Granma、2024年3月15日、 キューバ外務省
ハイチには、キューバの連帯的支援が常にある
キューバ共和国外務省声明
ハイチ共和国は、何世紀にもわたる植民地・新植民地の収奪と外国からの干渉によって引き起こされた社会的不安定、貧困、構造的な低開発を悪化させている深刻な多次元的危機に苦しんでいる。
国際社会は、カリブ海で最初の独立、反奴隷主義、社会革命の主役であり、2世紀以上にわたって帝国主義列強の残酷で利己的な報復に苦しんできたハイチに対して、大きな債務を負っている。
ハイチは、その復興と発展のために、諸問題の解決策とはならず、諸問題の原因となってきた、外部からの干渉を受けない、真の十分な援助と協力を必要としている。
キューバは、医療、教育、農業、スポーツ、エネルギー、水資源など、ハイチの社会的・経済的安定にとって重要な分野など、ハイチ国民に大きな影響を与える分野で、ハイチに対して連帯と無私の協力を提供してきた。キューバのプログラムを通じて448,355人のハイチ人が識字を習得し、1,606人の若者がキューバの大学で教育を受けた。
わが国は、1998年以来、ハイチ国民とともに医療の専門家と技術者の使節団の派遣を一貫して維持してきた。この使節団の人々は、人道的かつ利他的な活動を通じて、38,580,215件の症例を治療し、774,236件の外科手術及び「奇跡の作戦」の一環として73,331件の眼科手術を行い、204,090件の出産を支援し、1,014,806件のワクチンを投与し、252,433人の命を救った。この協力は、2004年の外国による介入、2010年と2021年の地震、コレラの流行、COVID-19の大流行時に、そして現在の状況など、ハイチが最も困難な時期においても維持されてきた。
ハイチ国民は、キューバ人協力者が常に活動しなければならない困難な状況下で提供した人道的、無私で、利他的な奉仕活動を評価し、認めている。
状況が落ち着いているハイチ南部に残っている53人の医療協力者及び他の7人、並びにキューバ大使館の職員は無事であり、キューバ政府は、彼らの安全と保護のために必要な措置を講じて、頻繁な連絡を維持し、常時注意を払っている。
ポルトープランスのキューバ大使館および外務省を通じて、ハイチに居住または一時滞在しているキューバ人およびその家族との連絡も維持されており、彼らの状況は引き続き常に掌握されている。
キューバは、ハイチ情勢について地域の関係者と連絡を取り合っており、その中で、ハイチ国民は、自決、主権、独立の完全な尊重に基づき、直面する課題に対し、平和的で持続可能かつ永続的な解決策を見出す権利を有していることを再確認するものである。
親愛なるハイチ国民には、キューバの連帯的支援が常に提供される。
2024年3月15日
キューバTV(2024年3月15日)
Haití siempre contará con el apoyo solidario de Cuba
https://www.granma.cu/mundo/2024-03-15/haiti-siempre-contara-con-el-apoyo-solidario-de-cuba-15-03-2024-09-03-39