(左より)イヒニオ・ベレス会長、リスバン・コレア
JIT、2021年3月31日
4人のキューバ人野球選手がきょう(3月31日)、イタリアとメキシコのプロリーグで活動するための契約に調印した。
キューバ野球連盟(FCB)のイヒニオ・ベレス会長立ち合いのもと、インドゥストゥリアレスのリスバン・コレア、エクトル・ポンセ、エディ・アベル・ガルシア、ウィルフレド・アローチェが文書に署名した。
コレア一塁手はメキシカンリーグのディアブロス・ロホスに加入し、ほかの同僚3選手はイタリアリーグで活動する。
調印に先立って、4選手は、INDERの国際関係局長ヒスレイディ・ソーサと、法務局長のラミーロ・ドミンゲスも同席した会合において、契約内容や関連の話題について、豊富な情報を受け取った。
コレアとエディ・アベルにとっては再度の契約となるが、エディ・アベルはイタリアリーグ2部から1部へ昇格し、パテルノ・レッド・ソックスで活動する。
アローチェ(パタルノ・レッド・ソックス)とポンセ(カリアリ)は、今回が海外リーグデビューとなり、それが自身のキャリアにとって追加のモチベーションとなっている、と語っている。
これらの選手の試合出場は、コロナ禍での隔離期間の必要性と、数日間の準備期間を確保したうえで、4月の半ばに予定されている。
ベレス会長は本紙に対して、著名なイタリアリーグに選手たちが復帰する意義を強調し、またメキシコの2つの主要リーグ(パシフィックリーグとメキシカンリーグ)に選手を送り込むという目的を認めた。
ベレス会長はまた、しっかり組織されたレベルの高いリーグにおいてキューバの野球選手の出場を増やすことが、INDERとFCBの優先事項である、と強調した。
この流れで、レイノサ・インダストリアル・リーグおよび、上述のメキシカン、イタリアン両リーグでの喫緊の新たな契約が伝えられた。
エディ・アベル・ガルシア
ウィルフレド・アローチェ
Peloteros capitalinos rumbo a Italia y México
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=200086