越生のトレイルの1周10kmを周回する練習会です。
最初は阿蘇ラウンドトレイルで知り合った女性から誘われてHPを見てみたら、知り合いが主催していたので申し込んで参加しました。
「ガチな人はいないよ」「トレラン初心者でもOK」「テントも軽食も準備してるよ」「最初の1周はみんなで下見するから安心だよ」
などなどの主催者の優しい言葉で、すっかり心がゆるーーーくなったまま参加。
参加者34人。女性は13−4人。
まず当日受付に行くと、3人に1つの割合でテントが用意されていて、なんと持参するべき荷物に入っていた寝袋も一人1つずつ準備されていました。
主催者、参加者を寝かす気満々です。
スタートが9日(土)15時。
34人+スタッフ数人で出発します。
コースはゆうぱーくおごせ→さくらやま→大高取山→桂木観音→ゆうぱーくおごせ。
事前にGPXデータをDLするように推奨されていたので、わたしはYMAPにインポートしておきました。
とはいえ、昼間のうちにしっかりルートを景色で覚えておきたいなぁと思っていたら、スタッフの方が点滅赤ランプを所々に設置してくれたので、かなり安心です。
台風の影響か倒木がありますが、コースには影響なしです。
道路整備もなかなか進まないエリアも多く、エスケープルートも確保できないトレイルコースも多い中で、安全なトレイル練習ができるのは本当にありがたいです。
1周10kmだし、このコースは個人練習にも使えそうです。
昼間走って、夕方お風呂に入って、施設内のレストランでビールと食事すれば日帰り練習が可能です。
桂木観音の境内から階段を降りると、公衆トイレと自販機と見晴台があって、大きなカマキリがいました。
一周して戻ると、エイドにおいしい葡萄やら温かい豚汁が用意されていました。
このエイド食は周回する毎にメニューが増えていき、トロトロに肉が溶けるほど煮込まれたカレー、うどん、炊き込みご飯や混ぜご飯のおにぎり、おいしい漬物…。と自分で持ってきた食料が必要ないほどでした。
豚汁やカレーは、ガッついて食べてしまったので写真に残す 余裕がありませんでした。
3周目が終わってカレーやうどんをいただきましたが、かなり気温が冷えていてすぐに上着を着ないと寒くて震えるほど。
そんな中、いただいたのはホットワイン♪♪
コンロに湯を沸かして、ホットワインを湯煎で温めてくれました。
もう、これがものすごくおいしかったです!!!
これはエイド食というよりも、スタッフの方の差し入れ的な存在みたいで、開封こそされていましたが、残りの全てを友達と私で飲み尽くしてしまいました〜。
本当にありがとうございます。
とてもおいしかったです。
お腹もホカホカになって、このあとに4時間ほどしっかりと睡眠を取りました!
エイド食の話をすると、主催者によれば「当初はカップラーメン程度しか準備する気がなかった」というのですが、蓋を開けてみたらものすごく豪華。
どうやら、予想していた以上に参加者が増えたので、「見切り発車で準備した」とのこと。
テントや寝袋も見切り発車の賜物ですね。
これで参加費が2000円。絶対に赤字でしょう。
というわけで、募金箱が用意されていました(笑)
参加者はみんな妙に納得した顔でうなずいていました。
わたしは帰るときに募金したのですが、募金箱は揺らしても音がしません。
みなさん大人なのでどのくらいの赤字なのかザッとわかっているのでしょう。札しか入れていません。
さて、コースは周回コースなので、時間と共に同じ景色でも雰囲気が変わります。
この場所はコース上最高標高地点からの景色。
まずは1周目の夕暮れ時。
2周目の夜になってから。夜景がきれいです。
で、これが4周目。明けて10日の明け方。日の出です。
雲が多くて太陽が見えたのはずっとあとですが、きれいな夜明けでした。
エイドでコーヒーをいただいて、保温水筒に入れて夜明けを見ながらコーヒータイムです。
コースの最後の方の桂木観音の下の見晴らし台でも夜明けの景色がきれいでした。
街が朝靄の中に隠れていて、とても幻想的でした。
最初は景色に見とれていましたが、よく見ると何か変です。
朝靄の中の街に、煙突? 細い鉄塔? の数が多すぎます。
↓ ↓拡大して見るとこんな感じ ↓ ↓
不思議です。
蜃気楼の一種でしょうか?
この日は昼間にお台場の公園で駅伝に出ることになっていたので、パンダの衣装と共にその足で越生→お台場へ移動しました。
お台場のガンダムです。
帰りに見た海。
この日は山も海も見た日でしたが、やっているのはランニングだけという、暇人な過ごし方でした。
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