クラシカル・クロスオーバー っていう ジャンル 知ってますか?
日本でいうと 「千の風になって」の秋川雅史さん がこれにあたります。
ケルティック・ウーマン や イル・ディーボ もクラシカル・クロスオーバーといっていいと思います。
現在は、こういう系の歌手が世界中の音楽チャートにランクインすることは珍しくないのですが、約20年前は考えられませんでした。
クラシカル・クロスオーバーの火付け役は、1996年にサラ・ブライトマンが 「Time To Say Goodbye」 を歌ったことです。
厳密にいえば、アンドレア・ボチェッリのイタリア語の曲を、一部英語に書き換え、アンドレアとサラ・ブライトマンがデュエットした、というのが正解だけど・・・。
なんとこの曲は世界で 約1200万枚 以上売れていて、 世界で最も売れたシングルランキング で第13位という大ヒット曲。
というわけで、「Time To Say Goodbye」は日本人でも聴いたことがあると思います。
この曲の大ヒット以降、触発されたように同ジャンルの歌手が次々と現れることになります。
キャサリン・ジェンキンス や へイリー・ウェステン など、素晴らしい人気歌手が続々と誕生していますが、やっぱりサラ・ブライトマンには及ばないというのは誰もが思ってることだと思います。
個人的にクラシカル・クロスオーバー系の歌手は、名曲をいかにカバーするかというのが実力の見せ所だと思います。
基本的に、このジャンルの歌手はみんな超実力派ばかり、しかも名曲のカバーばかりなので、どの曲も当たり前に最高なんです。
カバーが多い、つまり、必然的にクラシカル・クロスオーバー系の歌手たちは、それぞれ同じ曲をカバーすることが多く、同じ曲を聴き比べることができます。
聴き比べると、同じ曲でもやっぱりサラ・ブライトマンのバージョンが最高って思うことが多いんですよ(個人的な好みの問題かもしれないけどね)。
それくらい、サラ・ブライトマンっていうのは、この分野で突出してる歌手、そう思います。
50歳過ぎてるとは思えません(笑)
近年はエレクトロポップとか電子音とか、アメリカに限らず世界中でそういう音楽が人気ですが、そういう時代だからこそ、現在クラシカル・クロスオーバーは魅力あるものになっています。
最近では、ジャッキー・エヴァンコちゃんっていう子どもがデビューし、アメリカでアルバムが売れました。
しかもこの子すでに2回くらい来日してコンサートもやってます。
どんどん優秀な人材が出てきているのでクラシカル・クロスオーバーの人気は今後も続きそうです・・・。
とりあえず、ここまで書いた情報だけではサラ・ブライトマンは日本とちっとも縁がなさそうですが、
1991年に紅白歌合戦出場したり、テレビ朝日のサッカー中継で「クエスチョン・オブ・オナー」が使われているのでこの曲は日本でも有名だと思います。
さらに、「ミュージック・ステーション」にも出演したことがあったりと、何度も日本に来日しています。
興味ない人は見向きもしないが、ハマル人はとことんハマルのがクラシカル・クロスオーバー!!
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