ASUSは、無線で1,734Mbpsの転送速度を実現したIEEE 802.11ac対応無線LANルーター「RT-AC87U」を27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,000円前後の見込み。
米国で8月に発表された製品。約1カ月で日本でも発売されることとなった。アンテナを4本備えた4×4 MIMO技術により、5GHz帯のIEEE 802.11acで最大1,734Mbpsの転送を実現。実効速度でもGigabit Ethernet並みとしている。IEEE 802.11nでも、TurboQAM技術により600Mbpsを実現する。
また、MU-MIMO(Multi-User MIMO)に対応し、対応機器であれば時分割することなく複数と同時通信できるため、時分割する従来の製品よりも効率的な通信ができるとしている。加えて、特定のデバイス向けに電波を集中するビームフォーミング機能をさらに強化した「Ai Rader」機能を備える。
このほか、トレンドマイクロの「Smart Home Network」技術を使用する「AiProtection」機能を搭載し、不正Webサイトへのアクセスのブロックや、ペアレンタルコントロールなどをルーター単体で実現可能。
プロセッサには1GHz駆動でデュアルコアのBroadcom BCM4709を搭載。メモリは512MB。通信チップセットにはQuantennaの「QSR1000」。外付けHDDをNASとして使えるUSB 3.0ポートやプリントサーバーとして機能するUSB 2.0ポートを備える。
有線WANはGigabit Ethernet×1、LANはGigabit Ethernet×4を備える。暗号化は64bit/128bit WEP、WPA-PSK、WPA2-PSK、WPA-Enterprise、WPA2-Enterprise、WPSを備える。
本体サイズは289.5×167.6×47.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は747g。
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Asustek (2014-09-27)
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