やっと「野菜の美味しさ」についてのテーマで話を書けます!笑
前置きが長くて申し訳ありませんでした
みなさん、人生で「えっ?すんごい美味しんだけど!!!」と言いながら野菜食べたことありますか?
私は何度かあります。
畑で採れたての野菜を収穫しその場で食べさせてもらった時、こだわり栽培の野菜を食べさせてもらった時、低温貯蔵の越冬野菜を初めて食べた時など、そこには数々の感動があったわけです。
それと同時になぜ「野菜」はここまで味に差があるんだろう?鮮度?栽培法?作り手の技術?色んなことが気になったのです。
ここからは経験と主観で話すので、これが正解って訳ではないと思うので、そういう考え方もあるのね!くらいに聞いてください。
まず、野菜の美味しさを語るにはやはり「鮮度」は絶対的に外せないですよね。
(低温貯蔵や越冬野菜はまた条件が違うので一旦置いておきます)
じゃあ、鮮度がよければ何でも美味しいのか?
それも違う。
ぶっちゃけ採れたてでも、美味しい野菜もあればそうでない野菜もある。
じゃあ栽培法?
それもちょっと違う。
栽培法に限らず、美味しい野菜とそうでない野菜は残念ながら存在する。
じゃあ、作り手の技術?
うん、そうかもしれない。私が経験上思ったのはココ。
というのも、農家さんも新規就農したばかりの人や2〜3年目でまだ栽培の研究中です!って方もいれば、30年以上やってます!みたいな大ベテランもいたり、経験や規模に応じて近隣農家さんに技術指導するレベルの農家さんもいるわけです。
料理人でも美容師さんでも何でもそうですが、技術職である以上ある程度の経験や知識を積むことは必要ですよね。
情報がたくさん得られる時代なので、直接農家さんに勉強しに行ったり、就農前から多くの知識をつけて挑む方もいますが、やはり農業は自然相手なので「やってみないと分からない」わけです。
そういった部分も加味すると「美味しさ=作り手の技術」ということになるのかなと感じています。
例えば、今時期だと胡瓜や茄子の収穫も盛んですが、これらは水分の多い野菜なので水量や肥料など状態を見極めて細かなサポートをしないと味に影響が出ます。
肥料も多すぎてもダメだし、水をあげるタイミングなど野菜一つでこんなにも違うのかとびっくりするほど手がかかります。
有機肥料をあげれば何でも美味しくできるわけじゃないし、無肥料でゆっくり育てたからといって美味しくなるとは限らない。
全ては作り手さんの塩梅なわけです。
ベジママキッチン の提携ファームである小松ファームさんは、新規就農者や近隣農家さんへも技術指導を行なっている農家さんで、アスパラやお米がメイン栽培ですが、その他の少量栽培の野菜たちもやはり美味しいんです。
それは、アスパラの片手間で栽培してるわけじゃなく、少量でもきちんと野菜ごとに合わせた成長サポートをして生産者さん独自の目線で美味しい!と思ったタイミングで収穫していますし、このブログを読んでいただいてる方は農薬や肥料のことはもう勉強済みかと思いますが、きちんと農薬の安全性も理解した上で栽培期間中農薬を使わなかったり、減らしたりしながら栽培されている農家さんです。
(農薬を減らしたり使わないことで起きるリスクマネージメントもきちんとされています)
すでに全国に販路を持ってらっしゃる農家さんだったのですが、こうして苦労して栽培した美味しい野菜をもっと個人の方に広めていきたいという私の願いに賛同していただき、ありがたいことに発送対応などご協力いただいております。
他の農家さんたちも、キャリアだけでなく、自信を持って美味しいと言える野菜を出してる生産者さんたちにご協力いただいて、ベジママキッチン は成り立っています。
そして、オープンより当店で野菜を買っていただいてる皆様に支えられて続けることができています。
「野菜の美味しさ」を言及したら、それは鮮度や栽培法だけでなく、作り手の技術が大幅を占めるという結論に至りました。
さて、みなさんはどう思いますか?
もし時間があれば身近にある野菜の美味しさについて考えてみていただけたら嬉しいなと思います。
次回はテーマが決まってないので、こんなテーマで書いて欲しい!などあればメールやDMお待ちしてます
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北海道野菜Vegemama Kitchen
オンラインショップ
https://vegemamakitchen.stores.jp
つくる人とたべる人を繋ぐ。
大切な伝統を守りつつ
新しいことへもチャレンジする。
ベジママキッチンは挑戦し続けます。
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