2017年12月30日
テルマエ・ロマエガチャと年末のご挨拶
ソーシャルゲームで 「テルマエ・ロマエガチャ」を遊び始めたせいで、日々がりがりと
時間を削られています・・・こういう駄洒落いっぱいのネタもの好きなんです(ザンス
とかそんな感じ)。元より テルマエ・ロマエのシュール感はどうにも心惹かれるものが
ありまして、そこに くだらん駄洒落を突っ込まれるとかなりピンポイントでニヨニヨします。
戦闘力ならぬ銭湯力だとか!風呂ジェクト(プロジェクト)とか!遊びだしたのは最近
だけど!一時期は薬の効きすぎでPCどころじゃなかったというのに、 PC触りだしたら
碌なことしませんね←自分で言うな。
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ハァハァしながら()風呂からざっばーと出てくるルシウスには我が家の小学生がびくっと
してましたが(笑)、風呂からざっばーと出てくる 巨大な鋏よりはマシだと思いました。
死体の脇からじょーんじょーんじょーんと順番に出てくる巨大な鋏は今から思えば大概
シュールですが、 ああいうノリでルシウスさんが出てこなくて良かったですね(まがお)。
漫画なら全頁同じタッチなのにゲームだとルシウスさんだけがあのタッチなので、何か
ひとり真面目なのかひとりホラーなのかひとりシュールなのか悩ましい。
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なろうの小説感想。最近はおっさん主人公が人気らしいですが、ハーレム系おっさんと
オタク系若者との違いがイマイチよくわかりません。年だけ食っても結局中身は若者と
変わらなかったら、主人公をおっさんにする意味があるのかどうか( ゚д゚)<思春期でも
もっと下半身で物考えてた時期を隠した主人公多すぎい。
・ 無欲の聖女(旧題:無欲の聖女は金にときめく) (中村 颯希)
TS勘違いファンタジー。勘違い部分も勿論秀逸なんですが、個人的に言えば文章力と
発想が素晴らしい(そして活気荒ぶる感想欄で設定が次々と補完されるスタイル。笑)。
平易でありながら適切な文章が多いので世界観も理解しやすく読者もつい突っ込んで
しまい、あれよあれよと言う間に第三部まで伸びたのが面白かったですね。TSという
属性で読まないのはむしろ勿体ないくらい恋愛からかけ離れていくので(笑)苦手な
方も読んだらニヤニヤしちゃうと思う素敵コメディです。ただコメディだけではなく
驚きの成長譚にもなっており、あと何かビジネス書にも通じる何かがあります、ええ。
一粒で何度も美味しいとか主人公(守銭奴)のモットーでしたっけ。
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・ 夜伽の国の月光姫 (青野海鳥)
TS勘違いファンタジーのコメディで、他の追随を見ないほどの破壊力といえばこれ。
見た目は幼女、中身は引きこもりの上に女体欠乏症を患うおっさんです。いっそもう
清々しい程に成長もなく、LUK極振りのまま、読者のツッコミも聞かぬ媚びぬ省みぬ
ストーリーと荒ぶる地の文さんのバランスが秀逸で笑えます。徐々にセレネちゃんが
可愛く見えてきますが、個人的に言えばおっさんという生き物はサイコパスでもない
限りはだいたい可愛いのであんまり間違ってないんじゃないかなと思ったりはします。
セレネちゃんが鬼作さんみたいな顔してたら物語にはならないんじゃないかしら。
・ 主人「おのれこのクソ奴隷がぁ!」奴隷少女「ああ、お許し下さいご主人様!」 (パイルバンカー串山)
物凄いタイトルですが、素敵なサイコパスコメディです。もうこれはハイスペックを
通り越して人外じみたキャラ設定になっていますので、そーゆー話だと思うしかない。
スペックもそうなら中身もそう。もうちょっと詰めても面白いかなと思わなくもない
ですが、でもこのスタンスが読み易くていいんだと思います。
・ 窓越し異世界交流 (2991+)
基本的にほのぼのコメディが好きなので、やっぱり恋愛にはほど遠いほのぼの感です。
ヒロイン枠を考えたらあるぇー?ってなりますが、前面に出てるのは20代男子たちの
うぇーいで生きてる(20代男子に謝れ)あんな感じ。自分ち大好きで面倒事が嫌いな、
でも友達と遊ぶのも楽しい主人公のブレなさがいいです。このヒーローとかじゃない、
何とも言えないゆるーい感じが好きなんです。
昨年から始めたブログでしたが、思ったより多くの方に見て頂いているようで、本当に
有難うございます。治療を始めた時は薬が良く効いていて、案外軽度なんだなーだとか
呑気に考えておりました。ままならんもんです。来年こそ 放置しているゲームの感想を
書いたり、もうちょっとブログに時間を割けるようにしたいですね。新年はのっけから
病院通いが決定しています。とーほーほー。どうぞ皆さま良いお年を。
タグ: web小説
2017年09月06日
世界にテンプレなどあるはずもなく
最近はweb小説を全然紹介していないな、となろうを確認したらブクマもあんまり増えて
なかったという。おかしいな。読んではいるんだけど、 ブクマが増えない病かもしれない
(何故)。主に「小説家になろう」に掲載されているweb小説というのは、出版するのが
だいたいライトノベル系列のレーベルからということもあってライトノベルが主流です。
ので、 深く考えずお気軽に、それでいながらある程度の満足感を持つ程度には世界があり、
しかしありすぎても面倒臭いので良くない、という謎の縛りがある気がします。
何だかよくわかりません。
もちろん愉しく読めればどうでもいいのですが、MMOにしろRPGにしろ乙女ゲーにしろ
エロゲにしろ、こんなゲームの中にトリップしちゃったよう!という小説は数多あれど、
そのレベルに達していそうなゲームが現実にあまり無い不思議。頑張ってゲーム業界!!
いやこれが作者の力量というものか・・・?!
ということで個人的ゲーム系小説祭りです。
・ 気づいたら、豪傑系悪役令嬢になっていた SE (8D)
気づいたら、ネタが満載で爆笑していた脳筋令嬢バトルもの。「ポォウッ!」で腹筋が
崩壊した。ネタが古今東西大衆向けからマニアック向けまであるのでわかる人は笑える。
マブラヴでバーチャ○ンが遊べたなら男の娘ルートですねわかります。お約束も多いし、
恋愛よりも拳が多いけど、こういうの嫌いじゃないぜ・・・! というか乙女ゲーには
ギャルゲー以上に超人万歳な部分が多いので、実際に格ゲーネタとか特撮ネタとか豪傑
系令嬢のひとりやふたり紛れても驚かれることなんぞないだろと思ったりはした( ゚∀゚)
<普通に人外が紛れ込んでる率はギャルゲーより高いよね。同名の短編あるけど展開も
違うので読んでおくといいことがあります。あと外伝は時代劇。面白い・・・!女性の
登場比率が高いだけにGLっぽさがかなりあるます。
・ 転生ヒロインの使命は、悪役お姉さまを守ることです! (鳴田るな)
こちらはヒロイン転生。最初はコメディだけど元ゲーがそういうネタだけに気が付けば
コメディさんがえらいことになってたりします。あれ?バトル多めの令嬢ものって・・・
久我さんも乙女ゲーについて誤解の多い人生を送ってる気がしてきました( ゚∀゚)<前提と
して恋愛ADVにラスボスとかの文言をよく使う時点でおかしいですよ? 恋愛なんてとか
飄々としてるようでいて、いざ恋愛になるとあちこちでツンデレという名の意地っ張りが
炸裂するのはこの手の小説のお約束ですね。みんなでニヤニヤしようぜ!
・ 魔王様と砂時計〜転生したら妖精さんで将来の魔王に病まれる話〜 (ころ子)
恋愛系RPGっぽいもののガイド妖精転生というやつですね。ヤンデレからのメリバな上に
主人公が幸薄い不憫属性(トドメ)なので容赦なく心を抉りにきます。ゴリゴリと。でも
文章はわかりやすく、ストーリー展開とかかなりいい感じなので好き嫌い別れる感じです。
雰囲気ゲーならぬ雰囲気小説といった感じ。あ、ハピエン目指す人は読んじゃダメなやつ
なのでご注意ください。恋愛系RPGはロマ剣?Uくらいしかやったことないんだけど、世に
そんなにあったっけ・・・?( ゚∀゚)<PC版も持ってはいるんだけどね!
・ 暝き黒霧の狂王 (ササノ チマキ)
定番と言えば定番、MMORPGかーらーの異世界もの。精神的BLなので地雷な人はご注意
ください。主人公が素敵にヒロイン属性過ぎてツッコミが追い付かなくなったら一周回り
ました(つまりハマった)・・・だって可愛いんだもの仕方ない。むしろ可愛さってのは
女の子によりも、男の子の方が初期属性としてあるんじゃないかという個人的疑惑(何)。
・ イエローゲートオンライン 女王とホモと処女が征く (halsan)
VRMMOもの。異世界には行かないけど、バグチート。作者さんが作者さんだけに素敵な
ホモが居るのでご注意くださいオッスオッス。拘りのあるホモは素敵だし、自分らしさを
貫く女王様も素敵。そして処女は理解してなくても分別のある大人に守られているわけで、
このネタでちょっとした成長譚とかすげーなと思いました。
世にはゲームネタで書籍化とかゲーム化とかアニメ化とかいろいろ面白い小説があるそうで
読んでみたいなーと言ってたら渡されたのがオバロだった件。うごご。別にいいんだけどね。
俺TUEEEとかチートとか、ホント 世の中ってインスタント大好きで地道な努力を厭うよね!
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続きも18禁web小説
2017年08月27日
「この世界の片隅に」と異種間恋愛
体調崩したのであっさり更新が不可になっていました。アクセス数が増えると頑張る気に
なるのですが、まあ身体の事情には勝てませんでとりあえず病院と寝込むのとの繰り返し
です。先日の検査の結果これからも度々あるかと思いますので 更新が滞っていたら、まあ
そういうことだと思ってクダサイ。実際に幼少期がこういった生活だったのですが、一旦
元気になってしまうと、なかなか戻りたいものではないですね。自主的な引きこもりなら
ともかく、動けなくなるのは困るわあ。ゲームも出来ないし←
手術しなきゃすぐ死ぬって段階だと問答無用で手術なんですけど、まだ選択肢のある段階
だと 手術すると自動的に20年くらい別方向からの治療及び経過観察になるんで、出来たら
投薬で治ると、いいなあ・・・という希望的観測。幼少時は問答無用だったけどこういう
微妙なラインというのは案外あるものです。
だからせっかく書いた日記の日付やら中身が・・・(そこか)。
とか言ってる間に ドラゴンナイト5が気になって(でもこうこのコレジャナイ感)DMMに
登録してみたので、現在右サイドバーから「この世界の片隅に・上」試し読みが出来ます。
28日まで上巻が無料、9月1日12時まで中・下巻が低価格。映画にもなって話題も大きくて
でもそろそろ話題にのぼらなくなりましたが「この世界の〜」は映画だ何だと話題になる
前から好きな漫画でして 当時の風俗を素晴らしく丁寧に描いているところが特に好きです。
何せ広島は呉出身の姑様お墨付きです。なので大喜びで久我さんが見せたら、それはもう
懐かしんでおられましてね。姑様は年代的にどうしても漫画嫌いというか、
無意識に一段下に見てしまうところがあるので、
し合えず意見が合わないのですが、これを見せることで「こんな漫画もあるんやねえ」と
大層感心してくださって。まあ家庭内での面倒な軋轢なぞ減るに越したことはありません。
親子というのもね、 思い出補正の無い外から見ないとわからない部分ってのはあるよね。
小姑様がそれを見て歴史漫画を姑様に貸したりしてますが、たぶんそれ視点違う。
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まあ久我さんも亡き祖母が広島なんで遠い親族は原爆で亡くなっておりますが、そんなの
関係なく普通に読みました。なので 普通に好きな風俗漫画のひとつです(性風俗ではなく
←当たり前だ)。姑様が映画館ツラいので映画自体はレンタル待ち。今となっては自分も
映画館まで行くのツラいからちょうど良かったのかな(田舎はこれだから)。
君の名は。は、どうにも興味が持てずパパと子どもたちくらいしか見てないんだけどシン・
ゴジラは映画館行きました。 面白かったですね、爆弾が(おい)。初代ゴジラはホラー枠
だったことを、現在どんだけの人が覚えてるんだろう。骨しゅわしゅわー。
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もちろんDMMはエルフなエロゲの為に登録しました( ゚∀゚) いやどうも話に齟齬があるな
と思っていたら 「鬼作」はパパがプレイする前に久我さんがクリア後売ってしまっていた
というのが先日判明したわけで。 遺作さんもびっくりの鬼嫁疑惑!・・・単にパパは凌辱
ゲーム好きじゃないから積んでただけで、たぶん久我さんも買い直しのつもりとかそんな
感じだと思う、んだけど、記憶の彼方だからわかんないや(いつの話だ)。
<DMM鬼作ページに飛びます(別窓)>
個人的に 凌辱ものとよく出来た純愛ものは、痛さで言えば凌辱系<純愛系と思っています。
純愛系はよく出来ていればいるほど鬱って言うほどじゃないけど再プレイ辛い。君が望む
永遠のヒロイン系エンドだとか その辺の凌辱系なんかより怖い怖い((((;゚Д゚)))) ぎゃーす。
リョナ系より絵も優しくてストーリーもテキストも素晴らしいというのにぎぎぎぎとなる、
この感覚を誰かわかれ。その点で言えば鬼作さんはコメディ(違う)だから心にも優しい。
蟲愛だって 触手凌辱惨殺ではあるものの大笑い(おい)させてくれるしファンタジーだし
愉しく遊びながら心にあるのは安寧という(どんなだ)。
人によっては凌辱系より純愛系のが痛くて辛いこともあるんすよ・・・(ノД`)・゜・。
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続きは異種間セックスについて
2017年08月05日
乳派に対する尻派の主張とweb小説いくつか
先日こんなニュースっつかコラムがあったんですよね。中身は当たり前過ぎて「へー」としか
思いませんでしたが、おっぱい好きな女性はもっと居ると思いますよ。女性にだって貧乳派と
豊乳派が居たりしますし、純粋におっぱいを愉しむ人も居ればバストケア(合ってるブラとか
そういうのでも違うんだよね)の見事さに目を奪われるという人もいます。まあこのコラムは
男性も女性も十把一絡げに 好きか嫌いかだけですが。
男性の約9割はおっぱい大好き! 女性も若い世代で増加傾向に
「女性の9割はちんこ大好き!男性も若い世代で増加傾向に」とかだったら二度見するよね。
そしてそれもたぶん間違ってないと思う( ゚∀゚) こう書くと男性と女性の目線を一緒にしてる
意味のバカバカしさがよくわかります。( ゚∀゚)<男だって他人の大きさは気になる人いんだろ?
自分に持ってないものを好きか嫌いかというのは簡単ですが、 自分が持っているものを好きか
嫌いかとか一言で言えるわけないと思うのです。又は男性特有の劣情目線(かもしれない)を
大多数の女に当て嵌められてもその、何だ、困る。
ちなみに久我さん、雄っぱいよりは 男女問わずで尻派です。あ、別に穴の有無ではなくて形が!
形なんですよ大事なのは!!( ゚∀゚)<黙れ痴女。下着のお店とか、みんな尻の形が良くてもう
視姦レベルだと思います。そこに痺れる憧れるゥ!あとで尻画像貼ろう ( ゚∀゚)<暑いからね。
久々にweb小説ご紹介。恋愛色の無い、あるいは少なげなものを集めてみました。この暑さで
恋愛ものは暑さ倍増しますよにゃー(とか言いつつ次回は恋愛ものかも)。そうすると何故か
不憫系が集まってきた不思議。
・ あるハーフエルフの生涯 (魔法使い)
幼女スキーは読むといいと思います(おい情緒)。お話とかそういうのは、こう・・・アレな
ところもあるんですが、幼女がカワイイですキリッ シリアスというよりは真面目だったりも
しますし、真面目故にコメディだったりもします。続編は「神様と元勇者のお菓子屋さん」。
個人的には坊主がたまらなく好きです。設定で言えばかなり切ないというか不憫なのに何故
ここまでほのぼのとコメディに(主に奴らのせい)。
・ つのつきのかみさま (きー子)
あらすじそのままの話です。しかしそれがいい、そこがいい。クロニクル系とか好きな人は
きっと好きだと思う。ひとつの文明の隆盛をただ見て、語ってゆくお話。
・ オオゲジサマ (つぐみ)
無邪気なキモい虫系人外なオオゲジサマと御巫ちゃん(+α)が旅に出ます。これまた、こう
なかなかに不憫だと思う設定もあるんですけど、やっぱり主人公たちがのほほんとしてると
のほほんと読んでられる感。いやシリアスも多いですけど御巫ちゃんとオオゲジサマの最強
(違)コンビが可愛すぎてもう。そしてこの話の一番人気はやはり奴だと思うんだ・・・!
・ 邪神アベレージ (北瀬野ゆなき)
あれよあれよという間に書籍化になった不憫チート系異世界トリップもの。不憫と言いつつ
アンリさんのメンタル&チートが強すぎてあんまり不憫じゃないという。むしろ周囲が不憫。
デスさんが好きです。設定もゆるめなので気楽にほのぼの読みたい時に。
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(2017/8/4 21:10時点)
・ 転生したら屋敷の玄関に飾られている鎧でした (やまおか)
このお話を読む際はタグを注意してお読みください。テーマ自体が作者さん曰くかなりアレ
なので、暗い辛い不幸せと三拍子揃い踏みです。救いは一縷しかありません、でも惹かれる。
人外転生ですが、語りや経験がほぼ主人公じゃないという斬新な話でもあります。先日完結
したばかりなので、大喜びでここに載せる。個人的には面白かったです。
続きはカッとなって尻談義
2017年06月26日
情緒とは文化
文庫本はちょこちょこ買うのですが、シリーズで読みたいと思って数冊買って飽きてしまう
ことが多いです。「しゃばけ」も「みをつくし料理帖」も「御宿かわせみ」も飽きちゃった
クチです。いや飽きたというのか、たぶん久我さんの 読むべき時期では無かったんだろうな
と思います。
とか「これだ!」と思う「時期」があるものだと思っています。学生時代森鴎外を読んでも
面白いとは思いませんでした。独語もどきが気になってしまって注釈で飽きた感があります。
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(2017/6/25 21:03時点)
が。大人になって再読したら、 何この素敵リズムな文章を書く人!と思ったりするわけです
(内容は)。本って不思議。なので如何に苦手な分野の本であろうとも、いつか その時期が
来たときには必ずや読む人にとっての何かしらを与えてくれるものだと思っています。
時期とか関係なく面白い本は面白いわけだが(おい)。
久我さんにとって面白さのわからない本は、村上春樹とシドニィ・シェルダンがそうかな。
売れてるんで読んでみようと思ったものの、イマイチ面白さがわからない。いや読み易さは
ありますけど。そういえば渡辺淳一も売れたし話題になったけど「失楽園?ミルトン?」と
素で思ってました。まあこういう時代の寵児はともかく村上春樹辺りは 何れ老境に至ったら
また違う感想があるかもしれません。
きっと誰にでも、そういう本の一冊や二冊あると思います。
久我さんが幼稚園の頃に読んで感動、というかわくわくしたのは江戸川乱歩の「少年探偵団」
シリーズでした。 推理とか関係ないもんで(断言すんな)、最初怪奇系冒険ものだと信じて
いたんですよね。初めて読んだのは「時計塔の秘密」。埃舞うからくり仕掛けとか、迷路で
消えた富豪(だった気がする)とかロマン溢れるお話で、白骨死体とかも挿絵であったので
当時ドキドキしながら読んだものです。あとは「奇面城の秘密」だったかなポケット小僧が
活躍する話。親戚中からかき集めたものです(割と皆さん快く譲ってくれたのでブーム自体
過ぎてたのかも)。今みたいに字がデカくないのですが、園児でも読めるものですよ・・・
まあ現代の平易な文体ばかりだと違うのかもしれませんが。
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(2017/6/25 20:59時点)
小1辺りからはルブランの「怪盗ルパン」シリーズにハマっていたので、それまでには読破
していたと思います。ルパンから読むとホームズが嫌いになる気がしますね、 主に1巻で。
初恋は初代アルセーヌ・ルパンです(心底どうでもいい)。まあ大学時代にホームズ読んで
当時のダンディズムを知ったんですが、その辺幼児にはちょっと難しいと思うんだ。
([る]1-1)奇巌城 怪盗ルパン全集シリーズ(1) (ポプラ文庫クラシック)
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(2017/6/25 21:00時点)
そして園児時代に並行で夢中になっていたのが、松谷みよ子の「ちいさいモモちゃん」です
(このカラーの違いったら)。6冊目の「アカネちゃんのなみだの海」の完結まで25年以上
かかる大作ですね。つまり園児の頃は4冊目の「ちいさいアカネちゃん」までですね。今も
昔も珍しく、 離婚をテーマにしたある意味で重いお話です。とはいえ離婚=さようなら、と
それにまつわるお話があるというだけで時々はそういった話も出ますが、それ以上に普段の
生活感の比重が高いので毎回重苦しいわけでもないです。ただ引っ越しの日、近所の友達も
集まってわいわいとお見送りをしてくれて、そうして通りに誰もいなくなった後、みんなが
居なくなったおうちからパパが出てきて、トラックから落ちたであろうアカネちゃんのまり
(ボール)を見つめるシーンは描写の寂しさも相まって泣けました。6冊目よりも何よりも
そのシーンが一番記憶に残っています。とはいえこの本ずっと大事に持ってまして我が子に
さんざ読み聞かせたんですけどね。 記憶も何も。まあこの本は表現も含めて好きな本です。
離婚に限らず、さようならは寂しい。あと太平洋戦争はまだしも、ベトナム戦争の話とかが
あるのが時代ですね。当時の久我さんからも、戦争は遠い国というイメージでした。
モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)
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ところでゲームの国に旅立つ準備が出来たので一週間ほど雲隠れします。趣味が趣味だけに
ご理解頂けると思うので楽しく遊んで
続きは18禁小説
2017年06月16日
感想は酷くても愛はあるよ
読んできた本のいろいろを書いていたのですが、自分語りというならまだしもほぼ自分の
半生記の様相を呈してきたので消しました。プライバシー大事(今更)。しかししみじみ
書籍と共に生きてきた人間だと思います。無論古典的偏愛傾向があるので偏っているのは
自分でも理解しております。しかしいろいろ読んでますが、正直 SFでもファンタジーでも
ホラーでもミステリでも、だいたい中身は似たようなものだと割とカオスに考えています。
相変わらず
心苦しい。
楽しみ方はそれぞれで、案外 ライトノベルの方がお堅い場合すらあります。
例えば高校時代の久我さんが、アシモフの「鋼鉄都市」読んで思ったことなんてダニール
カッコ可愛すぎて悶えるとかそういう酷い感想でした(笑)。いやベイリとのかけあいが
凄く好きだったので・・・人外いいですよね(ホント酷いな!)。お堅いと思われがちな
SFの科学構想なんてファンタジーの世界設定と似たようなものです問題ない。ハードSF
だって進み過ぎた科学なんて凡人に理解できるわけないじゃないですか。「そういう世界」
なんだなって思うだけで物語に入れます。年配の方が読むと思いがちな時代小説とか 江戸
というファンタジーで、武士道があったりするだけです問題ない。下手な時代小説よりも
最近の世界設定細かいライトノベルファンタジーの方が、世界を作り上げる分大変な気が
しますね。簡単だと思ってるのか一人称が酷いのも多いんですが。あ、でも「鋼鉄都市」
「はだかの太陽」「夜明けのロボット」と続く毎に壮大で面白いです。
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(2017/6/16 03:31時点)
アシモフで好きなのは「神々自身」ですが、久我さんが読む感想ですから大概酷いです
(だからお前)。ヒューゴー賞とネビュラ賞取ってるんですよね・・・読んだらたぶん
「ああこれだな」って思ったものがたぶん当たりというくらい。ヒントとして第二部が
(黙れ)。他にロボット系小説でハマったというと、ベイリーの「ロボットの魂」です。
わかる人にはわかるんじゃないかな、もちろん大爆笑しました ジャスペロダス最っ高!
アシモフのロボット三原則に反するどちらの意味でも下剋上的な物語ですね、いやもう
○○○作っちゃうロボットとかそれなんてカオス!まあ最後号泣したんですけどね・・・
こうダニールより人間味が溢れてて素敵ロボでした。○○○もあるしな!(だからお前)
という感想でわかる通り、壮大な話ばかりではありません。むしろ世にはファンタジー
色の強いSFという
SFの皮を被った推理ものです。ホント、 オタクがめんどくさい分類するから・・・。
ベイリーはだいたい好きですが、特にと言えば「カエアンの聖衣」が好きです。
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(2017/6/16 03:34時点)
ファンタジー色の強いSFというとそれもいっぱいあるんですが、久我さん萌えたのが
「闇の左手」。ゲド戦記で有名なル・グウィンのファンタジー・・・じゃなかったSF
ですね。これ両性具有ものなんで BL的にごろごろします(そんな話じゃない)。凛と
した受!(違う)エストラーベン尊い!しかも悲恋!(もっと違う)えーとあと階級
社会からの没落とかー陰謀とかー両性具有のあれこれとかあります。ところで今wiki
見たら世の中ではこれフェミニストSFとか言われているらしいですね、なんてこった。
酷い感想ですみません(しかし撤回は出来ない。何度読み返してもそう見える病です)。
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(2017/6/16 03:35時点)
どうでもいいんですが、まとめに「 図書館で読めるBL臭のする一般小説240選 」という
のがあったのですが不思議と「闇の左手」も「フィーヴァードリーム」も入っていない。
両性具有はダメですか、おっさんはダメですか。ジョシュアはイケメンなんですけどね。
とはいえ似たようなことを考えてるオタクは多いんだなあと思いました。ゲイトウェイ
入ってるけどな。
※「フィーヴァードリーム」SFではないと思うのだけどSFマガジンでベストとってた
小説。 人外ファンタジー。作者はジョージ・R・R・マーティン。異種族の友情と、
蒸気船レースのお話。
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(2017/6/16 03:37時点)
あれ、これ絶版・・・? 続きは18禁NLです
2017年06月12日
死神を食べた少女、他BL小説
さすがに誰も見ないチラ裏!と思ってたんだけど、思ったよりPVがあってビビる。
←THE小心者(/・ω・)/ とはいえ検索で出ないから、まだチラ裏気分でだらだらと
綴ります。今も昔も好きなものはいっぱいあるよ。
それはそれとして(投げた)なろう小説のご紹介。七沢またりさんの少女シリーズ。
どれも素晴らしい文章云々なんてどうでもよくなるくらいお話に力があり、世界が
出来上がっています。チートなぞ無粋という向きもあるでしょうが、これはこれで
良いものです。
と思う。あとどれも突き抜けた性格で、そこがいいのです。あ、そんなでもないと
思うのですが3作どれも戦争や争いがあり人心が荒んだ世界なので、容赦なくグロ
描写があったりします。そして見た目はともかく、可愛い精神の女の子もいません
(笑)。どうぞご注意ください。4作目の極星もそうですね。
死神を食べた少女
死神シェラさんのお話。腐りきった王国に立ち向かう勇者ではなく、その腐りきった
王国軍兵士として戦うシェラという少女のお話です。読み終わったらシェラさんとか
閣下とか言っちゃうよね、わかるよ。
勇者、あるいは化物と呼ばれた少女
勇者さんは元々某所の有名勇者さんですが、それをオリジナルに起こしたお話です。
とはいえ元が物凄くオリジナル色強いお話なので充分ファンタジーでカッコよくて
キ○ガイです(褒め言葉)。
火輪を抱いた少女
例によって殺伐とした世界ですが、3作の中では一番明るい主人公になると思います。
シェラさんと同じく負け組の兵士として戦いますが、戦いだけに囚われないマイペース
ノエルさんの幸せ探しな日々。
ここから先はBL話
2017年06月11日
テディ=ベア、テディ=ベア完全版
文章中毒の久我さんは、日々何かしら文章を読みたくて仕方ない人なのです。
しかし日本語しかわからないので、昨日の記事にあった「魔法の国ザンス」の
ペーパーバック版などはまるで読めません。しかし欲しいと思うファン心理
(いつか読む、いつかは読む←それは読まないフラグです)。
それはともかく。
久我さんが小学生の頃って、小説単行本が280円〜だった時代なんですよね。
イラスト付きでも400円〜。字も小さい分ページ数が少なかったせいか懐に
大変優しい日々でした(それでも足らんわけですが)。
翻って現在は、小説というか本が高いです。これが今まで不当に安くされて
いて今は戻っているからというなら良いのですが、本屋で見ている限りでは
そんな気はしません。出版社が増え、本の種類が増え、作家も増え、けれど
本離れもあって売れるか売れないかわからないものをどかんと刷るわけには
いかないから小出しに刷って、という結果である気がします。それはそれで
多種多様な価値観に見合った文化を感じさせますが、懐にはまったくもって
優しくありません。
あと昔より字が大きくなって行間が空いてる気がするんですけど、これって
気のせいですかね。ページ数が増えるから値段あげてるんじゃないだろうな。
ラノベ単行本一冊なんて15分もあれば読める程度しか中身無いのに(それは
昔もそうだった気がするけど←漫画よりも小説に親しんだ理由)。
ところで漫画はページが増えてる気もしないのに値段だけがあがってるよね。
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タグ: ネット小説
2017年06月10日
「魔法の国ザンス」シリーズ
お久しぶりの方も、そうでない方もこんにちは。だらだらと日記も書かずに
過ごした結果、最後に書いてから5年以上が経っていました。これはあれだ、
呟きがあるのがよくない。基本的にブログだろうと何だろうとチラ裏の如く
内容しか書いてないわけで・・・140文字ってちょうどいいよね。とほほ。
そんな感じでだらだら過ごしていたのですが(PTA役員とかは当たりました。
心機一転新しく呟く場所を作ってみました。
まあ自分の病気のことなんか 一切書く気ないけど(お前)。
ところで昨日初めて救急車呼んだんですよ、別に久我さんの病状悪化とかじゃ
なくて家の前で倒れた人が居たからなんですけど(紛らわしい)。いやもう
冷静なんてどっかにすっ飛びました。数時間後に無事ご家族と一緒に挨拶に
見えられて、本当に良かったと思いました。うっかり久我さんも心臓の薬を
飲む程でしたからね!(慌てすぎ)
以下はお勧め小説