「ドクターX」「刑事ゆがみ」「陸王」などどれも見応えがあった。
「ドクターX」はさすがの安定のマンネリ感である。全国的のこのマンネリ感は最大の魅力だろう。ただ、少々「敵」が弱くなってきているような気がする。もう少し最強デーモンを追い詰めて欲しい。また、永山絢斗が演じた新米医師・西山が重い家族の関係を背負いながらも医師としての大門に憧れていく姿が良かった。
「刑事ゆがみ」はとても面白いドラマであった。脚本は倉光泰子、大北はるか、藤井清美のお三方。なかなか陽のあたらない人々の生活に光を差し込みながら過去に起きたある事件と現在を繋いでゆく。飄々としながらも重いものを背負って生きている刑事・弓神を演じた浅野忠信、プライドが高いが少しずつ弓神に影響されながら確かな感覚を身につけていく刑事・羽生を演じた神木隆之介。続編を観てみたいコンビである。また、ほとんど声を発しない謎の美少女を演じた山本美月がとても良かった。
「陸王」は木村拓哉主演「華麗なる一族」から続く安定のマンネリ大作。期待通りの何度も訪れる危機。それを何度も乗り越えるチーム。「ルーズヴェルト・ゲーム」の野球描写に続く陸上描写が良い。役者ではない人への演出も良い。俳優陣は誰もが光っていたが特に山?ア賢人が良かった。
今年はどんなドラマを観ようかな。
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