距離 約109km(実測)
累積標高差 約3940m(実測)
制限時間 22時間
これまでトレイルの最長距離は、75Kmだったので、なんとか完走できて、記録更新です。2015年に、兄貴のペーサーで参加しているので、65km笹ヶ峰グリーンハウスからの残りと、去年台風で短縮になってしまいまいたが、スタートから黒姫までの52kmは、走っているので、なんとなく全体のコースレイアウトは把握できていたので、ペース配分をかんがえるのもそれほど難しくはありませんでした。
出走者:588名
完走者:392名
完走率:66.6%
完走率は、どうなんでしょう。例年より低い気はします。
当日の様子を少し。
ゴールの飯縄高原には、制限時間1時間30分前の、翌日の1:30に到着するペースでシミュレーションしました。いつもよりハイペースですが、途中の関門にひっかかりたくないので、すこしハイペースの計画で。のちのち、想定外の渋滞があったので、結果的にいつもよりもハイペースでのぞんだのは正解でした。
前日の装備品チェック。110kmと100mileの選手が同時に実施していたので、かなり混雑していました。自分が着いたのが、14:00ごろで並んでからチェック完了まで、大体1時間くらいかかりました(泣)。一番ピークだった時間帯かもしれません。去年は、110kmのチェックがなかったので、こんなに混雑はしていなかった記憶があります。100mileの人たちは、19:30スタートなので、仮眠したいところだったと思うので、来年はなにか対策がひつようでしょうね。
スタートゲートです。これをみると、テンションあがってきますね。特に、信越五岳のゲートは、かっこいいですね。
100mileのスタートです。鏑木さんがエントリーとあって、異常な盛り上がりでした。
5:30スタートです。最初だけ元気なので、前のほうにならんでしまいました。
斑尾スキー場のゲレンデを登り切って、下りにはいるところです。よくよく写真をみたら、まえを走るのは、笹ヶ峰グリーンハウス手前の、つり橋渋滞のときにお話しさせてもらった方でした。黒姫の写真にもうつっていたので、ほぼ同じペースで走っていたのでしょうね。また、どこかでお会いしたときは宜しくお願い致します。
コース途中で、野尻湖をゲット!!ここは、絶景ですね。
実は、この手前で、蜂の襲撃に遭いました。自分は、何とか刺されずにやりすごすことができましたが、黄色いのや、黒いのが、前から上からおそってきて、その区間は、とっても早くはしっていたと思います。運悪く、20〜30人くらいのかたたちは、刺されておりました。。
斑尾山山頂です。まずは、順調の予定通りです。まだまだ序盤ですが、このあとは、だんだんと写真をとる余裕はなくなってきます。
第一エイドのバンフを過ぎ、袴岳をこえ、林道(下り)を抜け、熊坂のエイドも通過すると、この写真の関川沿いの遊歩道にでます。ここは、ほんとうにきれいな遊歩道ですが、ここから7KMくらいゆったりとした登りが続きます。ここは、歩かずに、ゆっくりと走ることができました。ブリーフィングでも、石川さんが毎回お話しされているところです。一度歩くと、走り出すタイミングが難しくなりので、歩いているスピードとかわらないんだけれども、走り続けるのは大事かと思いました。確かに、この区間走れたのが、完走につながったのかもしれません。
黒姫エイド手前、関川でがんばってしまったせいか、ちょっと疲れてきたところです。
これは、笹ヶ峰グリーンハウス手前に発電所があるのですが、そこにあるつり橋をまっている行列です。
16:00前後で、約30分くらいならんだのかな、、、100mileと100kmのボリュームゾーンがちょうど重なったところだったのでしょうか。この時間は、まだ30分くらいでしたが、このあと大変だったのではないでしょうか。この渋滞は想定外でした。つり橋のところに、スタッフのかたがおられたので、関門時間の延長などないのか、話をしましたが、「こういった渋滞も織り込んでこそ、トレイルなので、延長はないと思う」ということをはなされていました。疲れて、少し弱気になってました。確かにその通り!!ということで、気を引き締めて、走りだしました。
このあと、笹ヶ峰グリーンハウスには、関門40分前に到着。心配そうに待っていた、ペーサーの兄と合流。カレーをいただき(おいしかったねー)、特に寒くもないので、着替えもせずに、10分の休憩で、出発。
このあとは、ナイト&どろんこレースでした。意外と、どろんこを避けてはしるより、どろんこの真ん中を走るほうが楽にはしれることに気が付きました。
笹ヶ峰から、戸隠までは、アップダウンはありますが、全体的に走れる区間が続きます。この区間は、下りと、平坦、若干の登りなど、走れる場所は、走りました。1番睡魔に襲われた区間でした。戸隠では、広大な牧場の中を走る場所があり、夜走っていると、大きな木がライトで照らされて、真っ白に見えました。ちょっと、不気味な感じです。このあたりは、コースが新しくなってましたね。ゆっくり登る場所が続きます。ここは、歩いてやり過ごしました。また、このあたりで、レースでは初めて胃が気持ちが悪くなる体験もしました。胃腸は丈夫なので、薬は携行していませんでしたが、幸いペーサーが持っていて、飲んだら、すぐに、復活しました。戸隠エリアをしばらく走っていると、なんとなく、戸隠スキー場に到着しました。夜なので、周りの景色がみえず、アップダウンもほとんどないので、以外と単調な走りでした。このあたりは、一度昼間に走ってみたいですね。戸隠スキー場について、真っ先にお蕎麦をいただきました。レース前から、楽しみにしていた、補給です。ネギもたっぷり入れてもらい、アツアツのお蕎麦をいただきました。胃がびっくりしないように、ゆっくり。気持ち悪さも完全に復活しました。ここに到着したのは、22:30頃でしたが、レースプロデューサーの石川さんが、エイドに居て、選手をねぎらっておられました。少しお話もでき、この時間であれば、完走大丈夫!と激励され、テンションあげて、23:00にエイドをあとにしました。戸隠スキー場からは、一旦、下りになり、ラスボスのめのお山へのとりつきになります。泥の登山道を抜け、ゲレンデにでますが、前回ペーサーで参加したときより、長く、急な道のりでした。1人だったら、多分何回も止まってるはずですが、ペーサーがいると、やっぱり違いますね、ゆっくりですが、止まることなく、ピークに到着しました。ピークで、小休止。体は、特に痛むところはないですが、疲れは溜まってきている感じです。この後に、若干登り返しがあり、そこを登りきったところで、運営のかたから声援を頂き、またまたテンションあげて、最後の林道を走ります。夜なのと睡魔でよくわからないですが、この林道、結構登ってる気がします。ラスト7kmなんですが、なかなか、距離が進まない。。しばらく歩いたり、走ったりしていると、下りのパートになります。あとは、最後の数キロ、体も軽く、気持ちよく走れました。周りの選手たちも、100km、100mile関係なく、みんなたたえあってました。ラスト1キロのところでも、運営の方から声援いただきました。ゲレンデを駆け抜け、何回も映像でみた、ゴールに飛び込みました。
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