JIT、2018年8月20日、Lisset Isabel Ricardo記者
女子バレーボールのU23パンアメリカンカップのキューバ代表チームはメキシコを3対1(25-15, 25-23, 22-25, 28-26) で下し、3大会連続の銅メダルを獲得した。金メダルは4大会連続でドミニカ共和国が獲得した。
トマス・フェルナンデス率いるキューバチームはこの試合で、アタックポイント55対46、サーブポイント9対5とメキシコを上回り、ブロックポイントは両チームとも12点、アンフォースドエラーも26対24とほぼ同じだった。
サイドアタッカーのアイラマ・セセーとブロッカーのラウラ・サンチェスがともにチーム最高の15得点をあげ、同じくセンターのジェシカ・アギレラが12得点、セッターのタリア・モレノが11得点で続き、もう1人のセッター、グレテル・モレノは9得点をあげた。
しかし相手チームでは、15歳のメラニエ・パラが17得点をあげ、この試合の最高得点選手となり、これにソフィア・マルドナードが15得点、グレシア・カストロが12得点で続いた。
キューバの主将ディアリス・ペレスは、「今大会は次のトーナメントに向けてのよい経験になった。チームとしてトレーニングする時間があまりとれなかったが、銅メダルを獲得できて喜んでいる。さらにきびしいトレーニングを続けて、メダルを国に届けるために、改善していきたいと思う」、と話した。
一方、メキシコの主将ウスエ・ガレカは、「われわれは今大会に満足していない。もっとできたのではと思っている。もっとも決めなければならない場面で、プレーの決断と集中が足りなかった。でも最大限努力して、大きな学びを得たので、落ち着いてもいる」、と語った。
ドミニカ共和国は初対決となったペルーを相手に3対0 (25-10, 25-17, 25-18)のストレート勝ちで王座を得た。ペルーは今大会が初の決勝進出だった。4連覇のドミニカ共和国は2012年にはブラジルと、2014年にはコロンビアと、2016年にはアルゼンチンと決勝を争っている。
ドミニカ共和国チームでは、サイドアタッカーのブラジェリン・マルティネスとオポジットのガイラ・ゴンサーレスの2選手がともに16得点、ビエルカ・ペラルタが11得点をあげ、チーム別でも、アタックポイント43対32、ブロックポイント8対0とペルーを上回り、アンフォースドエラーはペルーの23に対しわずか12だった。
2012年に始まったこのU23パンアメリカンカップでは、ドミニカ共和国が決勝でブラジル、コロンビア、アルゼンチンの順で破り連覇し、銅メダルは第1回大会はアルゼンチン、2014年と2016年はキューバが獲得した。
きょうのほかの試合では、コロンビアがチリを3対0 (25-17, 25-21, 25-13)で破り、5位になった。コロンビアではアナ・カリーナ・オラヤが13得点、バレリン・カラバリが12得点をあげたが、チリのマイケ・メルテンスが16得点で上回り、ベアトリス・ノボアも10得点をあげた。
勝ったコロンビアチームの主要武器はブロック(12対2)で、アタック(41対31)とサーブ(7対3)でもチリを上回った。失策は両チームとも15個だった。
グアテマラはコスタリカに3対2 (20-25, 20-25, 29-27, 25-17, 15-9) で逆転勝ちし、7位になった。グアテマラでは、マリア・ビジャグラン22得点、マリア・ガルシア19得点、アストリッド・ゴンサーレス10得点、コスタリカでは、エジャ・エスピノーサ16得点、イサヤナ・ソト12得点、アリアナ・ポラス11得点、スサン・アルピサール10得点をあげた。
3位決定戦 キューバ対メキシコ
決勝戦 ドミニカ共和国対ペルー
Cuba retuvo la medalla de bronce
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