2012年12月31日
昔と今
今年も残すところあとわずか。
仕事が残ってる人はもちろん、休みに入った人もそれぞれ
年末は大掃除やらお正月準備やらで忙しかったと思います。
かくいう怠け者の自分も忙しい日々を過ごしておりました。(不本意ながら)
しかしお正月に向け色々と入り用で出て行くお金も多いですよね〜。
自分もおせちを買ったり、おすしの予約を入れたり、少し良いお酒を買いにいったり・・・
アレ!? 食べ物 ばかりだorz
しかし1月と言えば 和の雰囲気 !
元旦、七草粥、成人式、場所によってはお祭りと一番日本らしい月だと思います。
今年最後の更新は
「 和 」らしく今日は昔(江戸時代)の物たちが現在の貨幣価値で
幾ら位かというのを見てみたいと思います。
ちなみに当時の一両って今で言うと大体5〜10万円位だそうです。
一両の金の含有量が江戸の前期と後期では半分くらいになるので
時代によって価値に差が出るのですね。
平均すると 1両=約8万円 と言った所でしょうか。
なので 自分の月の給料は江戸だと 2両半位 となるわけです。
江戸の町人の平均年収は30両前後という事なので
江戸で暮らしていたらほぼ平均の生活は営めるわけですね。
そう考えると千両役者ってスゴイな〜。
年収8000万円ですもんね。
江戸時代は小判に大判、銀に銭と通貨が入り乱れてて分かりにくいですな。
面倒なのでよく聞く名称の物だけだとこうなります。
小判1両 = 銀16朱 = 銭4000文
よって 銭1文=約20円 といった所ですね。
その換算で他の物たちはというと
新聞(瓦版) 4文=80円
手紙(飛脚) 30文=600円
銭湯 一人 8文=160円
床屋 散髪 30文=600円
マッサージ(按摩) 50文=1000円
タクシー(カゴ屋)約1km 40文=800円
蕎麦 16文=320円
おすし一貫 8文=160円
お米10キロ 700文=14,000円
お酒一升 125文=2500円
醤油一升 60文=1200円
宝くじ(富くじ)1枚 500文=10,000円
宝くじ当選金 100両=800万円
塾(寺子屋)一ヶ月 銀2朱=10,000円
日本刀 25両=200万円
換算は時期や検証する人によって違うので飽くまで話半分で見て下さいね^^;
宝くじ一枚がエライ高いです。
その上当選しても少ない感じが・・・
富くじによっては 1000両 というのも有ったらしいですが 100両 が一般的だそうです。
まあ一回の発行枚数も数千枚らしいので仕方ないですね。
集まるお金が少ないのであれば当選金も減る理屈。
しかし数千枚だとすれば 当たる確率高っ!
一ヶ月の給料分を全て買って20枚も買えば当選確率も1%位なるものもあるのでは?
しかも当選も2等3等と半額になっていき100等まであったらしいので
富くじ長者もいたのでしょうね。
今の方が高い物もいくつかありますね。
床屋や按摩はスゴイ安いです。
今の世の中は人件費が高いという事なんでしょうね〜。
その高い人件費を頂いている実感は沸きませんけど^^;
あとは江戸の風物詩、参勤交代ですが
加賀の前田家の参勤交代でかかったのが3000両らしいので実に 2億円以上 と。
更に生活を二つに分けるわけで江戸の滞在費も含めるとそれこそ10億円も越していそう。
毎年領地の執政以外にこんなん出費させられてたら大変ですな〜。
ただこれによって宿場町や道路が発展し、江戸には活気が出てた訳で
経済の循環には大変役に立っていたようですね。
まさに 公共事業そのものが悪な訳では無い 、です。
物価は水物、景気によって変わる物ですけど
江戸の物価が今の生活から見ても支障をきたすほどの価格差を感じない事から
日本というのは昔から物価は安定していた物だと分かりますね。
来年は市場も物価もどう動くか、昔と同じく安定していると願いたいです
自分もお越し頂ける皆様も来年は今年よりもより良い年になる事を願いつつ・・・
それでは皆様良いお年を
いつもクリック支援を有難うございます。
投資信託 ブログランキングへ
仕事が残ってる人はもちろん、休みに入った人もそれぞれ
年末は大掃除やらお正月準備やらで忙しかったと思います。
かくいう怠け者の自分も忙しい日々を過ごしておりました。(不本意ながら)
しかしお正月に向け色々と入り用で出て行くお金も多いですよね〜。
自分もおせちを買ったり、おすしの予約を入れたり、少し良いお酒を買いにいったり・・・
アレ!? 食べ物 ばかりだorz
しかし1月と言えば 和の雰囲気 !
元旦、七草粥、成人式、場所によってはお祭りと一番日本らしい月だと思います。
今年最後の更新は
「 和 」らしく今日は昔(江戸時代)の物たちが現在の貨幣価値で
幾ら位かというのを見てみたいと思います。
ちなみに当時の一両って今で言うと大体5〜10万円位だそうです。
一両の金の含有量が江戸の前期と後期では半分くらいになるので
時代によって価値に差が出るのですね。
平均すると 1両=約8万円 と言った所でしょうか。
なので 自分の月の給料は江戸だと 2両半位 となるわけです。
江戸の町人の平均年収は30両前後という事なので
江戸で暮らしていたらほぼ平均の生活は営めるわけですね。
そう考えると千両役者ってスゴイな〜。
年収8000万円ですもんね。
江戸時代は小判に大判、銀に銭と通貨が入り乱れてて分かりにくいですな。
面倒なのでよく聞く名称の物だけだとこうなります。
小判1両 = 銀16朱 = 銭4000文
よって 銭1文=約20円 といった所ですね。
その換算で他の物たちはというと
新聞(瓦版) 4文=80円
手紙(飛脚) 30文=600円
銭湯 一人 8文=160円
床屋 散髪 30文=600円
マッサージ(按摩) 50文=1000円
タクシー(カゴ屋)約1km 40文=800円
蕎麦 16文=320円
おすし一貫 8文=160円
お米10キロ 700文=14,000円
お酒一升 125文=2500円
醤油一升 60文=1200円
宝くじ(富くじ)1枚 500文=10,000円
宝くじ当選金 100両=800万円
塾(寺子屋)一ヶ月 銀2朱=10,000円
日本刀 25両=200万円
換算は時期や検証する人によって違うので飽くまで話半分で見て下さいね^^;
宝くじ一枚がエライ高いです。
その上当選しても少ない感じが・・・
富くじによっては 1000両 というのも有ったらしいですが 100両 が一般的だそうです。
まあ一回の発行枚数も数千枚らしいので仕方ないですね。
集まるお金が少ないのであれば当選金も減る理屈。
しかし数千枚だとすれば 当たる確率高っ!
一ヶ月の給料分を全て買って20枚も買えば当選確率も1%位なるものもあるのでは?
しかも当選も2等3等と半額になっていき100等まであったらしいので
富くじ長者もいたのでしょうね。
今の方が高い物もいくつかありますね。
床屋や按摩はスゴイ安いです。
今の世の中は人件費が高いという事なんでしょうね〜。
その高い人件費を頂いている実感は沸きませんけど^^;
あとは江戸の風物詩、参勤交代ですが
加賀の前田家の参勤交代でかかったのが3000両らしいので実に 2億円以上 と。
更に生活を二つに分けるわけで江戸の滞在費も含めるとそれこそ10億円も越していそう。
毎年領地の執政以外にこんなん出費させられてたら大変ですな〜。
ただこれによって宿場町や道路が発展し、江戸には活気が出てた訳で
経済の循環には大変役に立っていたようですね。
まさに 公共事業そのものが悪な訳では無い 、です。
物価は水物、景気によって変わる物ですけど
江戸の物価が今の生活から見ても支障をきたすほどの価格差を感じない事から
日本というのは昔から物価は安定していた物だと分かりますね。
来年は市場も物価もどう動くか、昔と同じく安定していると願いたいです
自分もお越し頂ける皆様も来年は今年よりもより良い年になる事を願いつつ・・・
それでは皆様良いお年を
いつもクリック支援を有難うございます。
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