2012年08月12日
仕事へのモチベーション
先日よく見るワールドビジネスサテライトで面白いニュースがやってました。
バブル世代と企業「新しい関係へ」
バブル世代は多人数が企業にいるが
出世意欲に乏しく あきらめ感 があり
仕事に対して やらされ感 が強い
総じて他の世代に比べ モチベーションが低い
そのバブル世代を企業はどう活用していくか、
と言うその世代の人にしてみたら散々な言われ様でしたね^^;
世代だけで分けるのもどうかと思いますが・・・
しかし、耳が痛い
世代は違えど自分にほぼ当てはまるでは無いか^^;
でも結局は仕事に見合ったお金がもらえていないからだと思うんですけどねぇ。
例えば
高い目標を設定するが達成しても見返り無し。
出世をすれば上昇した給料以上の仕事量。
(時給換算はあまり変わらず)
昇給分以上に増えていく厚生年金と健康保険料。
(手取りは変わらず又は下がる)
そしてそれを尻目に会社自体の業績はアップ。
(役員報酬大幅アップ)
こんなんが10年も続けば
あきらめ感もやらされ感も強くなるしモチベーションも下がるというものです。
むしろこれで社会や会社への貢献とか忠誠とかが育つ訳無いっしょ。
もちろんこんな会社ばかりでは無いでしょうけど。
飽くまで一例ですよ、一例。
番組でも結局のところ原因として
人数が多くてポストが空かない>出世が遅れる>給料が上がらない>
モチベーション下がる>出世が更に遅れる>給料が上がらない・・・
要は正当な評価が得られない、報酬が増えない、それがこの様な悪循環を生み出している
という事でした。
なのでポストに関わらず専門的に知識を持っていて仕事に生かしている人を
課長待遇の報酬、部長待遇の報酬といった形で報いている会社も出始めたそうです。
これは良いアイデアだと思います。
考えた企業は大したものですね。
平社員でも部長並の給料とかが有り得る訳です。
大体出世して給料を多く貰う人は下の誰よりも仕事が出来るのか?
と言ったら答えはNOだと思います。
飽くまでマネジメントが上手い人が上に就きますが実務が上手いとは限りません。
むしろ実務は抜群なのにマネジメントが下手という人の場合は出世しないので
実際はその会社の利益の大半を稼ぎ出しているにも関わらず
実務が不得手でマネジメントが上手い上司の方が報酬を多く取っていくという
不公平な事になります
なのでこの制度の良い所は適材適所という所です。
その上で報酬には差を付けない。
マネジメントが得意な人は課長、部長で人を統括してもらえば良い、
マネジメントが苦手な人は同じ待遇で別の事で活躍してもらえば良い、
非常に公平かつモチベーションを保てる効率的な制度ですね。
ウチの会社も採用しないかな〜。
・・・でも、そしたら今の自分は何で会社の役に立てるのだろうorz
ただ自己啓発が無駄にならないからやる気にはなりますね〜^^