その間たくさんの特集が組まれ、最近でもNHKのSONGSでホイットニーの特集が組まれていました。
彼女の名曲がたくさんテレビで流れていましたが、 ホイットニーとマライアのデュエット を紹介した番組は皆無に等しかったです。
世界を代表するディーバであるホイットニーとマライアの世紀のデュエットは、ホイットニーを語る上で欠かすことのできないものだと私は勝手に思ってます。
今日はホイットニーとマライアについて語ってみます。
まず、マライアが先月ホイットニーの追悼ビデオを制作しているのでご覧ください。
有名な話ですが、この2人には 不仲説 があります。
というのも、 ホイットニーは85年にデビューし全米1位を連発して世界を代表するディーバになりました。
その後、ホイットニーと同タイプの マライアが90年にデビューを果たし、これでもかと全米1位を記録し、あっという間にホイットニーやマドンナなどの記録を塗り替え、史上最も全米1位を記録した女性歌手になっちゃいました。
というわけで、マライアがホイットニーの記録などを簡単に塗り替えちゃったり、様々な歴代記録も作っちゃったから、マスコミがホイットニーはマライアのことを快く思っていないと報道したりするようになりました。
同タイプの歌手であり、2人共世界的なスーパースターでライバルであるということが、いつしか不仲説と呼ばれるようになった、みたいな感じでしょうか。
そんな2人のデュエットが1998年に実現します。
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大物ディーバの共演、大袈裟にいえば、最も歌唱力のある2人の共演ということで 世紀のデュエット といわれました。
ちなみに、このデュエットはディズニー映画「プリンス・オブ・エジプト」の主題歌で、ベイビーフェイスという大物プロデューサーを迎えてつくられました。
2大ディーバの共演を企画した映画の監督がいうには、ホイットニーにはマライアが一緒に歌いたがっていると伝え、マライアにはホイットニーが一緒に歌いたがっていると嘘の電話をかけたといっていました。
不仲といわれていた2人ですが、この共演をきっかけに意気投合し、その後、それぞれの本人名義のCDアルバムのジャケットで色違いの服を着たり、シングルCDの構図を同じにしたりと、お互い仲良くやっていたと思います。
結局、ホイットニーは麻薬などで自滅していき、第一線から消えていきました、そして一応復帰しましたが今年亡くなりました。
一度広まった不仲説はなかなか無くなりません。
無くならないというか、ホイットニーとマライアが仲悪いことは常識みたいになってました。
ホイットニーが亡くなった後、マライアがホイットニーについて尋ねられてこういいました。
「ホイットニーと私は周りから勝手にライバル扱いされてきた。たぶん誰も私たちの関係を理解することはできないでしょうね」
重い言葉だ。
どうせ仲悪いと思ってるんでしょ?とでも言いたげなマライア。
ホイットニーの葬儀でスティーヴィー・ワンダーやアリシア・キーズなどの大物歌手が追悼パフォーマンスしてました。
パフォーマンスとかする予定のない有名人はほとんど葬儀に来てませんでしたが、マライアは葬儀にひっそり参列していました。
こういうことから、やっぱり不仲じゃなかったんだろう、と私は思ったわけですが、真実は誰もわかりません。
でも、上記のマライア側が制作したホイットニー追悼ビデオを見るとやっぱり仲良しにしか見えないですよね?
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