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2021年08月17日

感想52 「祟られ屋 黒染十字」その呪い、引き受けます・京の都に天狗は踊る 敷島シキ





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どうも、梅ゆかり母さんです。
「祟られ屋・黒染十字」2冊 敷島シキ著

一冊ずつ感想を書いたほうがいいのかもしれない。
ブログ的に、記事数が増えるから。
でもまぁ、一気読みしたので、どうしても続きにしか思えず、
一緒に感想を書きます。

あらすじ(は別々に書きます)
「〜その呪い、引き受けます」
カウンセラーの白崎は、摂食障害の患者から逆恨み的な恨みを買う。
ものすごく激しい恐怖というよりは、日本的な陰湿な恐怖を感じ、逃げ惑っている最中に、
白崎の患者の一人と出会い、祟られ屋の存在を知る。
半信半疑で祟り屋と接し、見事自分の祟りを払ってもらった白崎は、
祟り屋である、黒染を手伝うことになる。

「~京の都に天狗は踊る」
カウンセラー白崎と、祟られ屋黒染の前に、黒染の元同僚ダンテからの依頼が舞い込む。
「京都に天狗が出た」というので、二人は京都へ向かう。
京都出身の白崎は、京都にあまり関わり合いたくないのだが、
黒染だけでは不安もあるし、そもそも天狗というものにも興味がわき、京都へ
そこで、白崎は自分の過去と決別することになる。

とまぁ、ざっくり言えばそんな話。

怪奇もの。です。妖怪などなどが出てくる話です。たぶん
「お祓い」というものに特化した黒染が古今東西の術を駆使して依頼者にかかった呪いを祓う。
という話ですが、黒染が人間的思考の持ち主でないので、
白崎という凡人がついている。という、ありきたりなセットなんですが、
白崎があまりにもワトソン的でなく、一人身勝手に病んでいるので、
ダンテという人が追加されている感が否めなかった。

黒染と同行しながらも、なぜか自分のことになると否定的な白崎に、
いい加減にしろ。と言いたくなる。
これが二作一緒にした理由。
もうねぇ、二作目ですよ? いいかげん、うじうじと煩い奴だなぁと思うわけですよ。
ただ、そうでなければ話にならないでしょ。
そうでしょうけど……しつこい。

呪いを祓う話なんてのはいろいろあって、もうほとんどないのじゃないか?
って思ったけれども、自身に祟りの矛先を向けてから、
その呪いを祓うなどというのは、ちょっと新しいかな。いや、前にもあったかな?
私の知る限りではない気がしますが。

丁度、入院中に読んだ本で、一日一冊は読める程度なのですが、
……病院ですよ。夜ですよ。
本の中も、夜の病院で、まぁ……うーん
怖くはないよ。だって、あり得ないし
とは思ってみても、ふと、辺りの静けさが怖い(笑)

ホラーものを夜の病院で観てはいけないようです(笑)

ライトホラーというのでしょうか?
想像力をあまり使わずに読んだせいでしょうか?(怖がってんじゃん)
ガツンとくるものでもなかったし、陰湿なこともなかった。
霊的なホラーというよりは、妖怪に近いような……
でも、呪いは、人が生み出したものでしょうからね、霊なのかな?

わりと身近なホラーだったりするので、
まぁ、そうなるよねとか、
なるほど、そういう回収をしたんだ。
と勉強になった。

何せ、摂食障害からの呪いからのエクソシストとか、
こっくりさんからの天狗からの悪魔だのって、
スケールが大きすぎる(笑)
だから、最後の方、ちょっと苦笑してしまったが、
そこまで広げるんだぁって(笑)

でもまぁ、そういう事にすると、納得することもあるから、いいのかな?

極論ではあるけれど、でもそう考えれば、なんか、治療できるんじゃないかな?
と思ったのは、あなたは誰かに祟られている。だから、
醜い姿だと言われている。その呪いを解くには、体から出さなければならない。
とか言って、何とか、摂食障害者に食べさせる方法はないものだろうか?
まぁ、私の言い方だと、吐きだしてしまいそうだけども……
どうなんだろう……こういう、変なもの(おいおい、祟られるぞ)でも使ってでも、
それが治るなら、やってみてもいいかも。
なぁんて、医療も何もわからないがそう思った

まぁ、大多数の人が、夜の病院でホラーものを読むことはないだろうが、
ライトだろうが、何だろうが、夜の病院で、夜の病院が舞台のホラーは、










(笑)wwwwwwwwwwwwwwwwwww





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