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「人」に関する雑学まとめ、死ぬときに一番最後まで残っているものなど

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現代人の脳の大きさは平均 1450ccです。脳の大きさは男性で 20歳。女性で 18歳で完成します。20歳辺りで完成した脳はおよそ 50歳まで変わりません。

日本人の脳の重さは男性で 1350~1400g。女性で 1200~1250gと、女性の方が平均で 150gほど軽くなってはいますが、単純に脳の重さ=知能ということではありません。

脳はたしかに、最も大切な働きをしていると言えます。しかし、脳の重さ=知能であるならば、象(4000g)やクジラ(7000g)が人の何倍も優れているということになりますし、「相対性理論」で知られるアインシュタインの脳の重さは 1230gと一般男性と比べて軽い方だったことも有名な話です。

女性の脳はたしかに男性と比べて軽いですが、単位体積あたりの脳細胞やニューロンの数は男性よりも多いことが分かっています。ニューロンの総数は全体としてみて、男女差はそれほどありません。


人が死ぬとき、聴覚が一番最後まで残っている死の順序は、「瞳孔散大(目の瞳孔が5mm以上開いている状態)・対光反射消失」→「呼吸停止」→「心停止」→「すべての細胞が死亡する」です。

呼吸が停止する=死だという解釈をするのが一般的ですが、順序を見てわかるように、呼吸停止は心停止の前段階です。心臓の停止は呼吸停止から数分後、細胞の死はその後です。

人の聴覚は、最後の時まで聞こえているといいます。死の順序を見てみても、これは十分にあり得る話です。心停止・呼吸停止の状態から復活した方が後に、「会話が聞こえていた」と話していたというご家族の話もあります。

呼吸が止まってしまうと、「亡くなった」「もう声は届かない」と思いがちですが、聞こえている可能性が高いので、声をかけてあげてください。


母乳は成分が変わる母乳は初乳、移行乳、成乳と3段階変化します。

初乳には、多量の抗体や成長因子など、生まれたての赤ちゃんにとって必要なものがすべて含まれています。初乳は数週間後に移行乳へと変化し、量や色、成分も変わっていきます。

移行乳では脂肪分や糖分が増加します。そして、移行乳は数ヶ月後に成乳へと変化を遂げます。成乳は移行乳と比べ、サラッとしていて、たんぱく質やビタミン、ミネラルがたくさん含まれています。


肌は毎月新しくなっている。骨は3年に一回新しくなっている肌のターンオーバー(生まれ変わり)の周期は、1ヶ月から1ヶ月半です。

肌の表面にある肌層はアカとなって剥がれ落ち、真皮層で生まれたキレイな肌が約1ヶ月をかけて表皮、つまり肌の表面に出てきます。

また、骨も約 3年に一回新しく生まれ変わっています。
骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞の二つが交互に活動することで、毎日骨は少しずつ作り変えられているわけです。

【骨の生まれ変わり順序】
1.血液中の破骨細胞が、骨にくっつく
2.酸や酵素を出して骨を溶かして消える
3.骨芽細胞が現れて、コラーゲンの芯を作り、のりを塗る
4.カルシウムが付着し、新しい骨ができる。




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