎上など、世相を反映した内容の「人生ゲーム獄辛」が登場した。
就職、結婚を経て億万長者を目指す──そんな盤ゲーム「人生ゲーム」が、時代に合わせ“辛口”になった。タカラトミーが9月18日に発売した「人生ゲーム獄辛(ごくから)」は、ブラック企業やネット炎上など、世相を反映した内容が特徴だ。価格は3800円(税別)。
現代社会ならではの、心労や出費が多くなる設定にこだわったシリーズ最新作。昨今の生涯未婚率上昇に合わせ、ゲーム内の未婚率は過去最高になった。お金をもらうマスより払うマスが多くなり、借金にも陥りやすい。「SNSが乗っ取られてブログが炎上」「始末書のコピペがバレた」「特典目当てで買った大量のCDでカラスよけを作成」といった、ネットユーザーが思わず苦笑いするようなイベントも多数ある。
給料が半額になるなどの被害を生み出す「パニックカード」や、いたるところにある「落とし穴」で、負の連鎖を演出。一方で、シリーズ初登場の「甘神様」を味方にすると大半のトラブルが回避でき、一気に楽勝人生が訪れる。「トラブルだらけの人生の中、クモの糸ほどの運をつかんだ人だけが幸せつかめる」という、手厳しいゲームバランスに涙が止まらない。
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