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2015年10月17日

XR100M チューンドエンジン分解 ピストン破損

VFRのほかにもう1台所有しているのがXR100M。
昨年の冬に購入し、ゴミ捨て専用機とかしているのですが
購入後、異音がするためおろしていたエンジンを分解してみました。
エンジンのせかえの記録は こちら です。

こちらがそのエンジン。
デイトナの4バルブを1うえcc化されている代物です。
さすがに2速ではフロントが浮きそうになるくらい加速しました。
DSC_1507.JPG
DSC_1509.JPG
早速分解。本当に4バルブです。

中はとても綺麗で状態はよさそうです。
縦置きエンジンの分解は初めてですが、横置きと同じ要領で分解します。

カムスプロケのボルトをはずし写真の手前の内六角のボルトを緩めてカムキャップの4本のナットをはずします。
DSC_1510.JPG
DSC_1508.JPG
ちなみにシリンダーはヨシムラが使われています。
シリンダーをとってピストンも外しました。
コンロッドはキタコの56.5mmストローク品が組まれていました。
DSC_1511.JPG
DSC_1517.JPG
ピストンが焼きついているかと思っていたのですが、シリンダーは無傷でした。
さすがヨシムラといったところでしょうか。
こちらがピストン。
デイトナの4バルブ用が組まれていました。
スペシャル加工がされていると聞いていたのですがエキゾーストのバルブリセスの追加工のことだったようです。
スカート部分は加工目がなくなっていて結構磨耗しています。しかし焼きついていた痕跡はありませんでした。
DSC_1518.JPG
DSC_1513-2.jpg
一見無傷で異音の原因はピストンではないかとおもいましたが、よく見るとピストンピンが入る部分にクラックが入っていました。
クラックは矢印の部分です。
かなり高荷重が掛かっていたようです・・・。
もともと125ccで圧縮比12.5のピストンをそのまま組んであったので、計算上1うえccでは圧縮比が14.3位になります!
ピストンをみるとノッキングしていた痕跡がみれます。赤色の部分がもやっとして加工目がなくなっていてノックでピストンが損傷するエロージョンと思われます。
圧縮比14.3で点火タイミングも一番進めてあって、ハイオクいれてましたがそりゃ無理ってもんです。
DSC_1519.JPG


ということでピストンがご臨終でした。
シリンダーは使えそうなので、ピストン交換だけで復活しそうです。

異音がきになったタイミングでエンジン交換しておいてよかったです。
このまま乗っていたらエンジンが大破しているとこでした・・・。

お金に余裕ができたらピストン買って復活させようかと思っています。
posted by vfr86 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | XR100M
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