去年のUTMFに当選したときには「女性はほとんどが当選する」と言われていたので、今回も出せば当選するかと思いましたが、やっぱりでした!
でも、今回は女性でも落選の方をお見かけするので、女性の倍率も上がったのかも……。
ロングトレイルの女性人口が増えたのですね。
ロングレースでは他の女性の粘り強さに引っ張られてがんばれることが多いので嬉しいです。
でも、当選しておきながらなんですけど、いまちょっと悩み中。
UTMF2020は4月24(金)−26(日)に開催。
で、出たいなぁと狙っている「阿蘇ラウンドトレイル(ART)」が2週間後の5月11−12日なのです。
ARTは、阿蘇の地震で崩れた山道の復興次第でコースが決まるみたいで、私が出場した2018年の第2回目は109km、今年は121km。
来年はもう少し伸びるのでしょうか?
きちんと整備されたら、いつかは阿蘇外輪山をグルリと一周して100マイルになるのでしょうか?
ものすごく楽しみです。
せっかくだから、100マイルになるまでの歩みも見届けたいというか、それまで参加したい。
そのために、去年にやってしまったのがUTMF&ARTの2セットです。
去年は4月と5月なので、2週間しか間が空いてないとは気付かなくて(カレンダーや手帳がマンスリーのものを使っていたので)、申し込んだ後に人に言われて気付いたという…。
どうにか、どちらも時間ギリギリで完走はできたものの、なんというか…。
とにかく眠かったというか、UTMFの記憶があまり残っていないというか、それは後のレースになったARTに上書きされてしまったのか、単にUTMF中が眠かったせいなのか…。
こうしてレース中に撮影した写真が残っているので、その景色は見直すことができるのですが。
UTMFで使った44時間もの時間が、ほとんど「暑かった」「眠かった」「富士山をお腹いっぱいになるまで見られた」という記憶しかなくてもったいなかったなぁと思うのです。
もっともっともっと、いろんな記憶があったはずなのに、本当にもったいないのです。
例えば道中で人たちから応援されたり、応援やボランティアをやっている知り合いからメッセージをもらったり、どのくらい辛かったのか、とか、コースはどこののぼりがどうで、下りがどうのこうの〜とかあると思うのですが、ほとんどコース上の記憶がありません。
うっすらとモヤにかかったような感じです。
2週間後のATRの記憶に上書きされてしまったというか、阿蘇の記憶が強烈というか、去年は阿蘇のコースの方がが辛かったのか、単にUTMF中はずーーーっと眠くて半分以上ボケボケと寝ながら歩いていたのか、よく分かりませんが……。
せっかくの100マイルが本当にもったいないことしたなぁと。
2018年は、UTMFはずーっと晴れていましたが、ARTの方は写真に残っているのは快晴ですが、このあとに嵐にになって道はグチャグチャドロドロ、気温がだだ下がりして初めてエマージェンシーシートを使用しました。
アレ使った人は、ハセツネなんぞでは使用後に体に巻き付けてモシャモシャ音を立てて走っている姿を見ますけど、これまではなぜたたみ直さないのか?面倒くさいのかな?と勝手に思っていたけど、使ってみて分かりました。
たたみ直せないのです、表面がツルツルで滑ってなのか、薄くてクシャクシャになるからなのか分かりませんがたためないし大きいので仕方なく体に巻き付けて走っているのです。
超納得。
…で、さて、どうしましょう。
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