そこで運命的な出会いをしたのが、新潟燕三条からイベントで来ていた富貴堂の職人の若いお兄ちゃん。
若い職人のお兄ちゃんが一枚の銅をなめすというのか、銅板を器用にのばしている前に、銅製のお猪口や鍋、壺、その他色んな銅製品が置いてある。
そのお兄ちゃんに銅製品の作業工程や使い熟すほど味が出る銅製品の素晴らしさをご教示頂き、すっかり魅了されてしまった。
この一枚の銅板から壺やグラスなどが出来るなんて感動!
このお兄ちゃんがこれまた可愛い熊のような顔で、ころっころとした愛くるしい感じ。
それに加えて、とにかく自分の作った銅製品を心から愛しているのが言葉から伝わってくる。
まずは初志貫徹で銅製のぐい呑を二つ購入、その流れでこの若い職人が所持品で持っていた急須の流形美、そして、水のキレの良さに惚れ込み、この急須もパートナーが購入してくれた。
ぐい呑もひとつ五千円くらいでなかなかのお値段でしたが、この急須がまた非常に高価。
36000円くらいしたはず。
パートナーよ、ありがとう!
そしてこの急須、オーダーを受けてから製作されるとのことで一ヶ月も待たされた。
けれど思わず、その待たされる間、久しぶりのワクワク感を味わうことが出来た。
今は我が家の一員となった急須ちゃん。
やはり素晴らしい!
店頭で見た時の感動を裏切らないツワモノのまま我が家で鎮座しているのだ。
日本の技術って凄い!
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