国宝 十一面観音は奈良時代の僧 泰澄(たいちょう)の作とされます。天平8年(736年) に都に疱瘡(天然痘)が流行したので、聖武天皇は泰澄に除災祈祷を命じました。その際、泰澄は十一面観音を彫り、息災延命(そくさいえんめい、災いを避け長生きすること)、万民豊楽(ばんみんぶらく、国の安泰は私たち一人一人の生活の幸せにある)の祈祷を行い、それにより憂いは絶たれたという言い伝えがあります。その後、十一面観音は病除けの霊験あらたかな観音像として、信仰されるようになったとされます。
リアル仏像十一面観音
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