2014年10月11日付の全米アルバムチャート(Billboard 200)で、 Tony Bennett (トニー・ベネット) & Lady Gaga (レディー・ガガ)のコラボ・アルバム『Cheek to Cheek』が全米1位に輝きました。
今のところ、アメリカで1位、イギリスで10位となっています。
もともと、ケニー・チェズニーの新アルバム『The Big Revival』が全米1位を獲得するだろうと予想されていましたが、それを覆し、トニーとガガのコラボ・アルバム『Cheek to Cheek』が全米1位となりました。
売上は、
『Cheek to Cheek』 約131,000
『The Big Revival』 約130,000
と、かなりの僅差です。
3位には1週早くに発売されていた バーブラの『Partners』 が約127,000を売上げています。
バーブラ・ストライサンドは、もう少しで2週連続全米1位でしたが、惜しかったですね。
さて、ガガがアルバムで全米1位を獲得したのは『Born This Way』、『Artpop』に続いて3作品目となりました。
そしてトニー・ベネットは今回の全米1位を88歳で記録。
これまでの自身の記録を上回り、アルバム全米1位の最高齢記録更新です。
アルバム全米1位の最高齢記録を塗り替えているトニー。
とても長いキャリアの持ち主ですが、実際は、アルバムで全米1位をほとんど獲得したことがありません。
トニーは2011年にデュエット・アルバム『Duets II』をリリースし、全米1位を獲得し当時の最高齢記録で話題になりました。
『Duets II』はデュエット相手が、エイミー・ワインハウス、マイケル・ブーブレ、キャリー・アンダーウッド、ノラ・ジョーンズ、シェリル・クロウ、アレサ・フランクリン、レディー・ガガ、マライア・キャリー、フェイス・ヒル、ジョン・メイヤーなど、強烈なメンツだったので当然といえば当然の全米1位。
そして『Cheek to Cheek』は、トニー・ベネットとレディー・ガガの名義でアルバムリリースし、全米1位記録し、最高齢記録更新。
トニーは凄いぜって感じですが(実際に凄いアーティストです)、アルバム全米1位となると、全米1位獲得したのは、(私の調べでは)この2作品のみで、ソロ名義のアルバムは長いキャリアを見ても目立った成績はありません。
ジャンルのせいというのも理由だろうけど、アルバムのチャート成績や売上といった数字で見ると、全くこれといったものがないです。
あくまでもアルバムの成績を数字で見ると、です。
シングルとなると、50年代に3曲全米1位を記録しています・・・。
しかし、グラミー受賞回数や、他のアーティストからのリスペクトされ方とかは、かなり凄いです。
トニー・ベネットはそういうアーティストなのでしょう。
逆に、かなり売れてても、音楽的な評価がイマイチな人たちが最近は多いような気がします・・・。
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