ユニスレイディ・ガルシア
Radio Habana Cuba、2023年11月1日
キューバ女子選手ユニスレイディ・ガルシアが、パンアメリカン競技大会の陸上女子100mで、キューバに30年以上ぶりの金メダルをもたらした。
今季絶好調の23歳ユニスレイディは、パンアメリカン競技大会の100mで、1991年ハバナ大会でのリリアナ・アレン以来、同競技を制した2人目のキューバ人女性選手になった。タイムは11秒36だった。
火曜日(10月31日)の決勝でユニスレイディは、ガイアナのジャスミン・アブラムス(11秒52)や、五輪・世界選手権で3度決勝出場のミシェル=リー・アイ(トリニダード・トバゴ、11秒53)を余裕で上回った。
「これまでにないほど集中していた。金メダルに手が届くとわかっていたから。号砲と同時に素早くスタートして、これは私の一番苦手なところだけど、改善していって、すべてがうまくいった、とガルシアは、チリ首都のフリオ・マルティネス・スタジアムのミックスゾーンで報道陣に対して答えた。
ユニスレイディスは、準決勝(11秒53)での状況から、金メダルに手が届く可能性があるとわかった、と強調した。「これまで多くのトレーニングをおこなってきたから、今回の偉大な結果が出た」、とビジャ・クララのロメディオス出身のスプリンターは語った。
「ライバルたちを過小評価するのは好きではないが、自分が王者になれるといつも考えていた。スタート地点に立ったとき、自分に言い聞かせた。ついに私はここにいる、今は全力を尽くすときだと」、と説明したアスリートの大きな夢は、五輪の100mでファイナリストになることである。
一方、彼女のコーチであるホセ・フェリシアーノ・ビレルスは、決勝での教え子の働きを称賛した。「戦闘的で技術的な彼女の走りがしっかり見れた」、と語った。
「われわれは銅メダルを計画していたが、午前中に北米の選手がいないのを見て、金を狙おうと言ったんだ。」
「もうすぐ11秒を切るだろう。筋肉面と技術レベルをもう少し改善したら、すぐに10秒90か10秒88で走る状況になり、それで五輪決勝に残れる」、とコーチは説明した。
ユニスレイディ・ガルシアの今回のタイトルは、サンティアゴ2023大会でのキューバ陸上初の王座であり、キューバ選手団としては14個目の金メダルで、国別獲得数では現在6位につけている。
パンアメリカン競技大会陸上女子100m決勝
パンアメリカン競技大会陸上女子100m決勝
Yunisleidy García pone a Cuba otra vez en el trono de la velocidad 32 años después
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/338057-yunisleidy-garcia-pone-a-cuba-otra-vez-en-el-trono-de-la-velocidad-32-anos-despues