書籍・映画・番組: スグレモノ語り

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2024年10月01日

将軍 SHOGUN

一月ほど前にディズニープラスでほぼ一気見に近い感じで見ました。

昔子供の頃にテレビでやっていた同タイトルのドラマシリーズと同じ原作からのリメイクになりますが、完成度の高さ、クオリティ、面白さの点でも最近のエミー賞記録的各賞受賞がうなづけます。

少し派手目な残虐シーンが入ることが多いのは最近の配信ドラマの傾向かと思いますが、出てくる頻度はともかく筆者はむしろリアリティあるように感じました。そういうのが苦手な人は一瞬目を背ける必要があるかもしれません。

続編も制作中ということなので、そうなったらまたディズニープラス加入しようかと思ってます。

まだ観てない方は是非見てみて下さい。

https://disneyplus.disney.co.jp/program/shogun

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2024年02月01日

芝園団地に住んでいます

この本は、昔からある団地に徐々に中国人をはじめとする外国人が入居し、日本人住民が「マイノリティ化」する過程で起こる心理的、文化的軋轢を描いています。

著者自身がこの団地の住民となり、両方の視点を行き来しながら、トランプ現象にもつながる人間の本質にも触れる考察にハッとさせられます。

なかなか面白くオススメです。

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2024年01月01日

DIE WITH ZERO

タイトルから「多額の金を残して死ぬな、使い切れ」というメッセージは容易に想像できます。

「でもそれは何故なのか、なんのためなのか？」
「ではいつ何に使うべきなのか？」
「どうやったらちょうど使い切ることができるのか？」

と言った論点について説得力のある持論を展開しながら、結局筆者が伝えたかったのは「人は何のために生きるのか？」という哲学的な問いに対する答えなんだと思います。

そして筆者にとってその答えは極めてシンプルなものです。

ネタバレになるので、細かくは書きませんが、少なくともカネのためではないはず、という主張です。

筆者は経済的に大成功しているのですが、だから言えるんだろ、という反論も強く意識しながら書いています。

私は「ではいつ何のために使うべきなのか？」についてが心に残りました。勿論何に使うかはその人の価値観やポリシーによる所が大きいのですが、いつ使うかについて「確かにその通りだ」と目から鱗が落ちました。

私の行動も少し変わってきました。

いい本です。

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2023年02月01日

おもろい話し方

新聞広告を見て興味を持ち、買って年末年始実家で読みました。

いかに会話を面白くするかをパターンごとに例を盛り込みながら解説した内容です。

要はスキルにあたるので、練習しない限り本を読む読んだだけではオモロくはなれませんが、「なるほどなぁ」と思わせてくれる情報が満載です。

例を読んでるだけでニヤっと笑ってしまいます。

気の利いた関西人なら「そんなん常識や」と言う人もいるかもしれませんが、大半の人には読むだけでもおもろいし、ここだけは使ってみようというコツもあるのではないでしょうか。

筆者も自分にあったテクニックだけ取り入れよう、と書いています。

おもろい話し方芸人だけが知っているウケる会話の法則 [ 芝山　大補 ]

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2022年01月01日

きのう何食べた？

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

いつだったか、暇つぶしにNetflixを観ていたらこのドラマに出会いました。

ゲイカップルの日常を料理を交えて描くドラマですが、親の健康問題やらゲイカップルでも我々と同じ日常、問題や悩みを抱えて暮らしていることがよくわかります。
料理を美味しく作る弁護士のシロさん、それをいつも美味しそうに食べるケンジの二人暮らしが絶妙なテンポで進みます。
二人を取り巻く人達も多彩で飽きません。

すっかりはまってしまい全話見終わり、シロさんケンジロスだったところになんと映画が公開。この映画の番宣的にNetflixでみることができたのかも。
でもこのドラマに出会えて良かったです。
オススメです。
原作はマンガであることを最近知りました、マンガも読んでみたい！
シロさんの料理本もありました。

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タグ：きのう何食べた？ドラマゲイ

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2021年11月01日

LIFESPAN（ライフスパン）老いなき世界

新聞に広告が出ていたのを見つけて買ってかなり時間がかかりましたが最近読み切りました。
高名な科学者とのネットワークも豊富で、研究の最前線にいる一流の科学者が書いた本です。

ちょっとかいつまんで下の3点の「超訳」してみましたが、これだけで興味を大いにそそる内容です。

「老化を病気と捉えるだけで健康寿命を伸ばし医療費も削減できる」

「老化を遅らせる、もしくは若返らせるために必要な生活や摂取物質がわかってきた」

「このような時代に応じた社会の大変革が必要」

上の2点目については具体的なサプリメントも書いてあるのでそのうち「NMN」を購入して服用しています。

また、日本が国家としてこの「未来」を先取りできたら、時間はかかるでしょうが今の閉塞状態に少し風穴をあけられるのではないかと思います。

誰でもたとえ寿命は延びなくても「死ぬまで元気」でいたいはずですですよね。ぜひ読んでみてください。

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タグ：老いなき世界ライフスパン LIFESPAN デビッド・A・シンクレア

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2021年09月01日

はたらく細胞

会社の同僚に「面白いし、毎日身体がどう働いてくれているのか勉強になりますよ」と教えてもらい、どハマりしてしまったアニメ「はたらく細胞」。

赤血球や白血球、キラーT細胞やマクロファージさんがキラキラお目目のキャラクターで私達の身体の中でどのような働きをしているのか、熱中症や花粉症などと具体例を用いて教えてくれます。
このアニメを見てから、身体のことをより一層考え、感謝しながら毎日過ごしています。

今は「はたらく細胞BLACK」をみていますが、酒やタバコ、ストレスによって細胞にブラックな職場環境を与えていることが分かり、心が痛みます。

コロナ禍もあり、コロナに感染すると身体の中はどのようになるのか、インフルエンザの回を観ると想像が容易くなります。
オススメです。

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原作は漫画です。

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タグ：はらたく細胞

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2021年08月03日

事実に基づく名画：「グリーンブック」「42」

差別と闘うアメリカ黒人の物語2本を立て続けに観ました。
どちらも評判通りの名作だと思います。

42 世界を変えた男
メジャーリーグ初の黒人プレーヤー、ジャッキー・ロビンソンの物語です。現代から見るとかなり露骨で酷いアメリカの戦後の人種差別に耐えながら、後続のためにも一時代を築いた彼の活躍が痛快なストーリーです。

初の黒人プレーやーの引き金となった、ドジャースGMのリッキーは彼をメジャーに引き入れた理由をビジネスと言っていました、でも本当は、過去に黒人の友人を助けられなかったことが悔いとして残っていたのが真の理由でした。
周りの選手も最初は拒絶姿勢でしたが、ジャッキーをチームメイトとして、仲間として受け入れた時から差別と闘う側に回りました。

グリーンブック
アメリカの60年代の人種差別がまだ強く残る南部にツアー予定の黒人ピアニストに運転手兼用心棒として雇われた白人男、トニー・ヴァレロンガとの何ともとも言えない人間ドラマです。
高等教育を受けた孤独な黒人と、知性は高くないが家族と約束を大事にするイタリア系の組み合わせが痛快です。

トニーも最初は黒人に対して偏見を持っていましたが、旅をする中で彼のことを知るに至り、契約上の責任からというよりも、自分の信念からドン"ドクター"シャーリーを守ります。

2本とも、自分自身が差別を受けたり、仲間が差別を受けて初めて真剣に差別と闘うことを考えるのが普通の人間なのだと思いました。

やはり綺麗事で差別反対と言ってるうちはまだまだ底が浅く、日本人の大半は自分も含めてそうなのではないかと改めて思わされるいい映画でした。

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タグ：グリーンブックジャッキー・ロビンソン 42

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2020年01月01日

キングダム

映画にもなったので、もうかなりメジャーな存在ですが、改めてこの漫画、久々に「続きが読みたい！」と思えたスグレモノなので紹介します。

紀元前の中国を舞台にした戦乱とそこに生きた武人を描いています。

ジャンプの連載ではなく、単行本の新刊が出るのを3ヶ月ほど待って読んでます。

古文書に記された時点で多少の誇張はあるだろうし、漫画で更に脚色してるとしても、実話好きな筆者としては、下記のよう驚きを感じながら愛読しています。

「こんな壮大なことが実際にあった」
「こんな時代に既に戦略や戦術がそこまで体系化されていた」
「そんな時代の戦場の数々を死なずに成長し続けた猛者たちがいた」
「こんな問題意識をこの時代の人たちが既に持っていた」
「そんなこんなが長期連載漫画にできるほど長く記録されていた」

登場人物の性格もいいバランスで織り込まれていて、物語としても楽しめる内容なのでまた「次が読みたい」になってしまいます。

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タグ：キングダム漫画コミックジャンプ

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2019年11月07日

事実に基づく名画インビクタス/負けざる者たち

ラグビーワールドカップの余韻が残る先週末、クリント・イーストウッド監督の「インビクタス」を観ました。

これは一年後に南ア初開催のラグビーワールドカップを迎えるタイミングでマンデラ大統領が誕生したところから始まる実話に基づく物語です。

当時、同国ではラグビーは白人のスポーツとして黒人からは敵視の的、代表チームは敗戦続きで白人からも先行きを絶望視されていました。

そこから決勝までの道のりが、困難の最中にあった南アの変化と共に重層的に描かれて最後に何とも言えない感動が残りました。

これは最高の、そして特に今が見頃の映画だと思います！

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タグ：インビクタス Invictus クリント・イーストウッドラグビー南アフリカ南アマンデラ大統領

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