とあるガールズヘブン店長ブログのお題への回答。
「ちゃんと彼氏やってよ!!」
いつかお付き合いした彼女に言われた言葉です。
当時、彼女とお付き合いをしてた時は、マンガを描いては編集さんにダメ出しを頂く生活で、ネットなんて遠い彼方で存在を知る程度の認知度。
手描き原稿にFAXで打ち合わせが主流でした。
確か32〜36ページの読み切りに必要なスクリーントーン代が4〜6万ぐらいかかってたと思います。
深夜のコンビニバイトと絵描きとお付き合いだと全然お金が足りない。
なので慎ましやかなお付き合いになる。
マンガ描きの習性なのか、記念日・誕生日などが締め切りに思えることもしばしばあったりした。
今月はお金ないから誕生日は我慢して欲しい。
などと言っておきながら、直前に思い直して小品と手描きのメッセージカードを添えて渡したり、彼女の視点になれば結構な気まぐれで振り回してたなと思う。
それから数年。
まさか風俗で働く事になっていようとは夢にも思わなかった。
何だかんだと10年近くも業界に居れば、10代20代の若い子が入ってくる(ちゃんと高校は卒業した10代です)
そんな彼らからしたら、どうやら自分は『サイコパス』やら『シリアルキラー』の類に見えるそうです。
た だ の 寝 不 足 な だ け な の に
笑いとか涙に無縁に見える冷血漢のように思われがちで、またそう見えるように営業スマイルと鉄仮面で隠してますが、本当はタモリ倶楽部とラーメンズが聖書なくらい頭の中はくだらないことでいっぱいなのです。
高倉健の皮を被った堀内健のようなものです。
シュール過ぎて扱いに困るとか、リアクションに困るとかは日常茶飯事なのです。
件の彼女とも、69の最中に枕元にあったムヒを彼女のア●ルに塗ってみたこともありました。
「アンタ何してんねん!!」
「つい、好奇心から・・・」
「ふ ざ け ん な !!」
「そんな大げさな・・・」
「アンタにも塗ったる!!」
ぬり。
「・・・」
「・・・」
「?・・・別に何とも・・・」
「その内分かる・・・」
「あっ!!あーーーーーーーーーーー!!あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
「ほらな」
『清貧尊ぶ』の中にも、女子力はきちんと保つ清楚で大人しい彼女なだけに大変驚いた。
その後、正座をさせられて怒髪天を突く説教を喰らいました。
色々と不満を抱えていたのでしょう。
「ちゃんと彼氏やってよ!!」
魂からの叫びを聞いた。
ちゃんとした彼氏とは一体…?
あれから時々思い出しては、映画やドラマのような振る舞いをこっそり練習したりシュミレーションしてみる。
練習してみるが、最後的にコントになってしまっている。
男女の仲の難しさを知る。
ちゃんとした彼氏とは一体…?
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2019年11月17日
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