ビルマ・エスピン
Radio Rebelde、2018年4月7日、Lainerys Carbonell González記者
ビルマ・ルシラ・エスピン・ギジョイスは4月7日、生誕88周年を迎える。彼女について語ること、彼女が代表していること、象徴していることについて語ることは、複雑なことではあるが、同時に素晴らしいことである。
私が思うに、ビルマのなかには、さまざまな要素がほぼ完璧に混ぜ合わさってひとつに結びついており、それらの要素によって彼女は、キューバ独立戦争の闘士たちに非常に良く似た、また同時に、現在のキューバのさまざまな通りを歩んでいる女性たちに似た、唯一の女性かつキューバ女性の典型として際立っている。
われわれは彼女の写真を見ると、その個性に近づき、彼女の勇敢さ、情熱、女性らしさ、価値の証人になる。
われわれはエスピン・ギジョイス家の女の子を見る。彼女はバレエのコスチュームや、当時流行のファッションを着ている。オリエンテ大学化学工学科の学生になった彼女を見る。当時としてはモダンな、当時の女性にとっては例外的なキャリアである。同大学の合唱団にいる彼女を見る。
そのあとわれわれの目に飛び込んでくるのは、シエラ・マエストラでの彼女の姿である。髪に花飾りをつけて微笑む彼女の姿は、夜明けの冷え込みや、眠れない夜、ゲリラ服を思い起こさせるシエラの画像に美しさを与え、かつ本質を忘れさせない。
革命勝利後、息子たちと一緒にいる彼女を見る。女性たちの先頭に立って戦う彼女がいる。さとうきび刈りのビルマ。アリシア・アロンソと一緒にいるビルマ。
そのあと、彼女の姿はキューバ全土に広がった。保育所や、キューバ女性連盟や、女性・家庭のためのオリエンテーション・ハウスに彼女のアイデアは実現した。そして目覚めた女性たちのなかに、世界を征服するために、種をまくために、奇跡を起こすために一歩を踏み出すキューバ女性一人ひとりのなかに、彼女の思想は実現したのだった。
アリシア、モニカ・デボラ、マリエラは、彼女のゲリラ名だった。ビルマは、ほとんどつねに名字なしで、ただ単にビルマとして記憶されている。
ビルマ・エスピン
シエラ・マエストラでのビルマ・エスピン(右)。左はセリア・サンチェス
ビルマ・エスピン、キューバ女性の模範
Simplemente Vilma
http://www.radiorebelde.cu/noticia/simplemente-vilma-video-20180407/