久しぶりに毎週見ている連ドラだ。
各回、何が起こるかをダイジェストで示す。「太陽にほえろ!」みたいで懐かしいし、伊藤沙莉のナレーション含め紙芝居を見ているような感覚もある。各回のエンディングも新しい映像が加えられていて楽しい。
ドラマはセリフのジャブが続く。少しずつ少しずつ登場人物の心が見えそうになるが見えないのだ。
設定としては神山町・富ヶ谷付近から代々木八幡・代々木上原エリアの物語と思われる。
とわ子も元夫たちもそこそこ成功している人たちなのだろう。とわ子があげまんなのかもしれない。
それにしても元夫たちが徐々に仲良くなってきて今では微笑ましい限りである。特に最初の夫・八作のキャラが笑ってしまうほど良い。そして八作を演じる松田龍平と石橋静河のツーショットを見ていると映画『ア・ホーマンス』が思い出されグッとくる。
グダグダでどうでもいいような会話の恋愛ストーリーかと思いきやとわ子が社長を務める建築会社・しろくまハウジングの描写も細かく楽しめる。ここでもセリフには表れない深層心理が表現されている。特に近藤芳正、高橋メアリージュン、弓削智久が演じる社員三人の働きぶりも見どころなのである。
昨日の第6話で一つの章が終わりだという。
唐突に来る別れの中に登場人物たちの人間味を見たような気がした。
そして、唐突に1年後。
彼らにどんな続きがあるのだろうか。
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