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2020年09月10日

初アルプス 三股登山口から常念岳→蝶ヶ岳

本日、初アルプスです。TJAR(トランスアルプスジャパンレース)の本を読んでいたら無性にアルプスに行きたくなり日帰りで行ける場所がないか探し、ヤマレコユーザさん過去レコを参考に、三俣駐車場から常念岳から蝶が岳を周回するコースに決めました。普段は、里山でトレランをしている人間なので、本格的な登山をするために、先輩方の過去レコを読み漁り、装備やエスケープルートなど参考にさせていただきました。距離や、高低差、山行きの時間など、これまで経験ある数字なので体力的なリスクは低いと考えてました。実際に、樹林帯の急登や急降もとくに問題はなかったのですが、唯一、アルプス特有の山頂付近の岩場が精神的に疲れました。滑落の心配もさることながら、落石させてはいけない、落石を受けてはいけない、という部分にとっても神経を使いました。道迷いについては、樹林帯綺麗に整備されているので、常念岳、蝶が岳どちらも迷くことはないかなと思いました。山頂付近の岩場ですが、岩にマーカーがあるのと、この日は、天気が良くて、ほかの登山者のからも数名いたので、大きくルートを間違えることはありませんでしたが、これがガスっていたりすると、結構ルートがわからなくなるのではないかと思います。アルプスの岩場は、本当に気が抜けないなと実感しました。水は、稜線上が涼しかった(半袖だと寒いくらい)のと、蝶が岳ヒュッテで水分補給できたので、2Lで足りました。

森の駐車場に駐車。ガラガラです。1:00頃着いたのですが、木が揺れるので、熊かと思ってビビりながらの車中泊でしたが、朝起きてみるとサルの仕業ということがわかりました。
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朝日が綺麗で気分も盛り上がってきました


森の駐車場から登山口まで歩きます。10分くらい。気温は、ガーミンの温度計で25度。湿気が無くて気持ちよいです。
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三股駐車場。まだ、数台空きありました。
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駐車場の先で、検温チェックがありました。


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真っすぐいくと蝶が岳。常念岳は右に折れます。


地図上だと斜度ありますが、九十九折なので、筋肉には優しいです。
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たまに見える空がきれいです。


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晴れてよかった。
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パワー光。



前常念岳。。。こんなところ登るの。。。
写真では伝わりづらいですが、本当に急です。
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なんとも幻想的です。


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前常念岳までの岩場の写真は、この一枚。本格的な岩場でかなり緊張。登ることに集中し、手元、足元ばかり気にしていたら、ルート間違えること2回。マーカは、きっちりあるので、遠くから確認して、ルートを頭で描いてから登るのが良いのでしょうかね。勉強になります。


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綺麗ですが急です!!風も強くなってきて、上半身がノースリーブでは寒い!!レインを着込みました。余談ですが、モンベルのピークドライシェル、透湿性が高いので蒸れなくてよいですよ。ウインドシェルに近いです。







前常念岳手前の避難小屋。ようやく人に会えて、少しほっとしてます。
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前常念岳までもう少し。
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前常念岳。ここから常念岳へも岩場ですが、前常念岳までの岩場よりも難易度は低そうです。


常念小屋までの近道。最近再整備された道だそうですね。
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右へ行くと常念小屋。左側が常念岳のピーク。常念小屋に寄ろうかと思いましたが、結構な高低差があるので、やめました。


距離があるように感じますが、登り始めると結構あっという間につてしまいます。
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急な岩場を登るときに、足を持ち上げるのですが、何度ひざをぶつけたことか。。。一回一回は、たいして痛くないんですが、なんどもぶつけると、効いてきますね。岩場あるあるな気はします。。
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常念岳へ登っていると、あれは!!槍ヶ岳ではないですか!!初めて、現物を見ました。感動ーー。とんがってますね。

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常念岳到着。ピークはたくさん人がいたので、写真遠慮しました。


穂高の山々も、初見です。ここからの眺め、最高ですね。頂上付近は風もなく、ついつい長居してしまいました。
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次に行く蝶ヶ岳方面へ、結構急な岩場の下り。怖!!



前常念岳から蝶ヶ岳方面への下りで撮影(GOPRO MAX + ネックマウント)した映像です。↓



https://www.youtube.com/watch?v=pD-L0aUyX78&t=11s








ピークを二つ超えて、先にある尖った山が蝶槍。蝶槍も、とんがっていてかっこいい。こうやって見ると、遠く感じる。
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一つ目のピーク到着。この先も岩場。遠目でマーカ確認しながら慎重に降りる。
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二つ目のピークへ向けて。ここから樹林帯。少し暑い。


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丁度、真ん中少し右の木がある向こう側が、前常念岳。かなり急なのがわかる。


この辺も樹林帯なんだけど、左側切れ落ちているので、注意して歩行。
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今日は、終始富士山が見えていました。地元の人曰く、「夏にこんなに見えるのは珍しい、風も冷たいし、もう秋なのかも」とおっしゃってました。

花がいっぱい咲いてました。
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池がありますが。ここだけ水が枯れないのは不思議ですね。
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蝶槍が近くまで。約200Mの高低差を登れば、本日の急登は終了。
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北アルプスは、色々なレベルの人が来られると思うので、登山道の整備は、本当に素晴らしいですね。この梯子もそう。

来た道を振り返って撮影。右側が前常念岳、中央が常念岳。
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蝶槍頂上直下。

蝶槍到着
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これから行く蝶ヶ岳方面。ここからは、ひろーい稜線が続いてます。
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アルプスを縦走する映像などを見て、こんな稜線、いつかは行きたいと思っていましたが、ようやく実現できました。

横尾分岐。不測の事態のエスケープルートにも入れておきました。
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蝶ヶ岳。これも地元の人に聞いたのですが、測りなおしたらこっちの方が高かったので、ピークが変わったとおっしゃってました。
蝶ヶ岳のテント場。いつかテント泊もいいですね。
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右へ行くと大滝山。ここも、エスケープルートに入れました。大滝山荘、鍋冠山経由で冷沢登山口。
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蝶が岳からの下り。左側は切れ落ちていますので、注意して歩行。
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こういった綺麗な階段がずーと整備されています。これがあるので、どんなレベルの人でも登山ができるのでしょうね。
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再度、常念岳。しかし下から見ると、すごい山だな。。。
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蝶沢。ここは、水の音がしますが、水があるのはすこし上の方になりますね。残り4KM。
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ここからは、平坦な道。
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人もいないので、少し走ってしまいました。

本物に会えました。
ゴジラのような木。
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手前に水場(力水)があります。冷たいて、おいしい水を頂きました。
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この吊橋を渡るともう少し。


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分岐まで戻ってきました。

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終了です。

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下山後の駐車場。ほぼ、変化なし。
この時間、ぶよがいっぱい飛んでます。しかもスズメバチっぽいのもいて、着替えができず、そのまま退散しました。後から聞いたら、スズメバチではなく、どうもアカウシアブのようです。



アルプスは、初めてでしたが、登山道は、道迷いしないようなマーカーや、ロープなど、本当にきめ細かい整備がされていることに驚きました。3000m級の山々のアルプスですが、難しかったら引き返すとか、疲れたら休むとか、とにかく無理をしないで行動をすれば、遭難しないように配慮されている登山道だということが今回わかりました。この整備って、誰に御礼を言えばよいのかわかりませんが、この場を借りて御礼をさせていただきたいと思います。
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