人を切る快感に溺れ、毎夜罪もない者の命を奪い、その血でこの世のものとは思えぬ素晴らしい絵を描き続けた悲しき哀れな絵師の剣。
絵師には夢があった。「僕の絵で世の人々の気持ちが安らげばいい」そんな気持ちで絵を描き続けていたのだが…。
彼の芸術は認められず、そればかりか変人として街の人々から冷たい視線を受け続ける。絵師の繊細な心は次第に崩壊していった。
「赤!赤い色!!アガーッ!!」叫びながら人々を殺め続ける哀れな絵師。最後は自らに刃を刺し、笑顔で息絶えた…
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2014年02月07日
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